子どもから大人まで幅広い世代から愛されている「じゃがいも」ですが、私もじゃがバターやカレー、フライドポテトなどのじゃがいも料理が大好きなので、じゃがいもが旬を迎えると、ついつい大量購入してしまいます。

 

ですが、昔から「じゃがいもの芽には毒がある」と言われており、じゃがいもを扱うときは用心しているという方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、じゃがいもの芽とは、いったいどの部分のことを指しているんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

 

そこで、今回はじゃがいもの芽とはどの部分でどこまでのことを指しているのか、発見した時の正しい取り方や食べたらどうなるのかについてご紹介します。

 

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じゃがいもには、「め」と呼ばれる部分が2つあることをご存知ですか?

 

ちょっと紛らわしいのですが、じゃがいものごつごつした表面には窪んだ場所がいくつもありますよね。

 

あのくぼみを「目 (eye)」と言うのですが、実は、毒性のある「芽 (bud)」は、じゃがいもの目から伸びてくるものであり、ただの窪みの部分は取り除かなくても食べることができます

 

下のジャガイモの画像、ぼことへっこんでいるのがじゃがいもの目です。こちらは芽はでていないですね。

 

下の画像のジャガイモは目から「芽」がでてきていますね。

 

そうとは知らず、いつも窪んだところをせっせときれいに取り除いていた方も多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのうちの一人です。

 

ただ、目から少しでも毒性を持つ「芽」が生えていた場合は、必ず取り除いてから調理するようにしましょう。

 

じゃがいもの芽の取り方は?どのくらいどこまで取るの?

 

じゃがいもの芽が生えているにも関わらず、調理してしまったという事故は毎年1件から2件ほど報告されています。

 

2016年現在、じゃがいもの芽を食べたことで死亡したという報告はありませんが、芽を食べると、酷い腹痛や下痢、めまいなどを引き起こすため、ジャガイモは芽が出たら使えないことはないのですが、調理する際は十分に気を付ける必要があります。

 

そんな食べると危険なじゃがいもの芽の取り方を次にご紹介します。

 

じゃがいもの芽の取り方

1⃣ じゃがいもの目をしっかりと観察し、が生えていないかどうか確認します。

2⃣ 芽が生えている”目”を発見したら、包丁の手元の角の部分を使って、円を描くように根元からぐるりとえぐるように完全に取り除きます。

 

取る長さ・深さはできるだけ深くえぐります。じゃがいもの芽には、ソラニンやチャコニンと呼ばれる天然毒素のポテトグリコアルカロイドが含有されております。

 

ポテトグリコアルカロイドは、熱を通しても解毒されて、完全に失われるということはありませんので、芽を発見したら、芽の根元部分から通常のジャガイモの色が現れるまで、しっかりと取り除きましょう。

 

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じゃがいもの芽は毒?

 

じゃがいもの芽には、前述のとおり、ポテトグリコアルカロイドが含まれているのですが、実は芽だけではなく、じゃがいも自体にも含有されています。

 

私も最近知ったのですが、神経毒として知られるソラニンやチャコニンは加熱調理しても失われることが無く、スーパーや八百屋さんで販売されている芽の出ていない健康的なじゃがいもにも、100gあたり5mgから20mgほど含まれているのです。

 

ですが、健康的なじゃがいもに含まれているソラニンやチャコニンは全体の0.02%ほどと極めて少ないため、食べても大丈夫で健康を害することはありません。

 

しかし、じゃがいもの芽には100gあたり200mgから400mg、緑色に変色してしまったじゃがいもには100gあたり150mgから220mgと大量のソラニンやチャコニンが含まれているため、知らずにポテトサラダやコロッケを作ってしまうと、中毒症状を引き起こす恐れがあります。

 

ですので、じゃがいもの芽を発見したら、くぼみの根元までえぐり取り、また、緑色に変色した表皮を見つけたら皮を厚めに剥くようにしましょう。果肉まで緑色に変色している場合は、その部分を食べないように気をつけてください。

 

ただ、じゃがいもも長い期間置いていなければ芽がでてきたりしませんよね。新鮮なじゃがいもを買ってきてできるだけ早めに食べると、芽の心配をすることはありませんよ。

 

気にせずに放置しておくと、いつの間にかしわしわになったり、芽がでてきてしまうジャガイモ、おいしく食べるためのじゃがいもの保存方法、保存期間についてはこちらもぜひご覧ください。

⇒ じゃがいもの保存は?じゃがいもの冷凍保存は可能?常温、冷蔵の保存期間は?簡単おいしい冷凍レシピもご紹介!

 

また、家庭菜園や学校の授業でじゃがいもを育てている場合、未成熟のじゃがいもを発見することがあると思いますが、未成熟のじゃがいもは、通常サイズのじゃがいもに比べると、ソラニンやチャコニンを多く含んでいることもありますので、調理に使用する場合はこちらも食べ過ぎないように気をつけましょう。

 

毒と言えばユリ根にも?茶わん蒸しに入れるとおいしいユリ根も毒が心配されていますが、ユリ根に関してはこちらをご覧ください。

⇒ ユリ根の食べ方は?毒がある?保存方法や下処理はどうするの?

 

まとめ

 

今回はじゃがいもの芽はどこにあるのか、取り方や食べたら毒なのかについてご紹介しましたが、じゃがいもの芽には毒があると言い伝えのように言われ続けていましたが、事実だったのですね。

 

食べたら体調不良を訴えることもありますので、食べる前に芽はきちんとした処理をして根こそぎ取る必要があります。

 

万が一、じゃがいもの芽を誤って食べてしまった場合、吐き気・嘔吐・下痢・頭痛・めまい・腹痛などの症状が現れますので、速やかに病院へ行き、お医者さんに診てもらいましょう。

 

また、じゃがいもの芽を食べても、すぐに症状が現れる人と数日経過してから現れる人がいますので、少しでもおかしいと感じたら、いずれにしてもすぐに病院へ行くようにしてくださいね。

 

 

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