温州みかんに伊予柑、デコポン、文旦と柑橘類ってたくさん種類がありますよね。

 

どれも美味しいけれど、一つ一つ大きさや皮の硬さなど特徴が違って、あまり馴染みのないものだと「あれ、どんな味だったかな?」って思うことがあります。

 

今回は、そんなかんきつ類の中でもみかんのように剥きやすく、とっても甘くて美味しいぽんかんの旬や食べ方、特徴や栄養、保存方法をご紹介します。

 

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ぽんかんとは、旬や特徴は?

 

早速ですが、ぽんかんとデコポンの違いをご存知ですか?実は、ぽんかんはデコポンの親である種にあたります。そのデコポンはこちら、下の画像のように、へたがポコッと盛り上がっているのが特徴です。とても特徴のある形をしていますよね。

 

 

ちなみにみかんとポンカンの違いは、ポンカンはみかんよりも皮が若干厚く、デコポコしていて、最近はみかんにはほとんど種がありませんが、ぽんかんには種があります。

 

柑橘類は冬場に旬を迎えるものが多いのですが、ぽんかんも例に漏れず12月から3月の初めが旬、収穫時期です。

 

産地は2013年のデータによると、1位が愛媛、2位が鹿児島、3位が高知となっていて、全体の約6割を占めています。

 

ぽんかんには、ボールのようにまんまるな形をした「高しょう系」と呼ばれるもの、みかんのように扁平な形をした「低しょう系」と呼ばれるものの2種類あります。

 

高しょう系は出荷時期が早く(早生系)1月ごろで出荷量が多く、爽やかな味わいです。一方、低しょう系(晩生系)は2月を過ぎた頃から出荷され、糖度が高く、甘味や酸味が濃厚なのが特徴です。

 

ぽんかんは、みかんのように剥きやすい皮で薄皮もそのまま食べることができ、ぎゅっと凝縮された甘みやぷりぷりとした実が特徴的です。種はやや多く、食べる際に注意が必要ですが、それを除けば子供から大人まで食べやすい果物です。

 

そう言われてみれば、みかんには酸っぱいものもありますが、ぽんかんには酸っぱいイメージがないですし、そもそも酸っぱいものに当たったことがない気がします。

 

こちらの画像、右がみかんで、左がぽんかんです。少しわかりずらいですが、ぽんかんの方が丸くてコロンとしています。

photo by 暮らしにいいこと

 

ぽんかんの食べ方、皮や薄皮も食べる?種は?

 

ぽんかんは薄皮が薄いので房ごとみかんのように食べられます。少し手間を掛けて薄皮を剥くと種もついでにとれて、ツブツブのぷりぷりとした食感を楽しむことができて美味しいです。

 

そのまま食べても勿論美味しいのですが、甘みや香りが強いのでぽんかんはゼリーやジュースなどの加工にも向いています。

 

剥いた後のぽんかんの皮もママレードジャムオレンジピールのように加工すれば、美味しく食べることができて無駄がありません。ここではオレンジピールならぬ、ぽんかんピールの作り方をご紹介します。

 

ぽんかんピールの作り方

1⃣ ぽんかんをきれいに洗って水分をきれいに拭いておきます。

2⃣ 皮を幅1cmくらいに細長く切り、お鍋に皮が浸かるくらいひたひたの水を入れ、10分程茹でたら、水を変えてもう一度10分ほど茹でます。

3⃣ 水を再度変えて、一晩つけ置きして、アク抜きをします。

4⃣ 翌朝、水気を切り、鍋に皮を砂糖(皮の重量の7割程度)と一緒に入れて、中火で煮詰めて水分を飛ばします。

5⃣ バットに並べて冷まし、乾かしたら、グラニュー糖をまぶして、再び乾燥させてできあがりです。

 

いかがですか、それほど難しくないですよね?そのまま食べても、ケーキやクッキーに入れたりしても美味しいぽんかんピール、皮まで活用できるなんてうれしいですよね。ぜひ試してみてください。

 

ぽんかんの保存方法は?

 

ぽんかんのように皮の薄い柑橘は、実は長期保存には向いていません。保存方法は涼しく日の当たらないところで保管し、保存期間は1週間を目安になるべく早く食べきるのが無難です。

 

たくさんあるときは新鮮なうちに加工してしまうのも一つの手です。

 

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美味しいぽんかんの見極め方

 

ところで美味しいぽんかんの選び方ってご存知ですか?当たりハズレに頼らず、しっかりとポイントを押さえれば美味しいぽんかんを選ぶことができますよ。

 

✅ 大きすぎないもの

店頭で選ぶとなると、つい大きなものを買いたくなってしまいますが、極端に大きなものは大味な傾向にあります。ぽんかんの平均的サイズは種にもよりますが、高しょう系で150~180gくらい、低しょう系で100~150gくらいです。

 

家にあったぽんかんを量ったら、93.5gでした。大きめかなと思ったのですが小さめの低しょう系でした。

photo by 暮らしにいいこと

 

✅ 皮の色が濃く、ハリがありみずみずしいもの

しっかりと色づいているものはお日様の光をよく浴びた証拠。良く育って味も良いです。

 

✅ ヘタが小さいもの

ヘタが小さいものは細い枝になっていたということ。その分美味しさが凝縮しています。

 

✅ 手に持ってふかふかとした手触りでないもの

ふかふかしているものは皮と実の間に空気が入り、実の水分が抜けてしまっている場合があります。できれば皮と実がくっついてそうなものを選びましょう。

 

ぽんかんは中に空気が入ってふかふかしているものと思っていたのですが、ちゃんと調べてみるとふかふかしていないものもあります。食べ比べてみるとやっぱり空気が入ってないほうがおいしいですよ。

 

以上が美味しいぽんかんの選び方のコツになります。買うときの参考になさって下さいね。

 

ぽんかんの栄養やその効果は?

 

ぽんかんには、みかん同様、身体に嬉しい栄養効果がたくさん詰まっています。主な栄養素を中心に見てみましょう。

 

 ビタミンC

ぽんかんはビタミンCが豊富です。抗酸化作用があり、免疫力を高めて風邪の予防や、がんの予防、生活習慣病の予防などに効果があります。またコラーゲンの生成を補助したり、お肌の衰えのもととなる活性酸素を除去するといった美肌効果も期待できます。

 

 クエン酸

ぽんかんの酸っぱさのもとであるクエン酸は体内の乳酸を分解し、また、それを排出したり生成を抑制してくれる疲労回復効果があります。

 

また血液をサラサラにする血行促進効果や活性酸素を除去するがん予防にも効果があります。

 

 ペクチン

ペクチンはぽんかんの皮や薄皮部分に多く含まれる栄養素です。

 

水溶性食物繊維であるペクチンは体内の余分な脂質を排出し、腸内環境を整えたり消化吸収を促してくれる効果があります。また煮詰めるとドロドロになるゲル化作用があり、ジャムやフルーツソースはこのペクチンの効果を利用して作っています。

 

 β-クリプトキサンチン

β-クリプトキサンチンは特にみかんに多く含まれている橙色の色素で、その栄養効果は近年非常に注目を集めています。

 

古くなった骨が分解され、骨からカルシウムが放出されてしまう骨吸収という現象を抑制し、新しい骨を作って骨形成を促進する骨粗鬆症予防の効果や、血中のインスリンを低下させる糖尿病の進行を抑制する効果があります。

 

また、免疫を促進する効果、肌細胞の中のヒアルロン酸を増加させる美肌効果など、特に健康を気にする方には見逃せない栄養成分です。

 

ぽんかんは免疫力をアップしたり、がんや糖尿病の予防に効果的といったことがわかりましたが、みかんもその栄養価は負けていません。みかんの栄養や効果についてはこちらもご覧ください。

⇒ みかんの栄養や効果効能は?すじも皮も食べて花粉症や風邪対策を!

 

まとめ

 

今回は、ぽんかんの食べ方や特徴、保存方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

美味しいだけでなく栄養価も高いぽんかん、風邪や様々な感染症が流行る冬だからこそ、みかんなど他の柑橘類や果物と一緒に、たくさん食べて元気に冬を乗り越えたいですね。

 

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