秋の代名詞ともいえる柿。季節をテーマにしたイラストなんかでもよくモチーフにされている柿は、それだけ私達日本人にとって秋という季節に根付いた果物ではないでしょうか。

 

ところでそんな柿ですがサクサクの固めが好きですか?それともトロトロの完熟でしょうか。お好みに合わせた保存方法を知っておくと役に立つかもしれません。

 

今回は柿の保存方法やおいしい柿の選び方、おすすめの保存食をご紹介します。

 

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柿の保存方法、常温では?

 

柿の保存、というと干し柿を思い出すかもしれません。干し柿は渋柿と呼ばれる、そのままでは渋くて食べられない柿の皮をむいて、お日様の下で紐に吊るして干すことで甘くするものです。

 

天日干しをすることで柿の水分を抜いているため保存が効くのですが、今回はそんな干し柿ではなく、生のままの柿、富有柿や筆柿などの品種の、渋柿ではない甘柿の保存法についてご紹介します。

 

まだ熟す前の固い柿であれば常温保存が可能です。

 

常温での保存方法は、涼しくて直射日光の当たらない場所を選び、乾燥を防ぐために新聞紙などで一つずつ包んでおきます。

 

2~3日くらいであれば保存ができますが、追熟が進んでいきますので様子を見ながらにしてください。また熟した柿があまり好きでないという場合には冷蔵保存がおすすめです。

 

2~3日以上、長く保存したいというのであれば、畳んで濡らしたキッチンペーパーをヘタに当てて、ヘタを下にして置きます。こまめにキッチンペーパーが乾いていないかチェックし、乾いていたら水分を足すようにします。

 

柿はヘタで呼吸をし、ヘタからどんどん水分を外に出していくのでこのヘタを湿らせたペーパーで塞ぐことによりヘタから水分が蒸発するのを妨いで、失った水分を補給してやろうというのです。

 

こうしてから新聞紙で包んで保存することで10日ほどは常温保存ができ、追熟も防ぐことができます。

 

ただ、熟した柔らかい柿の場合は常温保存はおすすめできません。柿は熟しすぎるとドロドロになってしまうので、それを防ぐためにも冷蔵庫に入れましょう。

 

柿は便秘や二日酔いに効果があります。柿の栄養成分や効能はこちらをご覧ください。

⇒ 柿の栄養と効能、便秘や二日酔いにもよい?食べすぎは体を冷やす?

 

柿の保存、冷蔵庫では?

 

熟していない固めの柿がお好みであれば、冷蔵庫での保存がおすすめです。

 

保存の仕方は、常温の時と同じようにヘタに畳んで濡らしたキッチンペーパーを当ててポリ袋に入れ、ヘタを下にして冷蔵庫で保存をします。キッチンペーパーはこまめに水分を足して下さいね。

 

冷蔵庫での保存の目安は2~3週間ほどと長持ちします。

 

柿は冷凍保存もできる?

 

柿は意外ですが、冷凍保存ができるんです。丸ごとする場合、カットした場合、ピューレにした場合と3通りありますので、それぞれ見てみましょう。

 

丸ごと冷凍保存の仕方

適度に熟した柿であればそのままフリーザーバッグに入れて丸ごと冷凍庫で保存します。

 

食べる際には半解凍してスプーンでヘタの周りから掬って食べる事ができます。ちょっと季節感のある上品なデザートのようになっておすすめです。

 

柿をカットして冷凍保存

ちょっと固めの柿や適度な熟れ具合のものであれば皮をむいて種を取っておき、カットして冷凍をしても後々使いやすいです。

 

その場合にもフリーザーバッグに入れて保存します。この時ラップなどで一回量ずつ小分けにしておくと取り出しが楽になります。

 

空気が入ると乾燥したり劣化しやすいのでフリーザーバッグの空気はしっかりと抜いておきます。使い方は、半解凍してシャーベット状で食べたり、スムージーに使ったりできますよ。

 

柿をピューレ状にして冷凍保存

どろどろになってしまった柿はどうしようと困ることがありますが、ピューレ状にしてからフリーザーバッグに入れて冷凍をしておくとソースやジュース作りにも活用できます。

 

なるべく平らな状態で冷凍すると使いたい分だけポキっと折ることも出来るので便利です。

 

解凍はどの状態のものも自然解凍をします。全解凍するとドロドロになりますから半解凍くらいで食べるのがちょうどおすすめです。保存期間の目安は1~2ヶ月程ですが早めに食べたほうがおいしいので、なるべく早めに使い切ってしまいましょう。

 

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おいしい柿の選び方・見分け方は?

 

あなたは柿を選ぶときに、どこを見て選んでいますか?柿を選ぶ際には次の点をチェックしてみてください。

 

✅ ヘタ

柿のヘタは4枚あり、四方を向いています。このヘタが4枚すべて揃い、果実との隙間がなくしっかりと張り付いているもの、なるべく緑色のものを選びます。

 

✅ 果実

果実の色が濃いオレンジ色をしていて整ったきれいな形の物が美味しいとされています。

 

✅ 触感

手に持ってみてずっしりと重みのあるものはみずみずしい果実である証拠です。また持った感触が柔らかいものは避けましょう。

 

食べごろの見分け方は?

 

食べごろ、と言っても柿は好みによって食べごろが変わる果物です。

 

固めの柿が好きな方は買ってきてなるべく早く、柔らかく熟したものがお好きであれば触ってみた感触で好みの硬さで、という感じでしょうか。

 

注意したいのがこの二つの中途半端な熟し具合の柿です。しっかりと固い柿でもなく、完熟しているわけでもない中途半端な柿は固め派・熟し派どちらの方にもあまり好まれない傾向にあるようです。

 

ちなみに私はこの中間が好きですが、触ってみて少しへこむくらいが自分の好みの食べごろかなと思っています。

 

柿のおすすめ保存食は?

 

柿が大量にあるとき、そのまま食べきれないときは保存食にしておくと処分することもなく便利ですよ。

 

こちらでは、そんな時に役立つ柿酢柿ジャムの作り方をご紹介します。

 

柿酢の作り方

完熟の柿の皮と種を除いて140g分と米酢150ml、砂糖35mlを鍋に入れ沸騰させます。1分程加熱し、冷まして煮沸消毒した保存容器に移します。途中何度か振りながら冷蔵庫に2~3日寝かせます。

 

保存期間は6ヶ月です。使い方は酢の物やソーダ割りなどにおすすめです。

 

柿ジャムの作り方

柿600gは皮をむき細かくいちょう切りにします。砂糖200g、レモン汁1/2個分とともに鍋に入れて火にかけます。アクを取りつつ煮込み、柿が透明になれば完成です。煮沸消毒した保存瓶に入れて保存します。

 

冷蔵保存で5日、冷凍なら二週間程保存ができます。

 

渋柿の渋の抜き方、甘くする方法はこちらをご覧ください。

⇒ 渋柿を甘くする方法、りんごや焼酎などお酒で意外と簡単!5つの方法をご紹介!

 

まとめ

 

柿は、常温でも工夫次第で日持ちがするというのは、たくさん買ったり、もらったときなどには覚えておきたいですよね。

 

また、柿は冷凍すると違った食感が楽しめるので、保存方法というよりも一つの食べ方として覚えておくのも良いかもしれません。

 

普段は生でそのまま食べる柿も保存食や冷凍方法を活用し、いろんな食べ方を試して柿の新たな魅力を発掘してみて下さいね。

 

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