古くから果実や葉が薬膳としても用いられ、体に良いとされているイチジク。栄養がとっても豊富で、特に女性に嬉しい効果がたくさんあることで知られています。

 

女性に嬉しい効果というとすぐに思いつくのは、美容効果やダイエット効果かもしれませんが、もちろんそれだけではないのです。

 

今回はいちじくの栄養や効果効能、効果的な食べ方や食べすぎるとどうなるのかといった疑問をご紹介します。

 

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いちじくの栄養と効能は?

 

いちじくの産地は愛知と和歌山で、日本全国の1/3ほどを占めています。無花果には6月、7月の夏に収穫するものと8月から10月まで秋に収穫するものの2種類あります。

 

無花果は驚くほど栄養豊富。知れば知るほど食べないのがもったいないと思ってしまうほどです。そんないちじくに含まれている主な栄養素や、それらにはどのような効果効用があるのか見てみましょう。

 

ペクチン

製菓材料としても知られるペクチン。水に溶けるとゲル状に変化する水溶性食物繊維の一種で、他の植物性細胞同士をつなぎ合わせる働きがあり、ジャムにとろみをつける働きもしてくれます。

 

りんごにもたくさん含まれているこのペクチンですが、体内に入ると整腸作用があり、便秘や下痢を予防し、その改善・解消に役立ちます。

 

また、ペクチンは血糖値の上昇を抑え、コントロールをすることから糖尿病の予防にも効果が期待できます。

 

カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル類

貧血の予防や骨の強化、体の調子を整えるなどといった働きのあるミネラル類は、生活するのに欠かせない栄養素です。

 

特に女性や小さな子供は積極的に摂りたいものです。

 

葉酸

葉酸は女性の方なら聞いたことがあるかもしれませんが、お腹の中の赤ちゃんの脳や神経の発達を助けるために不可欠な栄養素です。

 

そのため、妊娠前~妊娠初期の妊婦さんはぜひとも摂らなければなりません。不妊で悩んでいる方妊娠を望んでいる方も摂取した方がいいとされています。

 

⇒ 葉酸の多い食べ物や飲み物は?妊娠中や妊活中の方におすすめ食材18選!

 

カリウム

体内の余分な塩分を排出し、むくみを緩和してくれる効果のあるカリウムもいちじくには豊富に含まれています。また血圧の上昇も抑えてくれます。

 

ポリフェノール類

イチジクが美容に良いとされている所以がこのポリフェノールにあります。

 

美白効果のあるザクロエラグ酸の他、アントシアニン、エピカテキン、クロロゲン酸など、肌の老化を防いでくれるアンチエイジング効果のあるポリフェノール類が豊富に含まれているので、美肌効果も期待できます。

 

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フィシン

フィシンとはタンパク質を分解する酵素のひとつで胃腸の働きを助け、消化を促進してくれる働きがあります。食べすぎて胃腸が疲れている時、二日酔いで辛い時に効果があります。

 

植物性エストロゲン

エストロゲンというと聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

 

女性ホルモンと似た働きをしてくれる植物性エストロゲンは月経痛や生理不順、更年期の様々な悩み、ホルモンバランスの崩れによる肌荒れなどを緩和し、またホルモンバランスを整えてくれる働きもあります。

 

 

ざっと並べてみると、いちじくは女性、特に妊娠を望んでいる方や妊婦さんに必要な栄養成分、葉酸や鉄、植物性エストロゲンなどを含んでいることがわかりますね。

 

ちなみに、いちじくの実や茎などから出る汁は、荒れた手や足、また、いぼ取りに効果的と言われています。

 

いちじくは皮ごと食べられるのか疑問に思ったことありませんか?皮も栄養がたっぷりで意外とおいしく食べられますよ。

⇒ いちじくの皮は食べられる?きれいな剥き方は?冷凍できるかな?

 

いちじくの効果的な食べ方、何個まで?

 

では、いちじくはどのように食べるのが最も効果的なのでしょうか。もちろん生のイチジクをそのまま食べても栄養豊富ですが、習慣にするには面倒だという方もいるでしょう。また、生のいちじくは旬のその時期にしか食べることができません。

 

そんなときは、いちじくを干して乾燥させたドライフィグ/ドライイチジクがおすすめです。よくパンにも入っていたりしておいしいですよね。

 

買っておけば思い出した時におやつ代わりに、ヒョイッと口に入れることができますよね。しかも皮も種も丸ごと食べることができちゃいます。それにイチジクの栄養はドライフルーツにすることで更に増量すると言われています。

 

ただし、手軽だからと言って食べ過ぎ厳禁です。

 

ドライいちじくは食べてみるとわかりますがとても甘みが強く糖分が非常に多いのです。カロリーも1個あたり20kcal~ほどあります。

 

ドライフルーツは1日に80kcalくらいの摂取が望ましいと言われていますので、イチジクに関してもそれだけを食べるのであれば、1日の摂取量は3~4個くらいに留めるのが望ましいと言えますね。

 

特に体重管理や糖分のとりすぎに関して、厳しくならざるをえない妊婦さんは量を守って食べるようにして下さいね。

 

妊娠中は通常時と違って食べたくて仕方が無くなるときもあるかと思いますが、そういうときにはひとつを4等分など小さく切ったものを用意しておいて、少しずつ食べるのがおすすめです。

 

いちじくの保存方法はご存知ですか?選び方・見分け方や冷凍や冷蔵の保存方法はこちらをご覧ください。

⇒ いちじくの保存方法、冷凍や乾燥でおいしく長持ち!保存期間や選び方は?

 

いちじくを食べすぎると?

 

いちじくは食べ過ぎるとあまり良くないと言われています。前述したように糖質やカロリー面でもそうなのですが、その他、水溶性食物繊維が豊富なためお腹がゆるく下痢になってしまうこともあります。

 

また、キウイやパイナップルなどをたくさん食べると口の中が痛くなったりしますよね。イチジクにもキウイなどと同じように、タンパク質を分解する酵素が含まれているので手や口の中が痛くなってしまうことがあります。

 

他にも、いちじくを食べることで、唇の周りのしびれやかゆみ、腹痛や蕁麻疹などのアレルギー反応を示すこともあるので、くれぐれも適量を守るようにしましょう。

 

ざくろも女性にはうれしい効果があるのをご存知ですか?

⇒ ざくろの食べ方、種や皮も食べる?切り方や保存方法、栄養や効能は?

 

まとめ

 

非常に優れた栄養価を持ち健康にもいいいちじく、特に血圧上昇を抑えたり便秘を解消したり、鉄分やカルシウムの補給、葉酸の摂取、ホルモンバランスを整えるなどなど、妊娠中に欲しい栄養効果が軒並み揃っています。

 

色々なサプリメントを飲んだり、鉄剤を処方してもらったりするよりも、いちじくはずっと体に優しいですし、自然のものを口にする方が気持ちとしても安心だと思います。

 

食べ過ぎには注意しつつ、無花果の摂取も習慣にしたいですね。

 

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