小麦粉ってなんとなく保存がきくイメージだったりしませんか?お塩や砂糖なんかと同じくいつまでも日持ちしそうな気がしてしまいます。

 

だから、安いとついついまとめ買いしておこう!なんて思ったりして、使うときにもあまり賞味期限の表示をチェックせずに使ってしまっていることもあります。でもそれって本当に大丈夫なのでしょうか?

 

今回は小麦粉の賞味期限や開封後や未開封の賞味期限切れはいつまで大丈夫なのか?使えなくなった小麦粉の使い道についてご紹介します。

 

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小麦粉の賞味期限とは?

 

そもそも、小麦粉の賞味期限というものは、どの程度の期間設けられているのでしょうか?

 

一般的には小麦粉の賞味期限は未開封のもので、だいたい次のように設定されています。

✔ 薄力粉や中力粉は12ヶ月

✔ 強力粉は6ヶ月

 

どうして同じ小麦粉なのに期間が違うのかというと、そもそも薄力粉強力粉は何が違うのかというところからのお話になるのですが、それはずばりグルテンの量です。

 

グルテンとは小麦粉内に含まれるタンパク質の一種で、このグルテンにより粘りや弾力、膨らみなどが生まれるのです。

 

このグルテンは時間の経過と共に変質しやすく、賞味期限を過ぎた小麦粉では上手く膨らまないなどの問題が発生することもあります。強力粉は薄力粉に比べて、このグルテン含有量が多いため、賞味期限も短く設けられているのです。

 

ちなみに開封済みの小麦粉1~2ヶ月以内に使い切ることが望ましいとされています。

 

賞味期限切れの小麦粉、いつまで大丈夫?

 

そうは言っても粉だし、多少賞味期限を過ぎたって問題なく使えるんでは?と思うかもしれません。ところが小麦粉は品質の劣化や変化以外にも気をつけなければならないことがあるのです。それが「虫」の発生です。

 

未開封の小麦粉、賞味期限切れ1ヶ月、半年、1年経過したら?

未開封の小麦粉であれば、少しくらい賞味期限が切れていてもと思うかもしれません。実際、小麦粉自体の変質は賞味期限切れ1ヶ月、2ヶ月程度では問題ないことも多いのですが、問題は虫害です。

 

虫、特に粉を好むダニ25℃程度で60~80%くらいの湿度の環境を好みます。これってずばり初夏から秋ごろの常温で置いた小麦粉の環境そのものですね!特に梅雨の時季夏季はジメジメと湿度も高いですからね。

 

でも、未開封品だと密閉されているから虫は入り込めないのでは?と思いたいのですが、紙製の袋やビニールくらいであればダニは食い破って侵入することができてしまうのです。しかも見た目にはわからない極々小さな穴を開けてです。

 

ダニはひとたび身体の中に入ると、アレルギーを持った方なら呼吸困難意識低下などの深刻な症状をもたらす場合があります。ですので常温に置いてあった小麦粉は、半年や1年、2年と賞味期限を過ぎていたら食用は避けるのが無難です。

 

では、冷蔵庫冷凍庫に保管していたものはどうでしょう?

 

こちらは虫害についてはグッと可能性が低くなります。ほとんど心配は要らないかと思います。問題は、庫内での他の食品からのニオイ移りや低温状況による結露の発生です。

 

小麦粉は水分を吸収しやすい性質で、且つ水分により変質しやすい食品です。カビなどの原因にもなり得ますので、使用する前には後程ご紹介する食べれない状態になっていないかよく確認する必要があります。

 

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賞味期限切れの小麦粉、開封後で2ヶ月、半年は?

 

開封した小麦粉は、前述のとおり、パッケージに記載されている賞味期限にかかわらず1~2ヶ月以内に使い切ることが望ましいです。というのも虫害の恐れや湿度や温度による変質の可能性が未開封品よりも格段にアップするためです。

 

とはいえ適切に保管されていれば開封から1ヶ月、2ヶ月と過ぎてしまったからと言って直ちに食べられなくなるというわけではありません。少なくとも小麦粉自体の賞味期限内であれば気にせず口にするという方が多いようです。

 

常温に置き、口をクリップで留めただけとあれば少し心配ですが、密閉容器に入れ、なおかつ乾燥剤も一緒に入れておいたなら安心です。

 

また、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管をしていたものも虫の被害は心配ありません。ですが、冷蔵保存をしていたものはカビ臭いうつりなど別の心配もありますので、使う前によく確認をして下さいね。

 

また冷凍保存をしていた小麦粉は小麦粉自体の賞味期限の範囲内に限りますが開封後6ヶ月くらいまでは安心して使用することができます。ただし、冷凍庫から室温に出して、長時間放置→また冷凍庫へといったことを繰り返していたら、これもカビの原因になりますのでその限りではありません。

 

どのような場合にも、少しでも心配であれば必ず小麦粉自体をよく確認し、もし次のような問題点があれば使用を止めておきましょう。

黒い点々などが見られないか(ダニやカビ)

異臭がしないか

・触ってみて問題ないか(粘つきダマになっていないか)

 

小麦粉の活用法は?

 

では、口にすることを諦めた小麦粉はただちに捨てなければいけないのでしょうか?それはちょっともったいないですよね。でもご安心を。よっぽどダニの温床になっているなどでなければ、ちゃんと活用方法はありますよ。

 

使えない小麦粉はお掃除に!

小麦粉でお掃除なんて、余計に汚れそうだと思いますよね?でも実は、小麦粉は水や油を吸いやすい性質がありますから、油汚れにはもってこいなんです。

 

換気扇の羽をお掃除しようと思い、水につけたら余計にどろどろに・・・なんて経験ありませんか?水に付けず、小麦粉を羽にふりかけて少し置き、ゴム手袋をした指や、濡れ布巾などで擦ると油汚れを吸い取った小麦粉がポロポロと落ちてくるのです。

 

また小麦粉にお酢を混ぜてペースト状にしたものをスポンジに付けガスレンジの汚れの部分を擦るとどんどんきれいになりますよ。

 

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使えない小麦粉は粘土にも!

小麦粉にサラダ油をほんの少し、それから粉がまとまる程度の量のを入れてこねれば小麦粉粘土ができあがります。食用色素で色付けしてもキレイです。お子さんがいるご家庭では、活躍しそうですよね。

 

捨てるはずだった小麦粉がこんな風に蘇るなんて驚きですよね。是非、試してみてください。

 

まとめ

 

今回は小麦粉の賞味期限切れはいつまで使えるのかについてご紹介しましたが、未開封品といっても安心できないことがわかりましたね。

 

冷蔵庫に保管しておくと比較的安心だとは言え、何袋もかさばる小麦粉を保管なんて一般家庭では難しいですよね。結局のところ、その時使う量だけを購入するというのが一番間違いないのですが、なかなかそれができないのが問題です。

 

賞味期限を大幅に切れてしまった小麦粉を発見し、確認して口にできないような状態なら、無駄にならないようにお掃除などに使って活用してみてくださいね。