日本人の食の基本、お米。

 

炊きたてのあったかいご飯とお漬物とお味噌汁なんて、質素な食事でもそれだけでおいしく感じてしまい、年を重ねるごとに、お米なしではやっていけないなんて大袈裟ですが思ってしまいます。

 

そんなご飯の炊き方、日ごろ適当にしていたり、これから初めてご飯を炊く方いろいろいらっしゃると思います。

 

今回は、炊飯器でのご飯の炊き方、計量の仕方や水の量、研ぎ方などの基本についてご紹介いたします。

 

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炊飯器でのご飯の炊き方

 

いまでは、様々な機能をもった炊飯器がでていて1台10万円以上するものまであるほどですね。

 

ただ、炊飯器にこだわれたら、それももちろんいいのですが、ちょっと高くて手がでなかったり、炊飯器に数万円もちょっともったいないなんて思ったりしますよね。

 

実際、わが家の炊飯器も数千円もしないごく普通の炊飯器です。

 

炊飯器にこだわらなくても、水の量、研ぎ方に少し気を付けるだけでおいしいお米が炊けるのも事実です。

 

では、さっそく、炊飯器でのおいしいご飯の炊き方、まずはお米の選び方から見ていきましょう。

 

よいお米の見分け方は?

 

お米を買うときにみなさん、何を基準に買われますか?

 

私は、特に気にせず、よく知っているお米の品種を選んだり、精米日が新しいものを買うようにしています。

 

お米屋さんの言う、買うときに見るべきところは

・ 米の粒がそろっている

・ 割れているお米がないか

だそうです。

 

お米の袋にはお米が見える「窓」がありますが、ここで確認することができますね。

 

お米の計量は?

 

次は、お米の計量、みなさんはどうされていますか?

 

わが家はもっぱら軽量カップでざっくり測っているのですが、これもやはりきっちり測るのがいいそうです。それはそうですよね。

 

計量カップでの図り方は、

1合は180mlのカップ1杯ですので、お米をカップいっぱい入れて、お箸で表面をなでるときれいに1合となります。

 

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2合、3合と合数が多いのであれば、一度に測れるのでスケールを使うのもおすすめです。

 

1合は150gです。

 

では、次に水の量を見てみましょう。

 

水の量は?

 

お米1合に使う水の量は計量カップ1杯の200mlです。

 

お米:水は1:1.2と覚えておけばいいですね。

 

お米に使う計量カップは180mlですので、間違えないように注意しましょう。

 

 

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お米の研ぎ方

 

お米の研ぎ方も実はとても重要で、また、研ぐときに使う水にも秘訣があります。 

 

重要なポイントは2つです。

 

1. 1回目と2回目の研ぎ汁はすぐに捨てる。

精米したお米には、ほこりやほこりの臭いがついています。また、お米は最初に触れた水を精一杯、吸収します。ですので、ゆっくりしてしまうとお米についているほこりやにおいも一緒に吸収してしまうため、1回目、2回目の研ぎ汁はすぐに捨てましょう。

 

2. お米は力をいれて、ゴシゴシと力を入れて研がずに、優しく洗います。

最近のお米はぬかもきれいに取れているので、ゴシゴシと力を込めて洗う必要はありません。

 

また可能であれば、

一番最初と炊飯前のお水は水道水ではなく、ペットボトルなどのいいお水を使うことをお勧めします。

 

その理由は、一番最初はお米がたっぷり吸収する水で、炊飯前はおいしいご飯を炊くための水になるからです。

 

では、研ぎ方を見ていきましょう。

 

1. まず、炊飯器のおひつまたはボールにお米を入れます。

2. 次に最初の水を入れますが、お米は軽く2,3回まわしてサラッと洗い、とぎ汁はすぐに捨てます。 

3. 2回目の水を入れて、また2,3回軽く研いですぐに水を捨てます。

 4. 次は水は入れずに20回ほどやさしく研ぎます。

 5. 水を入れて、数回かき回して水を捨てます。

 6. 最後に炊飯するために、お米の分量に必要な量の水を入れます。

 

これで炊く準備が完成しました。

 

日ごろ、何も考えずに研いでいたかもしれませんが、ちょっと気をつけるだけでおいしいお米が炊けそうですね。

 

ご飯の炊き方

 

炊き方はお使いの炊飯器の機能に従って炊いていくのですが、最近は炊飯器が進化していて、あらゆることが計算して作られています。

 

ですので、

研いてからざるに挙げて置いておく

お米を研いだ後の吸水、浸水をする

炊きあがりに蒸らしておく

などの工程は、お使いの炊飯器にもよりますが、ほぼ必要ありません。 

 

今の炊飯器は、給水も含めて炊飯してくれますし、炊きあがった後に蒸らしてくれていて、その時間も炊飯に含まれているので、必要ないそうです。

 

ですので出来上がりのサイン音がなったら、ご飯はもうすぐに食べてもいい状態になっているのです。

 

また、炊きあがったら、3~5分してからお米はしゃもじで軽く混ぜておきましょう。

 

そうすることで底の部分と表面の部分のお米の硬さが均一になります。

 

まとめ

 

今回は、炊飯器でのおいしいご飯の炊き方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

 

普通の炊飯器でも、少し気を遣うだけでおいしくふっくらしたご飯が炊けます。

 

この方法はあるテレビ番組で紹介していたのですが、知ったときに目から鱗でしたので是非、皆さんにもお伝えしたいと思いご紹介しました。

 

少し気を使うだけで、いつもよりおいしいご飯が炊けたらうれしいですね。みなさんもぜひ、実践してみてください。おいしいお米に感動すること間違いなしです。

 

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