子供のころは嫌いだったはずが、大人になったらなぜかほっとする和食の一つ、ひじきの煮物。
いつも母が作ってくれるので、作ってみたいと思いつつも一度も作ることがなかったのですが、やっと最近、ひじきの煮物を作ってみてその簡単さに驚きました。
ということで、今回は栄養満点、ごま油を使った簡単でおいしいひじきの煮物レシピと鶏肉を使った応用編をご紹介します。
ひじきは栄養満点!食べなきゃ損!
ひじきは栄養があるということは何となくご存知な方も多いと思いますが、
カルシウム
ビタミンK
鉄
マグネシウム
食物繊維
ヨウ素
が、特に多く含まれています。
ひじきは鉄分をホウレンソウの約15倍含み、貧血防止に効果があり、カルシウムは牛乳の約14倍で貧血や骨粗鬆症などの予防に効果的です。
また、冷えや肩こりの改善にも効果があるとされていますし、食物繊維が多いことから、便秘の改善も期待されます。
女性には何ともうれしい効果ですから、積極的に摂取したいですね。
ひじきの煮物の作り方
ひじきは乾燥ひじきを使うことが多いと思いますので、まずは水に戻す下準備が必要です。
夕食に食べる場合は、午後に前もって戻しておけばいいですね。
ひじきの下準備は?
乾燥ひじきを使う場合は作る前にひじきを戻しておきます。
今回は4人分の材料、25gを戻します。作り置きもできるので、おすすめの分量です。
ひじきの戻し方
1. ボールに乾燥ひじきを入れます。
2. 水をたっぷり入れて、30分以上置いておきます。
3. ざるにひじきをあげて、流水で2,3回洗います。
これで下準備はOKです、とっても簡単ですね。
注意する点は、ひじきは30分以上水につけて戻します。また、戻した水は捨てます。また、ざるにあげたひじきは必ず数回流水で洗い、しっかり水をきります。
下準備となると何だか難しい気がして、億劫になりますが、栗の茹で方もそうでしたが、実際にやってみると簡単なことに気づきます。
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ひじきの煮物の材料は?
材料/4人分
・ 乾燥ひじき 25g
・ 油揚げ 1枚
・ 人参 中 1/2個
★ 醤油 大さじ2
★ さけ 大さじ2
★ みりん 大さじ2
★ 砂糖 大さじ2
★ だしの素 小さじ1
水 50㏄
ごま油 大さじ1
では、簡単おいしいひじきの煮物の作り方をみていきましょう。
1.人参は千切りにします。
2.油揚げは油抜きをして千切りにします。
3.フライパンにごま油を入れて、熱したらニンジンを2,3分中火で炒めます。
4.ひじきと油揚げを入れて引き続き2,3分中火で炒めます。
5.★の調味料と水50㏄を入れてかきまぜ、煮汁がなくなるまで炒めます。
6.最後に味見をして完成です。
最後に味見をしてちょうどよければOKです。少し味が薄い場合はお塩を少しずつ入れて調節しましょう。
思ったより、すごく簡単ではないですか?
実際に作ってみて、あっという間に作れて、なんで今まで作らなかったのかと反省しました。
栄養満点ですし、作り置きをして冷蔵庫の常備おかずとしてもぴったりですよね。
保存期間は10月上旬に作って、冷蔵庫で5日は持ちました。
夏はもう少し早め、2-3日で食べきったほうがいいかもしれません。
応用で鶏肉をいれてもおいしい!
上記の材料に応用を聞かせて、いろんな具材を追加してもおいしくいただけます。
鶏肉を添える場合は、
1.上記の材料に50gの鶏肉を準備して、食べやすく細かい大きさに切ります。
2.人参を炒めるときに鶏肉を一緒に炒めます。
3.あとの作り方は同じです。
鶏肉を入れるだけで、うま味も出ますし、ボリュームも増えて食べごたえもあるので、こちらもおすすめのレシピです。
また、大豆やちくわなどを加えてもおいしくいただけますね。
まとめ
ひじきの煮方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ひじきの煮物を作れるなんてちょっと上級な感じがしますが、時間もかからずに簡単で、しかも数日は保存もできるので重宝しますね。
しかも何よりも栄養も豊富です!
ぜひ、食卓に添えて、みなさんの家庭の一品に加えてみてくださいね。