なめこには生のものや、真空パックで販売されているものがありますが、一度に全部使いきることができず、冷凍保存ができれば便利だと思いませんか?
特に真空パックのものはかなり日持ちがすると思っていたら、あまり保存がきかなかったりして、食べごろを過ぎるとなめこはすっぱくなってしまいます。
今回はそんななめこの冷蔵や冷凍保存方法、その保存期間、洗うタイミングや解凍方法とおすすめ保存レシピをご紹介します。
なめこの保存方法は?
なめこは常温ではなく、冷蔵庫での保存が必要ですが、どのように保存すればいいのか、まず見てみましょう。
☑ 生なめこの場合
生のなめこは開封していない場合、ビニールに入ったまま保存してもいいですし、または密閉袋に移し替えて空気を抜いて保存することも可能です。
☑ 真空パックの場合
一方、真空パックのものも、開封前であればそのまま冷蔵庫で保存できます。
賞味期限は、
✔ 生のものは3日ほど
✔ 真空パックのものは1週間ほど
です。
あまり気にせずにいましたが、真空パックのものも意外と保存期間が短いのに驚きませんでしたか?
真空パックのなめこは、保存期間が長くなると酸っぱい味やにおいがするのですが、購入してから2週間くらい経過したものをお味噌汁に入れて食べたことがあります。幸い、体調を崩すことはありませんでしたが、そのお味噌汁はとってもすっぱくておいしくなかったのを覚えています。
お味噌汁がすっぱい味がしたは、古くなったなめこのせいだと後で知りましたが、保存期間が長くならないように、なるべく早く使い切るように気を付けてくださいね。
なめこの賞味期限や洗うのかと言った疑問はこちらをご覧ください。
⇒ なめこの賞味期限は?すっぱいのはなぜ?真空パックも生なめこも洗う?
残ったなめこの保存法は?
なかなか1度に、なめこを使い切れないこともあると思いますが、残った場合のなめこは、どのようにして保存すればいいのでしょうか?
☑ 生なめこの場合
生の石突のついたなめこは、石突はついたままにして、洗わずにラップに包んでタッパーやビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
☑ 真空パックの場合
真空パックのものを残す場合は、密閉できる袋や容器に移し替えて洗わずに保存しましょう。
キノコ類は水気に弱く、調理する直前でないと洗ってはいけません。どちらも保存期間は、1日、2日ほどですので、早めに使い切りましょう。
茹でて保存する場合
また、なめこは茹でてから保存することも可能です。
生のなめこを茹でて保存する方法は、
1⃣ 石突はカットして小房にわけます。
2⃣ お鍋に湯を沸かせて沸騰させます。
3⃣ なめこを30秒から1分ほど、さっと熱湯で茹でてざるにあげ、流水で10秒ほど冷やします。
4⃣ 水気をよく切って、密閉袋や容器で保存します。
真空パックのなめこも、2⃣から同じように熱湯で茹でて冷蔵庫で保存が可能です。
日持ちは短くなってしまいますが、
✔ 生のものは1~2日
✔ 真空パックのものは3日ほど
です。
なめこは冷凍できる?
野菜やきのこなど、安売りしていると、ついつい多めに買っておきたいなと思いませんか?
でも、食べきれないし…なんて諦めることがあると思いますが、そんな時、冷凍してストックしておくと献立にも困らないですし、家計にも優しくてうれしいですよね!
私も冷凍できるか最近まで知らなったのですが、なめこも、シイタケやシメジなど他のキノコ類と同じように冷凍が可能です。
☑ 生なめこの冷凍保存方法
生のものはシメジなどと同じ冷凍方法で、石突を切ったら、洗わずに手でばらし、フリーザーバックなどにいれて空気をしっかり抜いて、冷凍庫で保存します。
☑ 真空パックの冷凍保存方法
真空パックのものは開封前なら、そのまま冷凍庫で保存します。冷凍庫に入れる前に半分に折っておくと、使うときに半分だけ使って、残りを冷凍庫で再び保存することができるので便利ですよ。
冷凍したなめこを使うときは解凍せずに、軽く水洗いしてから調理します。軽く湯通ししたい場合は、必ず調理する直前にしましょう。お味噌汁を作るときなど沸騰した出汁にそのまま入れて使えるので便利ですよ。
冷凍庫での保存期間はそれぞれ1ケ月ほどです。冷凍したからといっても、日数が経つと味や風味が落ちてしまいますので、なるべく早めに使い切るようにしましょう。
なめこのおすすめ簡単レシピ
なめこの保存法をご紹介したところで、簡単に作れるなめこのレシピをご紹介します。材料も少なくてご家庭にある調味料で作れますので、ぜひ作ってみてください。
なめことエノキの保存食/きのこのしょうゆ漬け
【材料】
えのきだけ・・・・・・・・1パック
なめこ・・・・・・・・・・1パック
★ しょうゆ・・・・・・・大さじ2
★ 酒・・・・・・・・・・大さじ1
【作り方 】
1⃣ エノキは石突を切って、2㎝ほどの長さにカットします。
2⃣ なめこはざるに入れて流水でさっと洗い、水気をしっかり切ります。
3⃣ 鍋に400㏄ほどの水を入れて沸騰させます。
4⃣ えのきとなめこを鍋に入れて、1分ほどゆで、水気をきります。
5⃣ ボールに★の調味料を入れて混ぜ、エノキとなめこを加えて、20~30分なじませて完成です。
出典: http://www.lettuceclub.net/recipe/dish/6855/
なめことえのきのきのこを使った保存食ですが、ここにシメジを加えてもいいですね。一品作っておくことで、食事の足しになるので重宝すること間違いなしです。キノコは栄養たっぷりですので、いつでも食べられるようにぜひ作り置きしておきたいですね。
2品目も簡単にできる和え物をご紹介します。
ダイエットに♪なめことめかぶの和え物
【材料】
なめこ・・・・・・・・1袋
味付きめかぶ・ ・・・1個
めんつゆ・・・・・・・・大さじ1
わさび・・・・・・・・・・適量
【作り方】
1⃣ お鍋で湯を沸かします。
2⃣ なめこはさっと流水で洗っておきます。
3⃣ なめこを熱湯に入れて、1分ほど茹でてざるにあげて、流水で5秒ほど冷まし水気をしっかり切ります。
4⃣ ボウルになめことめかぶを入れて、めんつゆ、ワサビをいれて出来上がりです。
出典:http://cookpad.com/recipe/3905207
このめかぶとなめこの組み合わせは食物繊維も多く、腸の働きをよくしてくれるので、便秘の改善やダイエットに効果的です。こちらも簡単にできておいしいですし、小鉢として一品追加するのに、パパッと作れるのでぜひ試してみてください。
めかぶの栄養ご存知ですか?
⇒ めかぶの栄養や効能、1日の摂取量は?白髪やダイエットに効果的でも食べすぎは?
まとめ
今回はなめこの保存方法、冷蔵や冷凍についてご紹介しましたが、なめこは好きで私もよく食べていたのですが、冷凍できるのを知らずにいつも一度に食べていました。冷凍方法を知ってからは使い切れないと思ったら冷凍保存を活用しています。
ぜひこの機会に、あなたもシイタケやシメジ同様、なめこも上手に活用して、食卓を飾るお料理に積極的に加えてみてください。