小豆の煮方は簡単!プロ直伝、おいしいぜんざいや煮小豆を時短で作ろう!

 

小豆おいしいですよね。祖母がいつもおはぎやおぜんざいを作ってくれたので、子供のころから食べている大好きな食べ物のひとつです。

 

そんな小豆は煮るのが難しいと言われています。しかも前の晩から浸けておかないといけなかったりで、何となく手間がかかる印象もあって、なかなか作る気になれないのが本音ではないでしょうか?

 

今回は、あるテレビ番組で和菓子の巨匠と言われるプロの方が紹介していた小豆を一晩漬けず、その日に作れる簡単で時短にもなる小豆の炊き方・煮方をご紹介します。

 

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丹波の大納言小豆は最高級品

 

先日、テレビをつけていたら京都の丹波の小豆を紹介していたので、ついつい見てしまいました。時々丹波に行くので、釣られて見てしまったのですが、やっぱり丹波のあずき豆や黒豆はおいしいんですよね。

 

なかでも黒豆で有名なお店は小田垣商店で、私も時々訪れますがお豆以外にも黒豆の甘納豆や炒ったお豆なども販売していて店舗を訪れるのが楽しいんです。

 

その小田垣商店のホームページはこちらです。

⇒ https://www.odagaki.co.jp/shop/

 

こちらの黒豆を使って母がおせちに黒豆を作ってくれたのですが、上手に炊けていて、お豆の味も絶品でした!おすすめです。

 

圧力鍋を使って黒豆をきれいに煮るには?圧力鍋を使った黒豆の煮方はこちらをご覧ください。

⇒ 黒豆を圧力鍋でしわや色落ちを防ぐ煮方は?栄養満点でおせちにはぜひ!

 

その放送で紹介されたのは京都の綾部市で小豆農家をされている松井さんご夫婦の作っている丹波大納言小豆でした。特に綾部市で作られる大納言小豆は最高級品とされているそうです。

 

今回の小豆の煮方は、そちらの丹波大納言小豆を使って、菓匠 「京山」のご主人で55年間、和菓子を作っていらっしゃる和菓子界の重鎮と呼ばれる佐々木勝さんが教えていた小豆の炊き方です。

⇒ 佐々木さんのご紹介はこちら

 

お店は千葉の妙典にあるのですが、和菓子もとってもおいしそうなのでお近くの方はぜひ!

 

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一晩浸けない小豆の煮方

 

小豆は赤飯を炊いたり、ぜんざいを作ったりと特別な機会にしか作ることがない方が多いのではないでしょうか。

 

だいたい小豆にしろ、黒豆にしろ、お豆を炊くというのは、手間がかかり、しかも難しい印象があって、その気にならないとなかなか作れないですよね。

 

私の場合は、祖母や母が作ってくれるので自分で作る必要もなかったというのも理由なのですが、最近はやっぱり何でも作れた方がいいなと思いたち、とにかくチャレンジして作っています。

 

余談になりましたが、小豆を炊くには下ごしらえとして、まず小豆を戻しますが、戻し方は水筒や保温ポットなどで小豆を一晩浸水する方法がよく知られていると思います。が、ご紹介する方法は一晩漬ける必要がないので、思い立ったらすぐ炊けて時短にもなって大助かりです。

 

難しい手順はないので、ぜひこの小豆の茹で方を参考にしてみてください。落し蓋も重要な役割をしますのであれば用意してくださいね。なければキッチンペーパーなどで代用も可能です。

 

落し蓋の代用は簡単に作れる?こちらもぜひご覧ください。

⇒ 落し蓋はキッチンペーパーやアルミホイルで代用できる?

 

小豆から作るおいしいぜんざい・お汁粉の作り方 

【材料 8人分】

小豆  300g

水   500㏄

水   500㏄(びっくり水用)

砂糖  270g

和三盆 30g(和三盆がなければ砂糖で代用もOKです。)

 

1⃣ 小豆はさっと洗い、お鍋に小豆と水500㏄を入れて、強火で沸騰させます。

2⃣ 沸騰したら、 びっくり水500㏄を足してすぐに火を止めて、30分ほどそのまま置きます。

熱いところに冷水を入れることで、小豆がびっくりすることからびっくり水といいますが、水を入れることで小豆が安定してふやけていきます

小豆をそのまま茹で続けると表面だけが柔らかくなり内部まで火が通りません。びっくり水で温度を50度から70度くらいまでに下げることにより、内部と表面の温度差が縮まり均一に柔らかく仕上がります。

3⃣  水を入れ替えてあく抜きをします。豆より5㎝ほど上まで水を加えて、再び火にかけます。 

4⃣ 落し蓋をして弱火で煮ます。煮る時間は30分です。このとき、ポイントは落し蓋。落し蓋をすると荷崩れを防いで、小豆の風味が引き立ちます

5⃣  最後に砂糖と和三盆を加えてよく混ざったら完成です。かき混ぜすぎると小豆がつぶれるので気を付けましょう。これで柔らかくておいしいぜんざいの出来上がりです。

 

水の量はしっかり守ってくださいね。茹で時間は30分、合計1時間ちょっとあれば作れてしまいます。一晩水に浸ける必要がないというのは、画期的ではないでしょうか?何といっても思い立ったらすぐに作れるのがいいですよね。

 

このレシピではお砂糖を入れた甘いぜんざいが出来上がるので、焼いたお餅や白玉粉、栗などをいれるとさらにおいしくなりますね。

 

砂糖の割合は小豆と同じ分量ですが、もし甘いのが苦手で甘くないほうがいいなら少しお砂糖の量は調整してみてくださいね。

 

お砂糖がはいったぜんざいは冷蔵庫で4,5日は日持ちがします。また冷凍もできるので、小分けにして密閉容器に入れておくと食べたいときに食べれて便利ですよ。保存期間は1ヶ月ほどです。

 

冷凍した時の食べ方は冷蔵庫で自然解凍して、お鍋で温めるか電子レンジで加熱するとおいしく食べられます。

 

できればお砂糖たっぷりの甘くておいしい小豆を毎日食べたいのですが、続けて食べているとカロリーや糖質の摂りすぎが気になってしまったりするので、お砂糖が気になる場合は、お砂糖なしで煮小豆にして食べるのもおすすめです。

 

甘くない煮小豆やゆであずきの食べ方はそのままでもいいですが、ヨーグルトに入れたりお粥に添えてもいいですね。

 

お砂糖を入れないゆであずきの賞味期限は冷蔵庫で2,3日です。こちらも冷凍保存ができるので大量に作った場合は冷凍しておくと便利ですね。

 

煮小豆はデトックスやダイエットにも効果が期待でき、小豆のゆで汁・煮汁にも栄養があるので捨てないでくださいね。小豆の栄養や効果効能はこちらをご覧ください。あずき茶の作り方レシピもご紹介しています。

⇒ 小豆の効果、栄養は皮にも?煮小豆や煮汁も便秘やデトックス、二日酔いにもいい?!

 

まとめ

 

今回は、小豆から作る、簡単で時短になる小豆を煮る方法、ぜんざいのつくり方をご紹介しましたが、甘くておいしいぜんざいですが、砂糖を入れないで食べても、逆に小豆の栄養が存分に摂れるのでこちらもおすすめです。

 

小豆は体によく、むくみや便秘の改善、二日酔いの解消などに効果的ですので、作り方を覚えて、ぜひ日ごろから食べる習慣をつけたいですね。 冬の寒い季節はおいしいぜんざいや煮小豆を作って温まってください。

 

 

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