天ぷらを揚げるとついついあれもこれもと具材が増えていき、次第に結構な量になってしまいませんか?

 

その日のうちには全部は食べきれず、次の日に回すも揚げたてのサクサクカラッとした天ぷらとは程遠く、なんだか食欲も失われてしまいます。

 

卵とじにして天とじ丼にしたりするならそれでも結構かと思うのですが、そうでないなら如何にしてサクサク食感を取り戻すかが残った天ぷらの命運を分けると言っても過言ではありません。

 

スーパーで買ってきたお惣菜の天ぷらも同じように、家庭で揚げたてのような天ぷらの食感にするにはどのように温め直せば良いのでしょうか?

 

今回はてんぷらの温め直し方、フライパンや電子レンジ、グリルやトースターなどを使った方法をご紹介します。

 

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天ぷらの温め直し方、サクサクによみがえらせる方法は?

 

フライパンでの温め方は?

まずは、手っ取り早くフライパンを使う方法です。目で見ながら火加減を調整できるので焦がしてしまうと言った失敗がありませんよ。

 

天ぷらをフライパンで温め直すには油をひいていないフライパンに天ぷらを重ならないように並べて弱火で片面2~3分ずつ温めます。

 

途中天ぷらからじわじわと油が出てきますから丁寧にキッチンペーパーで拭き取って下さい。表面がサクッとしたら出来上がりです。

 

出てきた油を拭き取る分、揚げたてよりもヘルシーになっていそうですね。

 

電子レンジでの温め直し方は?

温めるという分野ではキッチンの中で右に出るものが居ない電子レンジ。一見手っ取り早いかに思える電子レンジですが、揚げ物に関してはどうしても衣がべちゃっとしてしまいます。

 

ですが、ものは使いようです。電子レンジで天ぷらの中を温めてからフライパンやトースターで表面をサクッとさせると中までアツアツで衣がサクサクっとした天ぷらを味わうことができます。

 

蒸気で衣が柔らかくなってしまうので、電子レンジを使う際にはラップをせずに温めて下さいね。天ぷらは電子レンジの時点では常温より少し温かいくらいになっていればいいので、お使いの電子レンジにもよりますが大体20~30秒ほど加熱すれば大丈夫です。

 

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トースターで温め直し?

揚げ物を再加熱するというと皆さんがよく使われるのがトースターではないでしょうか。外からガンガン熱を加えるので衣が程よくさっくりとするんですよね。

 

ただトースターで加熱をするというのではなくほんの一手間加えるだけで更に仕上がりが変わってきます。

 

まずトースターにくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷きます。クシャクシャにしておくことで表面に凹凸ができ、熱伝導が緩やかになるので焦げにくくなります。更に衣がくっつくのを最小限に押さえることができますし、油もトースター内に落ちないといいことづくめです。

 

つづいて冷蔵していた天ぷらは先に電子レンジで20~30秒温めておきます。こうしておくことで表面はこんがりしているのに中は冷え冷え…なんていう事態を防ぐことができます。

 

ほんのりと温まった天ぷらの表面に霧吹きで水を吹きかけます。水を吹きかけると水分が衣に浸透します。この水分が蒸発する過程で天ぷらの衣の中に空洞ができ、さっくりとした食感になるのです。この方法はフライパンで温めるときにも使うことができます。

 

トースターで3~5分加熱すればサクサクの天ぷらが蘇ります。温まった天ぷらはキッチンペーパーに乗せて油を取ってから食べるとよりヘルシーですね。

 

魚焼きグリルでもサクサクに?

魚焼きグリルはお魚を焼くためだけに使うのはもったいないほど優秀なんです。直火で一気に加熱するので衣の水分を飛ばしサクッと仕上げてくれます。ちなみに、このグリルでトーストを焼いたりしても美味しいんですよ。

 

天ぷらを温め直すには、グリルの網に天ぷらを重ならないように並べて加熱します。加熱時間は両面焼きのグリルなら上下弱火で4~5分片面焼きグリルなら強火で3~4分焼き、裏返して強火で2~3分焼きます。

 

直接火で加熱するため焦げやすいので様子を見ながら時間を調整して下さい。衣の色が薄っすらと変わったら火を止めて少し置き、余熱で中を温めると焦げること無く中まで温めることができます。

 

また、アルミホイルを敷くとグリル内が汚れにくく、敷かないで水を張れば油が落ちてヘルシーになります。お好みに合わせて使い分けてみて下さいね。

 

再び油で揚げてさくさくに!

一番さっくりと仕上げたいなら間違いないのが油でもう一度揚げることです。高めの温度の油で30~40秒ほどサッと揚げれば良いでしょう。

 

しかし油で温め直すには揚げ油の準備や片付けの手間、揚げ直すことにより油を余分に吸い、カロリーが高くなるなどいくつかデメリットもあります。

 

スーパーのお惣菜に関して言えば、揚げる手間を掛けるなら、一から作るのも変わらないかもしれませんよね。

 

まとめ

 

今回はてんぷらの色々優秀な温め方をご紹介しました。これだけの方法を知っておけば二日目の天ぷらもこれからは美味しく味わえそうで、残っても悩まなくてすみますよね。

 

それだけではなく、どれもそこまで手間のかかる方法ではなく、ササッとできる方法ばかりですので忙しい朝のお弁当作りにもピッタリです。天ぷらだけでなく唐揚げやコロッケにも使える方法ですので是非試してみて下さいね。

 

 

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