大葉(しそ)の保存方法、冷凍やタッパー、乾燥や塩漬け保存食で保存期間も長持ち!

 

薬味としても重宝する大葉・青じそですが、その独特の香りがお料理のアクセントになっておいしいですよね。

 

今回は大葉・青じその保存方法や栄養と効果効能、大葉の選び方、保存できる大葉の活用レシピをご紹介します。

 

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大葉の保存方法、保存期間は?

 

大葉の葉・または大葉、青じそ、しその葉といろんな呼び方がありますが、ここでは大葉と呼びますね。特徴的な香りの大葉の時期は夏、旬は6~8月です。

 

大葉には紫の紫蘇もありますが、その昔、紫の薬を使ったところ、人がよみがえったという話があり、紫で蘇ったので「紫蘇」と字があてられたという言い伝えがあります。

 

そんな大葉はスーパーなどで販売されているものは必ず何枚か一つの束になっていて、一度に使い切ることがなかなかないですよね。

 

使い切れなかったりする大葉はどのようにすれば、少しでも長持ちするのでしょうか?

 

大葉の冷蔵庫での保存法は?

 

大葉は青々しているものがいいとされていて、鮮度が大事です。少しでも長く新鮮な大葉を香りとともに楽しみたいですよね。

 

そんな大葉を冷蔵庫で保存して長持ちさせるためには、次のことが大事です。

✅ 空気になるべく触れさせない

✅ 乾燥させないように水分を保つ

 

パックに入っている場合は、そのまま野菜室で保存してもいいのですが、できれば、乾かないように水で湿らせたキッチンペーパーや濡らした新聞紙などに包んでタッパーやジップロックなどに入れて保存するのがおすすめです。

 

または、花瓶に花をさすように小さな容器に水を少し入れて、大葉の軸が水に当たるように立てて保存します。葉の部分が乾燥しないようにラップで覆って野菜室で保存すると長期保存が可能です。 大量保存するときなど便利ですよね。

 

大葉の適温は8度くらいと言われていますが、温度が低すぎると冷凍障害を起こしてしまい葉っぱが茶色や黒く変色しやすくなるので気をつけましょう。

 

こうして保存すると、かなり長持ちして賞味期限は少なくとも1~2週間となります。ただやはり、香りや食感を楽しみたいので、なるべく早く使用するのがベストです。

 

ちなみに、大葉の千切りの切り方は、数枚重ねて中心の太い軸を切ったら、軸の部分から上に向かってクルクルと巻いて行きます。巻いたものを1,2mmなど好みの幅で切っていくときれいに千切りができます。

 

千切りにしたものは、水に浸けておくとシャキッとしてハリがでて食感がよくなるのでぜひ試してみてください。 

 

大葉は冷凍できる?

 

大葉は意外ですが、冷凍保存が可能です。冷凍保存の仕方もいくつかあります。使い勝手や用途によって保存方法を選んでみるといいですね。

 

✅ 洗って水気を拭いて、一枚一枚ラップにくるみます。密閉袋などに入れて空気をしっかり抜いて冷凍保存します。

一枚ずつ保存する必要があるので少し面倒ですが、使うときはは凍ったまま、スープや薬味として使えます。

 

✅ 大葉を1枚ずつ水でさっと洗って水気をよく切ります。大葉同士がくっつかないようにタッパーに軽く敷きつめて冷凍します。

 

 刻んだ大葉を密閉容器に入れて冷凍します。使いたい分だけ凍ったまま使えるのでこちらも便利です。

 

✅ 大葉を洗って、水気を切ってポリ袋に入れ、冷凍庫で凍らせます。使うときは、凍ったまま袋の中で砕いて料理に散らしたりして使えます。

 

大葉は冷凍すると色が黒く変色しますが、香りと栄養はそのままなので、見た目を気にしない料理に使うのに適しています。

 

冷凍すると、1ケ月ほど保存は可能ですが、やはり香りの劣化などを考えると早めに使うことをおすすめします。

 

大葉は乾燥もできる?

 

大葉は乾燥させて保存もできます。

 

乾燥大葉の作り方は、

1⃣ 大葉を洗ってしっかり水気を切り、キッチンペーパーできれいにふきます。

2⃣ ザルの上に並べて2,3日天日干しにします。軽いので飛ばないように上から網などでおさえておくといいですね。

3⃣ 乾燥したらそのまま、または砕いたりして密閉容器に入れて保存します。できれば乾燥剤を入れるといいですね。

 

保存期間は2,3か月ほどです。使い方は砕いてご飯やパスタにかけて使えますよ。

 

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おいしい大葉の見分け方、選び方は?

 

大葉を選ぶときに見るところ、どうやって見分けていますか?次のような特徴のものを選ぶといいそうですよ。

 

✅ 緑が濃くて、色鮮やかで色ムラのないもの

✅ みずみずしく、つやのあるもの

✅ 葉の先がピンとはっている

✅ 香りがしっかりするもの

✅ 傷や斑点がないもの

 

乾いているものや、全体的にまたは一部でも、茎や葉の色が黒いものは古いので避けましょう。

 

大葉を大量消費!おいしい大葉の保存食レシピ

 

大葉を使ったレシピは薬味としてだけでなく、意外と多く天ぷらやチーズを巻いてフライに したり、サラダやご飯、パスタに散らすなど、生でもいろんな調理法でも様々な料理に活躍してくれます。

 

特に大葉が家庭菜園でたくさんできたり、ちょっと多めに手に入ったりして消費するのに困ることもありますが、そんな時は大葉を漬ける保存食がおすすめです。

 

今回は簡単にできる大葉の韓国風漬け、ニンニク醤油漬け、塩漬けのレシピをご紹介します。

 

大葉♡韓国風漬け~♡やみつきになる辛さ♬

出典:http://cookpad.com/recipe/3330272

大葉♡韓国風漬け~♡やみつきになる辛さ♬

 

【材料】

大葉                               10〜15枚

★砂糖・味醂                   各小2

★醤油・ごま油・炒りごま       各大1

★おろし生姜・にんにく           各小1

 

大葉は洗ってキッチンペーパーで拭いておきます。調味料を混ぜて、大葉を1枚ずつ漬けます。タッパーに重ねて入れて冷蔵庫で少し置いたらできあがりです。

 

この大葉漬けは韓国ではえごまの葉を使うのですが、食べ方はシンプルに大葉でご飯を巻いて食べます。おいしくてご飯がどんどんすすんで困る一品です。

 

大葉にんにく醤油

出典:http://cookpad.com/recipe/248794

⇒ 大葉にんにく醤油

【材料】

大葉 20枚

にんにく 2片

醤油  150ml、または大葉とニンニクがしっかり浸かるくらい

 

大葉は洗って、水気をしっかり拭いておきます。容器に大葉とスライスしたにんにくを入れて醤油を加えます。ふたをして、冷蔵庫で1日寝かせたらできあがりです。

 

食べ方は、パスタやおにぎり、炒めもの、ふりかけにこの大葉を使うとおいしいです。このしょうゆに浸けた大葉は何ヶ月も保存が可能ですので保存食に作っておくといいですよね。

 

大葉の塩漬け

出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1800001032/

⇒ 大葉の塩漬け

 

大葉は洗って水気をきり、きれいにふき取ります。タッパーに大葉、塩の順で重ねていきます。蓋をして冷蔵庫で保管します。2,3週間日持ちがします。

 

また、わが家ではキャベツの千切りをするときに大葉をところどころに混ぜて千切りしています。フライなどに添えるのですが、キャベツを食べるときに大葉のいい香りがしてとてもおいしいです。ぜひ、こちらも試してみてください。

 

まとめ

 

今回は大葉の保存方法や栄養や効果、大葉を大量消費できる保存レシピなどについてご紹介しましたが、大葉はしっかり保存すると冷蔵庫でも1ヶ月ほど保存が可能です。また冷凍保存ができるのも助かりますよね。

 

保存食もいろんな種類があるので飽きないですよね。薬味としてだけでなく、ぜひ、他のお料理にも大葉を積極的に活用してみてください。

 

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