夏になるとスーパーに新鮮なトウモロコシが陳列されますね。特に朝採りなんて書いてあると買って帰って、おいしいのがわかっているので、すぐに茹でたてを食べたくなってしまいます。
日本ではお米が主食のように、100gあたり約90kcalで高カロリーとしても知られているトウモロコシは、外国では主食としても食べられています。
そんなトウモロコシは、サラダやスープ、BBQなどに使われる人気の食材ですね。
今回はトウモロコシの選び方やゆで方、保存方法、簡単レシピをご紹介いたします。
トウモロコシの選び方は?
朝採りのトウモロコシが売っている場合は、文字通り採りたてですので、それが一番新鮮でしかもたっぷり糖分も含んでいるので甘いですし、朝採りがあればそれを選べばいいのですが、そうでない場合の選び方はあるのでしょうか?
採りたてでない場合の選び方は、先端にも実がぎっしり詰まっているものを選びます。
また、皮は取ってあるものではなくて、皮もしっかりついているものを選びます。皮があることで水分を逃さず、中の実がみずみずしいまま保てるからです。
ですので、購入してから食べるまでも、皮はむかずにそのままで保存しておき、食べる直前に皮をはがすようにしましょう。
トウモロコシの栄養は?
トウモロコシは、とても食物繊維が多いので、便秘などにも効果的です。
また、アミノ酸も豊富で、
疲労回復に効果があるアスパラギン酸、
免疫機能の向上、また脂肪燃焼促進する効果があるアラニン
を含んでいます。
こういったことから、旬が6月から9月で、夏の暑い季節に食べるのも疲労回復など、理にかなっているのですね。
トウモロコシのゆで方は?
では、次においしくいただくトウモロコシのゆで方を見ていきましょう。
- 皮をむいて、トウモロコシについているヒゲを取り除きます。
- お鍋にたっぷりのお湯をわかして沸騰したら、半分に切ったトウモロコシをいれます。
- むらなく茹で上がるように転がしながら3、4分ほど茹でて、ざるにあげます。
- ざるにあげたら、熱いうちに少し塩をふって味をつけます。
- そのまましばらく放置して、熱を取って冷まします。
これで出来上がりですが、ゆであがってからではなく、ゆであがる直前に大さじ1杯の塩をいれて、味をつけるのもお好みによっておすすめです。
出来上がりは熱いのでやけどに気をつけないといけませんが、茹でたてがとてもジューシーで実もぷりぷりして、歯ごたえもシャキシャキで何とも言えないおいしさですので、食べるタイミングは茹でて少し冷めてから召し上がるのをおすすめします。
とうもろこしの食べ方と簡単レシピ!
トウモロコシは何と言ってもゆでてそのまま食べるのがとても簡単でおいしいですが、それ以外にもサラダに使ったり、スープに入れたりといろんな使い方ができます。
また、BBQのように焼いてお肉の付け合わせにも彩りがよくお勧めです。
今回は簡単にぱぱっとできる炒め物をご紹介します。
とうもろこし、小松菜、ベーコン炒め
材料 | |
トウモロコシ | 1/2 本 |
小松菜 | 1/2輪 (150g) |
ベーコン | 3枚 (30g) |
サラダ油・塩・こしょう | 適量 |
- トウモロコシは、粒で使うので、心から粒を取っておきます。
- フライパンにサラダ油を入れて熱します。
- 粒にしたとうもろこしを1分ほど炒めます。
- 小松菜とベーコンを入れて強めの中火で1分~1分30秒ほど炒めます。
- 塩コショウで味付けをしてできあがりです。
いかがですか?とても簡単ではないですか?
しかも小松菜と炒めて栄養満点!トウモロコシのおいしい時期にぜひ試してみてください。
トウモロコシの保存方法は?
トウモロコシを冷蔵庫で保存する場合は、
・ ゆでてから冷めた後、ひとつずつラップに包んで冷蔵庫に保存し、なるべく2~3日で食べきるようにします。
このとき、できれば立てて保存するほうがいいです。
また、トウモロコシは冷凍も可能で、
1. 冷凍する場合はすこし硬めにゆでて、実をとっておく方法と、
2. ゆでてから3~4㎝の輪切りにして、冷凍する方法があります。
保存方法を知っておけば、新鮮なトウモロコシを時間がたってもおいしくいただくことができて重宝しますね。
まとめ
夏の旬には1本100円~200円くらいでスーパーで購入できるとうもろこし。
なんといっても旬のものは栄養たっぷりでとってもおいしいですよね。
おいしい季節に新鮮なトウモロコシを食べて、夏を堪能して、暑さを乗りたいですね。