お米に虫、食べれる?退治法は?予防ににんにくが効くってほんと!?

 

お米を洗おうと思ったら、「お米に変な虫がいる!どうしよう!!」っていう経験、みなさんも一度くらいされたことありませんか?

 

我が家でも特に夏、米びつをのぞいてびっくり!何度か大量発生したことがあって気持ち悪くて卒倒しそうになった経験があります。

 

なんでこんな虫が発生するのかほんとに不思議ですよね。買ってきたときにはいなかったし、きちっと密閉容器に入れていたのに、いったいどこから発生したのでしょう?

 

今回はお米に発生したそんないやな虫がなぜ発生したのか、退治の方法、予防はニンニクでできる?といったことについて調べてみました。

 

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お米に虫が!なぜ??

 

お米に主に発生しやすい虫は、ノシマダラメイガという蛾の小さな芋虫のような幼虫や頭が象の鼻のような形をしたコクゾウムシです。

 

スーパーなどの一般的なお店で買うお米は、農協やお米屋さんが、徹底して虫やねずみの駆除を農薬で行っているため発生しにくいのですが、無農薬で育てたお米や、薬品を使わず長期間保管されたお米には虫がよく発生します。

 

逆に、虫がいるほうが安全といえば安全なのですが、やはり気持ちのいいものではなく、食べるのもためらってしまいますよね。

 

また、すでに収穫の前に卵を産み付けていたり、収穫の後や精米の過程、精米後に保管する際、また、保存する際にも小さな隙間から入り込んだりすることもあるので、私たちはいつの間に!と思うのですが、こういった過程で卵は産みつけられているのです。

 

また、夏の暑い湿度の高い日にもノシマダラメイガは大量に発生します。ウジ虫みたいに驚くくらいうじゃうじゃして、想像するだけでも気持ち悪いですね。

 

そんな虫たち、何とかできないのでしょうか?次は発生した虫の退治法を見てみましょう。

 

虫は退治できる?

 

この虫たち、気持ち悪いのですが、毒を出してきたり病原性があったり、噛みついたりしませんのでご安心ください。

 

万が一、虫の発生したお米を食べても衛生上問題はありません。ですが、やっぱり気持ち悪いですよね。

 

一度発生してしまうと、完全に退治することは無理かもしれませんが、どうすれば退治できるのでしょうか?

 

一つ目は、新聞紙やビニールシートの上で、陰干しで1時間ほど置いておきます。そうすると、コクゾウムシは逃げだします。ノシマダラメイガの幼虫はお箸でつかんで除去します。

 

できれば陰干しの後にザルで振るい落とせば、かなり取り除くことができます。

 

二つ目は、お米をよく洗うことです。幼虫はパッと見、真っ白でお米との区別がつかないのですが、お米を洗うと浮かんできます。幼虫に中身を食べられてしまったお米も同じように浮かんできます。逆に傷んでいないお米はしっかり沈んで浮いてこないので、キチンと見分けがつきますよね。

 

ですので、しばらくお米を水につけておくことで退治できます。いつもより回数を多くお米を洗って、浮き上がった虫を洗い流すことを繰り返す事で駆除ができます。

 

我が家で虫が大量発生したときもお米を洗って浮かせて虫を取り除きました。気持ちが悪いので、これでもかというくらい何度も洗い流しました。

 

こうなる前に虫の発生を予防できたらいいのですが、では、虫の発生を予防するにはどのようにすればいいのでしょうか?

 

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虫の発生、予防にはにんにくがいい?

 

お米に発生する虫はどういったもので予防すればいいのか調べてみると「にんにく」でするという方法がありました。

 

にんにく!?お米ににんにくを入れたら、にんにく臭くなるじゃないの?っていうのが率直な意見ですよね?

 

もし、匂いが気にならないのであれば、丸ごとネットに入れてお米の中に入れて予防することができます。ただ、やっぱり匂いが気になりますよね。

 

丸ごとちょっとという時は、にんにくを2,3かけ茶封筒に入れておくという方法を試してみてください。ネットよりも臭いが付きにくいですよね。様子を見ながら、1年くらいを目安にニンニクを交換するのをおすすめします。

 

他にもご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、唐辛子も虫の予防には効果があります。

 

わが家ではコクゾウムシが10年くらい前に発生してから唐辛子を、そのままお米の中に入れて保存しています。できれば手でちぎって入れたほうが一層効果的だそうです。唐辛子も茶封筒に入れて保存しても効果があるそうですよ。

 

ただ、ニンニクや唐辛子は予防であって、虫が発生してからだと遅いので、お米を買ってきたらすぐに入れておくようにしましょう。

 

また、コクゾウムシなどの虫は5度以下だと死ぬので、2-3日冷蔵庫で保存するのも効果的です。

 

お米屋さんでも冷蔵庫のような冷暗所の倉庫で、虫が発生しないように保管しています。

 

余談ですが、低温保存して流通しているお米は、そうでないものと比べて手をかけている分、高価だそうです。

 

わが家では、真夏はなるべく密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するようにしています。

 

唐辛子を入れて冷蔵庫で保存ということもあって、幸いここ10年ほど虫は全く発生していません。おすすめですので、夏は特にみなさんも是非、試してみてください。

 

ただ、密閉保存する場合は、使い終わった後、そのまま次のお米を入れるのではなく、容器をきれいに洗って乾燥させてから、再び使い始めることが必要です。

 

まとめ

 

今回は、お米に虫が発生した場合の退治法と予防法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?食べようと思っているお米に虫が発生したら、本当に気持ち悪いですが、虫が出るという事はそれだけ食べ物が新鮮で薬が使われていないという証拠です。

 

虫は何度も洗うと簡単に退治できますし、また、にんにくや唐辛子で手軽に予防できるので、予防しておくことに越したことはないですよね。実際に行ってみて効果がありますし、発生してから退治するのも余計な手間がかかって大変ですので、ぜひあなたも予防しておいてください。

 

虫の対策をしっかりして、いつでも新鮮でおいしいお米が食べられるようにしておきましょう!

 

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