おからは冷凍保存できる?保存期間や解凍法は?おからのレシピもご紹介!

 

高タンパク低カロリーなおからはダイエットや美容にもぴったりな食材です。実は生のおからってとっても傷みやすく、冷蔵庫でもそれほど日持ちしません。

 

そこで、おからも冷凍できたらとっても便利ですが、おからは冷凍はできるの?という疑問が浮かびますよね。おからは冷凍ができて、解凍後も使いやすい保存法や使い方はあるのでしょうか?

 

今回はおからの冷蔵庫冷凍庫での保存方法解凍方法、保存期間おすすめレシピをご紹介します。

 

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おからとは?

 

ご存知の方も多いと思いますが、おからの原料は大豆です。おからの作り方は、豆腐を作る過程で大豆を煮て潰し、豆乳を絞り出した後に残りカスができますが、これがおからです。ちなみに卯の花とおからは呼び方が違いますが同じものです。

 

おからはできたてはお豆腐と同じように生でも食べれるのですが、味がないので一般的には煮物などに調理して食べます。

 

そんなおからはとっても食物繊維が豊富高タンパク低カロリーな食品で、他にも、ミネラル、レシチンといった栄養素も多く含まれていて、特にこのレシチンが素晴らしい働きをしてくれます。

 

レシチンは脳細胞を活性化し、認知症の予防や記憶力の活性化、集中力を高める働きや皮膚細胞の代謝を促し肌を若々しく保ちます。また体脂肪の代謝促進をして肥満の予防をする効果もあります。この他、動脈硬化の予防、脂肪肝の予防など嬉しい効果が多くみられます。

 

栄養たっぷりで低カロリーときたら、おからを食生活に積極的に取り入れたほうがよさそうですね。

 

ちなみに日本酒の残りかすが酒粕ですが、酒粕にもがん予防や美肌効果などうれしい効果があります。私も毎冬、かす汁や甘酒にしてしょっちゅう食べているおかげで風邪や病気知らずです。

 

酒粕の栄養や効果はこちらをご覧ください。

⇒ 酒粕の栄養と効果効能は?美容や便秘、がんや血圧にも効果的!

 

おからの保存方法、冷蔵庫では?

 

おからには生おから、乾燥おから、粉おからと種類があります。この中で乾燥おからや粉おからは水分のない保存用のおからですので、密閉してあれば常温で数ヶ月程の長期保管が可能です。

 

問題なのは生おからで、これは非常に賞味期限が短く、日持ちがしません。また、常温での保存はできません。特に夏場は持ち運びの間に傷んでしまうこともありますので注意が必要です。

 

ですので、お豆腐屋さんなどで買ってきた新鮮な生のおからは、すぐに冷蔵庫に入れて、なるべく当日中に使いましょう。スーパーなどで購入したものは記載の賞味期限に従って下さいね。

 

おからは冷凍はできるか?保存方法は?

 

おからって一度にたくさん食べるものではないし、普通に一袋買うとたいてい余ってしまいませんか?かと言って、次の日に持ち越すとちょっと不安ですよね。

 

そんなおからは冷凍保存が可能です。ですので、賞味期限内に使い切ることができない場合は早めに冷凍保存をしましょう。

 

ただ生おからは水分を含んでいるものですので、やはり質が変わってしまいます。できればどうしてもという場合に冷凍保存するのがおすすめです。

 

✅ 生おからの冷凍方法

保存の仕方は、フリーザーバッグに1回使用する分量ずつ小分けにして冷凍庫で保存します。こうすると10日程保存が可能です。

 

使うときは、冷蔵庫で解凍、もしくは涼しい季節なら自然解凍して使います。

 

生おからを冷凍する際、次にご紹介する方法で一手間掛けてあげると、保存期限を伸ばし解凍後も使いやすいおからになるんですよ。

 

フライパンで乾煎り後の冷凍方法

1⃣ 大きめのテフロン加工のフライパンで油を引かずにおからを炒ります。焦げ付きやダマを防ぐためにしっかりと混ぜながら炒ると次第におからから水分が飛び、パラパラになってきます。サラサラのパン粉のようになり、薄く色づけば完了です。150g程度のおからであれば10分ほどで仕上がります。

2⃣ 完全に冷めたら密閉容器やフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保管します。

 

ちなみに乾煎りは電子レンジでもできます。

 

電子レンジで乾煎り後の冷凍方法

1⃣ 平らな耐熱のお皿におからを広げ、ラップなどせずに500wで6分加熱します。

2⃣ 取り出してよく混ぜ、ダマになっているところはほぐしてまた電子レンジへ。

3⃣ 500wで6分を3回ほど繰り返して完全にパラパラになったら冷まして、小分けにしてラップなどに包んで冷凍します。

 

保存期間は大体1ヶ月程です。使用する際は、凍ったままお鍋に投入しても大丈夫ですので、使い勝手がよくとっても便利ですよ。

 

 調理したおからの冷凍保存

実はおからは、すでに煮物にしてあっても冷凍保存できます。とはいえ煮てあるものですからなるべく早めに食べきるのがベターです。

 

冷凍方法は、100gずつくらいに小分けし、ラップに平たく包んでフリーザーバッグに入れて二重にしてから、冷凍します。

 

使う時は電子レンジで解凍するか自然解凍して煮物などに加熱して使います。保存期間は約1週間程可能です。これだと、お弁当にもそのまま入れて使えるので重宝しますよ。

 

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おからを使ったおすすめレシピ

 

おからの食べ方としては、人参やこんにゃくなどと一緒におからの炊いたん、煮物が一般的ですが、ここではおからを使ったおいしい簡単レシピをご紹介します。もちろん、冷凍したものでものおからでも、どちらでも作れますよ。

 

繊維たっぷりサクサクおからクッキーレシピ

ついつい手が出る香ばしいクッキーにはおからを入れてヘルシーに。ダイエットにも使われるようですが、おやつの代わりにおからクッキーを食べると、罪悪感をちょっと軽減してくれそうですね。

 

 

1⃣ 常温で柔らかくしたバター100gをボウルに入れ、泡立て器でよく練ります。砂糖100gを少しずつ加えながらよく混ぜます。さらに溶き卵1個分を少しずつ加えながら混ぜます。

2⃣ 1⃣に乾煎りしたおから100gにアーモンドプードル50gを加えて混ぜます。

3⃣ 薄力粉200g、ベーキングパウダー小さじ1をふるって、2⃣に混ぜます。

4⃣ 生地がひとまとめになったらラップで包み、冷蔵庫で30分寝かせます。

5⃣ オーブンを170℃に温めます。

6⃣ 生地を5mmくらいの厚さに広げて型抜きをし、表面に溶き卵を塗ります。

7⃣ 20~25分くらい焼いたら完成です。

出典: https://cookpad.com/recipe/860015

繊維たっぷりサクサクおからクッキー

 

焼いたものをジップロックなどに入れて、冷凍庫で1週間ほど保存することも可能です。

 

おからコロッケカレー味

いつものコロッケにおからが入ればお腹にずっしりとボリュームあるおかずに変身します。育ち盛りのお兄ちゃんが居るならおすすめですよ。

 

 

1⃣ じゃがいも中サイズ2個を茹でて潰しておきます。

2⃣ 合いびき肉100gを炒めます。

3⃣ 鍋に水150ccを沸かし、刻んでおいたカレールー2片を溶かします。

4⃣ 3⃣に乾煎りしたおから100gを入れてよく混ぜます。続けて1⃣を入れてよく混ぜたら、2⃣も入れてよく混ぜます。

5⃣ 水、小麦粉、カレー粉それぞれ適量を混ぜます。

6⃣ コロッケの形にした4⃣を5⃣にくぐらせ、適量のパン粉をまぶして油で揚げたら完成です。

 

出典: https://cookpad.com/recipe/1119019

おからコロッケ★カレー味

 

まとめ

 

今回はおからの保存方法についてご紹介しましたが、おからが冷凍できるのは意外でしたね。特に乾煎りしてから冷凍をしたおからは、とっても使いやすいです。

 

ご紹介したレシピ以外にも、おからといえば定番の卯の花にもお鍋にそのままサ入れるだけでできますし、ダイエット用のケーキを焼くのにも、少し混ぜれば栄養価アップで美容にぴったりのおやつになります。

 

使い道に迷ったり、保存期間が長くなるまえに、ぜひ試してみて下さいね。

 

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