カフェインといえば、コーヒーが一番に思いつきますが、紅茶にもカフェインが入っていること、みなさんご存知ですか?
何気に毎日飲んでいるコーヒーや紅茶、緑茶にも入っているカフェインですが、実は、その紅茶に含まれるカフェインが不妊の原因になってしまうことがあるというのですが、本当なのでしょうか?
今回は、紅茶に含まれるカフェインの含有量、紅茶のカフェインが不妊の原因になる?もしそうであれば、どのくらいまでなら大丈夫なのか、紅茶以外の体に優しいおすすめの飲み物について調べてみました。一緒に見てみましょう!
紅茶のカフェインの量は?
コーヒー、紅茶、緑茶、他にもほうじ茶や玄米茶にも含まれるカフェインですが、そもそもカフェインにはどのような効果や作用があるのでしょうか?
カフェインには主に覚醒作用や利尿作用があり、例えば、夜にコーヒーを飲むと眠れなくなるとよく言いますが、これもカフェインの作用なんです。
ある研究結果では、1日に250mg以上のカフェインを接種すると夜に目が覚める回数が多くなるとでています。
では、紅茶にはどれくらいのカフェインが入っているのでしょうか?
紅茶は、アッサムやセイロンなど茶葉が取れた地域や地名が名前となっているのですがそのほとんどが、茶葉の量に対し3%カフェインが含まれています。
例えば、1杯の紅茶、150mlでは、約30mgのカフェインが含まれています。
ペットボトルの紅茶で比較すると、商品によって差があり、500mlで約70mg~約170mgのカフェインが含まれます。差があるにしても100mgの差は大きいですよね。ペットボトルにはカフェインの量も表示されているので、必ずチェックしてみましょう。
紅茶を飲むと不妊に?
では、紅茶を飲むと不妊になるという話は本当なのでしょうか?
そもそもカフェインには利尿作用や肝臓の機能を整えてくれたりする効果があります。
そしてその利尿作用には女性にうれしいむくみを改善してくれる効果があるのですが、それと同時にビタミンや鉄分などの栄養素まで流してしまうのです。これが不妊に繋がると言われています。
また紅茶のカフェインは冷え症に繋がるとも言われていて、冷え症は生理痛を悪化させ、内臓を冷やしてしまうのと同時に、子宮の動きを弱らせるため、これが不妊の原因につながってしまいます。妊娠中の方が、カフェインを控えるのもこういった理由からなんですね。
ただ紅茶を飲む回数を1日3杯までに抑えることができれば、不妊の心配はそこまでありません。
150mlの紅茶を1日3杯飲んだとすると約90mlのカフェインを摂取することになりますね。ただ、ペットボトルの紅茶を1本飲むと商品によっては、摂取オーバーしてしまう可能性があるので気をつけたいですね。
実は、私は大の紅茶好きなのですが、紅茶好きの方は紅茶を飲まないと逆にストレスになってしまい、そのストレスが不妊の原因となってしまうこともあるので、こちらも気をつけたいところですね。
紅茶の代わりのおすすめは?
では、妊娠中や不妊にならないようにするために、不妊の原因を少しでも減らすために、紅茶の代わりに飲むとすれば何がいいのでしょうか?
最近では日本でもデカフェやカフェインレスの紅茶を多く見かけるようになりましたが、こういったものもおすすめです。
これらは完全にカフェインがないというわけではないのですが、普通の紅茶よりもカフェインが少ないので安心して飲むことができます。
また、不妊治療中や妊娠中の方にはハーブティーもおすすめです。体に自然なものを取り入れる事は、リラックス効果もありますので、不妊や妊娠中の方のみならず、全ての方におすすめです。
中でもおすすめのハーブは生理痛や体を温めるのに効果があるローズヒップやジンジャー、抗うつ作用や精神を落ちつける沈静作用のあるオレンジピールなど、女性の体にあったハーブがオススメです。最近ではこう言ったハーブティーもスーパーで手軽に購入できますね。
また、ハーブティー専門のお店でブレンドしてもらったハーブティーも体に優しいですね。
個人的には、ハーブティの中でもミントティが好きでよく飲んでいます。
おすすめはフランスの紅茶、マリアージュフレールのミントティ、カサブランカです。
マリアージュフレール紅茶 カサブランカ
こちらは、ミントと言ってもとても柔らかく上品な味わいで何度もリピートしている、大好きなハーブティの一つです。
ぜひ、皆さんも是非試してみてください!
まとめ
紅茶のカフェインはやはり不妊の原因になりかねないということがわかりましたね。
ストレスをためることが不妊治療にとってはマイナスになりかねないので、大好きな紅茶を飲まないことでストレスになるのも本末転倒ですね。ですので、無理して我慢せずに嗜む程度に飲むように心がけたいですね。
また、できれば紅茶の代わりに、カフェインが少ない紅茶やハーブティーを楽しんで、心身ともにリラックスをした毎日を過ごして、近い将来、赤ちゃんを迎えられる日がくるといいですね。