薬味として、料理の具材として。正に万能なねぎはちょっとした彩りにもあると便利ですよね。一年中スーパーで見かけるねぎですがその旬は種類により微妙な差はありますが概ね晩秋から春にかけて。ちょうど鍋料理の美味しい季節です。この季節のねぎがいちばん甘みがありみずみずしいと言われています。

 

旬の時期になると産直コーナーなどで土付きのねぎが束になってとってもお手頃な価格で売られていることがあったりしませんか?あっお得!と思っても使い切る自信がなくて後ろ髪引かれながらも諦めたり。でもねぎって案外家庭でも保存ができるものなんですよ。

 

今回はそんなねぎの保存方法、常温や、冷蔵庫や冷凍庫での方法と保存期間、または土の中での保存方法、おすすめ保存食レシピをご紹介します。

 

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ねぎは常温で保存できる?

 

ねぎの保存に適した温度は0~2℃でとっても低いです。よって冬季以外は常温保存はできません。

 

冬の間は、10℃以下の涼しいところで保存できます。一本丸々のねぎであれば、湿らせた新聞紙に包んで乾燥を防ぎ、ポリ袋に入れて立てておきます。保存期間はおよそ7~10日です。

 

ただ、カットしたねぎは切り口から傷むのが早いので、冷蔵庫で保存しましょう。

 

ネギの栄養効果をご存知ですか?免疫力アップに積極的に食べたいねぎの効果はこちらをご覧ください。

⇒ ねぎの栄養と効果効能は?熱していいヌルで免疫力アップ、風邪の予防も!

 

冷蔵庫でのねぎの保存法は?

 

包丁を入れていない一本そのままのねぎは、常温と同じように湿らせた新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存をします。

 

こちらもやはり畑で栽培されていたときと同じように立てておくのが理想的で、保存期間はこちらも7~10日間ほどです。

 

また、長いままだと冷蔵庫に入れにくかったり邪魔になるので、長ネギをカットして水に浸して保存するのもおすすめです。

 

その保存法は、ビニール袋にカットしたねぎを入れて根元が3,4cm浸かるほどの水を入れ、口をしっかり縛ったら、さらに密閉袋に入れて立てて保存しておきます。こうすると1週間以上は長持ちします。中の水は2,3日に一度変えてあげましょう。

 

他にも、ねぎは、カットしてタッパーなどの容器にそのまま入れておいても、4,5日は日持ちします。また、刻んだねぎはキッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れて冷蔵庫で2~3日で保存できます。どちらも日にちが経つと味がおちるのでなるべく新鮮なうちに使い切りましょう。

 

ちなみに、保存をしていてうっかり表面がカサカサに乾燥してしまったねぎは玉ねぎの皮のように表面の一枚をむいてやると下からみずみずしいねぎがでてくるので、表面を剥いて使います。冷蔵庫で乾燥してしまっても使えるので捨てないでくださいね。

 

 

ねぎの保存、冷凍庫では?

 

ねぎは冷凍庫でも保存できるのをご存知ですか?。

 

冷凍保存方法は、ねぎを洗いしっかりと水気を拭き取った、後用途に合わせて斜め切りや小口切り、みじん切りなどに切ります。あとは、密閉容器や袋に入れて冷凍庫で保存します。

 

小口切りやみじん切りなどの場合初めにフリーザーバッグに入れる際空気も一緒に入れておき、冷凍庫へ入れて1~2時間経過した頃一度取り出して振るとパラパラの状態で冷凍されて使う際に便利です。しっかりと冷凍されたらフリーザーバッグの空気は抜いて下さい。

 

冷凍保存でおおよそ1ヶ月保存できます。解凍すると水が出てべたべたになってしまうので、使用する際には凍ったまま調理します。

 

ねぎは冷蔵庫で保存すると傷むのが早いので、できれば小分けにして、カットして冷蔵庫で保存するか、冷凍してしまったほうが風味も損なわず長持ちして使い勝手がいいですよ。

 

ねぎは乾燥保存もできる?

 

薬味コーナーなんかを見ていると時々ビンに入った「乾燥ネギ」たるものが売られているのを目にします。あのような乾燥させたねぎは、実は自宅でも作れます。もちろん家庭で乾燥させたものは保存期間は劣りますが、それでも十分使えますよ。

 

乾燥ねぎは小口切りにし、よく晴れた湿度の低い日に3日間ほど天日干しをします。乾燥したものはジップ付き袋や密閉容器に入れて冷蔵庫で保存して下さい。

 

保存期間はおよそ1ヶ月可能です。そのまま汁物やラーメンに振り入れて使えて便利ですよ。

 

玉ねぎも保存法に困ったりしませんか?玉ねぎの保存はこちらをご覧ください。

⇒ ねぎ玉ねぎの保存、冷凍方法やつるし方は?冷蔵庫では持たないって本当?

 

ちなみに畑での保存法は、土の中?

 

畑で収穫されたばかりで土もまだついているねぎをたくさん買ったという場合にはどうやって保存するのでしょう。冷蔵庫にはもちろん入り切りませんし、すべてを処理して冷凍するのもとても大変ですよね。

 

土がまだついているようなねぎなら、畑に植えられていたときと似た環境にしてあげると長持ちするんです。

 

日の当たらない場所でねぎが斜めになるように立てて、白い部分を土に埋めます。こうすると1ヶ月ほど保存が可能になります。もし、庭や畑があるようでしたら、ぜひ試してみてください。

 

ねぎのおすすめ保存食レシピ

 

そのままのねぎを保存しても良いですが、一手間加えて保存食にしておくと色々用途があり便利ですね。

 

 

ねぎ塩

蒸鶏やしゃぶしゃぶにタレとして掛けたり唐揚げのトッピングにするだけでいつもの料理がちょっと違った雰囲気になります。冷奴にかけても良いですよね。お好みでレモン汁を少々加えると酸味が程よいパンチになりそれもまた格別。

 

1⃣ みじん切りにしたねぎ2本、塩小さじ1、ごま油大さじ2を保存容器に入れまんべんなく混ぜてできあがりです。

保存期間は冷蔵庫で7日ほどです。

出典: http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1500001346/

 

まとめ

 

小口切りにして冷凍しておいたものをサッとうどんに入れたり。味噌汁の彩りに乾燥ネギをパラリと浮かべたり。ちょっと小腹が空いたなという時にねぎ味噌でおにぎりを頬張って。いつものササッとお腹を満たす一品にちょっとねぎを足すだけでなんだか丁寧な一品になった気がしませんか?

 

冷蔵庫や冷凍庫にあると、とっても便利なねぎは本当に万能だと思います。たくさんあるなら色々な形で保存をしておくと毎日出番があって、ねぎの栄養もとれますね。まずは用途に合わせて色々試してみて下さいね。

 

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