夏になると旬を迎えるとうもろこし。お祭りやバーベキューなどでこんがり焼かれているのも良いですが、塩茹でするだけでも甘くて美味しいですよね。

 

新鮮なものほど美味しく、あまり日持ちしないとうもろこしですが、買ってすぐに食べきれないこともありますよね。

 

そんなとき正しく保存できれば、日が経ったとうもろこしでも美味しくいただくことができますよ。

 

今回はとうもろこしの保存の仕方、生の場合や茹でた場合の冷蔵庫や冷凍庫での保存方法とおいしいとうもろこしの選び方についてご紹介します。

 

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とうもろこしを生で保存するには?

 

とうもろこし、またはとうきびは、収穫された時点から主成分の糖質がでんぷん質へと変化していってしまうので、実は日が経つごとに甘みが薄れてしまいます。

 

とうもろこしの収穫時期は7月~9月、この時期が旬のとうもろこの一番おいしい季節となります。ちなみに最近は生で食べることができる「スイートコーン」という糖度16度以上の品種もあるそうですがご存知ですか?

 

収穫されてからどんどんと味が落ちていくので、とうもろこしを生のまま保管することはあまりおすすめできません。

 

とは言っても、買ってすぐ調理できない時もありますよね。

 

冷蔵庫での保存法は?

そんな時は、乾燥しないように皮付きのまま新聞紙やラップに包んで野菜室に、できれば立てて保存しましょう。

 

寝かせてしまうと、とうもろこしが縦になろうと糖分を消費してしまうので甘みがどんどん無くなってしまいます。

 

出来るだけ鮮度を保つためにも、常温保存はしないでおきましょう。冷蔵庫での保存は3日程度ですので早めに使い切りましょう。

 

生で冷凍保存はできる?

また、とうもろこしは生で冷凍保存が可能です。冷凍保存法は、皮付きのまま新聞やラップでしっかりと包んで、こちらもできれば立てて冷凍庫に入れましょう。

 

消費期限1ヵ月ですが、2週間程度で食べきった方が美味しくいただけます。

 

食べるときは解凍はせずに、ラップに包んだまま電子レンジで加熱するか、皮のまま熱湯に入れて湯がくこともできます。

 

冷蔵も冷凍も皮を剥いてカットして保存することもできますが、皮付きで保存するよりも粉っぽい味になってしまうので皮ごと保存するのがベストです。

 

ちなみにカットしたものを保存するときも、空気に触れないようにぴったりラップをして保存バックに入れて保存します。

 

カットしておいたほうが使いたいときに使いたい分だけ取り出せると言う点では便利ですね。

 

ゆでとうもろこしの保存方法や賞味期限は?

 

鮮度が命のとうもろこしですから、やはり生のまま保存するよりは、下ごしらえしてから保存するほうが後でおいしくいただく事ができます。

 

買ってきてすぐに食べない場合は、おいしく食べるために一気に茹でてしまいましょう。

 

保存期間は冷蔵庫では3日程度冷凍庫だと1ヵ月程度と、保存できる日数は生で保存するときと変わりませんが、美味しさは全然違いますよ!

 

ここで美味しく茹でるレシピをご紹介します。

1⃣ 調理する直前にとうもろこしの皮を剥き、鍋やフライパンにとうもろこしが浸る位の水と塩一握り入れます。

2⃣ 火を付け沸騰したら、3分~5分ほど茹でます。

3⃣ ザルに揚げ、熱いうちにラップにぴったりと包みます。

4⃣ あら熱が取れたら保存バックに入れ、冷蔵庫や冷凍庫に保存します。

とってもジューシーに仕上がるのでおすすめですよ。ちなみに、沸騰してから同じ方法で沸騰してからとうもろこしを入れると、シャッキリした出来になります。お好みに合わせてどうぞ。

 

電子レンジで加熱する方法もあります。

1⃣ とうもろこしの皮とひげを取り除き、水で洗います。

2⃣ 水気を切らずに塩を優しくすり込みます。

3⃣ ラップでぴったり包み、電子レンジで5分加熱します。

4⃣ あら熱が取れたら冷蔵庫や冷凍庫で保存します。(ラップは外さない)

電子レンジのほうが甘く仕上がると言う意見もあります。

 

茹でるにしろ電子レンジにしろ、長く加熱しすぎると、とうもろこしのみずみずしさやシャキシャキ感が失われてしまうので、加熱時間は5分程度がおすすめです。

 

冷凍する際は、後で調理することも考えて、少し固めに茹でると良いかもしれませんね。

 

また、粒をばらした時に平らにして冷凍すると、場所も取りませんしサラダやスープ、炒め物など様々な料理に使うことが出来ますよ。使用時は凍ったまま調理してください。

 

動画:とうもろこしのひげの取り方

 

とうもろこしのひげは、蒸したり、加熱した後に皮と一緒にむけばペロッときれいに取れますよ。こちら動画で紹介していますのでご覧ください。

 

おいしいとうもろこしの選び方、見分け方は?

 

せっかく正しく保存できていても、とうもろこし自体が美味しくなければ何の意味もありませんよね。

 

美味しいとうもろこしには次のようなポイントがあります。

✅ 皮がしなったりくすんでない濃い緑色のもの

皮の色が薄いものや黄色っぽいものは鮮度が落ちています。

 

✅ 中身が見えている場合は粒ぞろいのもの

粒の大きさがバラバラだと味のバランスも良くありません。

 

✅ ヒゲが茶色でフサフサしているもの

ヒゲが茶色いのは熟している証拠です。緑色の場合は、中身がまだ黄色く色づいていない場合があります。また、ヒゲの本数は粒の数でもあるので、ヒゲが多いほど粒が詰まっていると言うことになります。

 

✅ 軸が新鮮なもの

新鮮なとうもろこしは、軸が青く、切り口が乳白色でみずみずしいです。切り口が黄色に変色しかかっているものは鮮度が落ちています。

 

✅ 外側に凹凸の無いもの

凹凸があるものは粒の水分が抜けて凹んでいたり、粒に隙間がある可能性があります。 

 

いろいろ見る点がありますね。とうもろこしを選ぶときにぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

 

新鮮なものほどとうもろこしはおいしいということがわかりましたね。良いとうもろこしを選んで、ちょうどいい加熱時間で、美味しく召し上がってください。

 

丸かじりも美味しいですが、チャーハンや炒め物に入れたり、ポタージュスープやかき揚げにしたりと、様々な料理に使えるとうもろこし、夏の旬の季節にはその美味しさを楽しんでくださいね。

 

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