冬はさつまいものおいしい季節、焼き芋のいい匂いが漂ってくると、多くの人がその香りに「焼き芋、食べた~い!」という衝動に駆られるのではないでしょうか?
そんなさつまいも、できあがるのに結構時間がかかってすぐに食べたいと思ってもしばらく待たないといけませんよね。でも、電子レンジを使うとあっという間においしい焼き芋ができるのをご存知ですか?
今回は、電子レンジを使った、さつまいもを簡単においしく焼き芋にする方法をご紹介します。きっとそのおいしさに驚かれること間違いなしです。
さつまいもは収穫したては甘くない!
「や~きいも~♪」って、最近では移動車で販売している光景もあまり見かけなくなりましたが、アツアツでホクホクの焼き芋ってホントにおいしいですよね。
さつまいもは収穫したては、まだ甘くなくて、1ヶ月などしばらく放置してから食べる必要があります。
詳しい内容やさつまいもを甘くして食べる方法はこちらをご覧ください!
⇒ おいしくないさつまいもをおいしくする、甘くする方法、レシピをご紹介!
さつまいもの保存方法を調べていて私も初めて知った事実ですが、他の芋類のジャガイモや里芋は収穫したらすぐにおいしく食べることができるのでちょっと意外ですよね。
ですので、家庭菜園などでさつまいもを作ったときも、しばらく置いておかなくてはいけないんですね。
さつまいもの保存方法はこちらをご覧ください。
⇒ さつまいもの保存方法と保存期間は?栄養や種類はどんなものがあるの?
焼き芋も電子レンジで簡単に!
スーパーなどでできあがった焼き芋を買うのもいいですが、ご家庭でもオーブンやフライパンを使って簡単に焼き芋を作ることができますよね。
ただ、オーブンやフライパンだと1時間ほど時間がかかってしまって、すぐに食べたいのに待ちきれなかったりします。また、時間だけでなく電気代、ガス代もかかってしまいます。それに、ご家庭によっては、フライパンはあっても、オーブンがない場合ももちろんありますよね。
そんな時に便利なのが、電子レンジです。今やほぼどのご家庭にもあると思われる電子レンジでもさつまいもをおいしく焼くことができるんです!
意外で驚きましたが、オーブンで焼くよりもずっと時短になって、15分もあれば作れて、しかもおいしく食べられます。
では、その作り方、時間や方法を見てみましょう。コツは、「加熱」した後に、「冷凍」で加熱することです。
電子レンジで、さつまいもを焼き芋に (1本200gの場合)
1⃣ さつまいもをきれいに、しっかり洗います。
2⃣ 濡れたままさつまいもを濡らしたキッチンペーパーで包んで、さらに新聞紙でくるみます。
3⃣ 600Wの電子レンジで、まずは1分半ほど加熱します。(大きさによって時間は変わります。)
4⃣ その後、次は解凍にして、さつまいもを9分間加熱します。
蒸す時間は合計約11分ほど、あっという間ですね。できあがったら竹串を通してみて、まださつまいもが固い場合は、解凍ではなく加熱で30秒~1分ほど再び加熱します。
今回は、1本200gのさつまいもの加熱時間を表示しましたが、大きさによって加熱する時間は少しずつ調整してみてください。
例えば、さつまいもが1本500gの場合は、最初の加熱は3分で、解凍の時は12分にしてみてください。
わが家でも時々電子レンジで焼き芋を作りますが、とってもおいしく仕上がります。
ちなみに先日、300gの紅はるかを電子レンジで調理した時は、加熱が2分、解凍が10分でおいしくできあがりました。
電子レンジでもオーブンやフライパンで焼くときと、ほとんど方法は変わりませんが、時間が大幅に短縮できるのはうれしいですね。
まとめ
今回は、さつまいもを電子レンジで焼き芋にする方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?私も実は最初は半信半疑で電子レンジを使って焼き芋を作ってみたのですが、ほんとに目から鱗でした。
いつもはフライパンを使ってゆっくり焼いていたのに、いとも簡単にしかも短時間で電子レンジで作れてしまうなんてと感動して、今までの時間は何だったんだろうと後悔したほどです。
電子レンジだと、「すぐに食べたい!」という衝動に駆られても食べることが可能です。
ぜひ、この簡単で時短でできる方法で、おいしいさつまいもが手に入るときに試してみてください。