おかひじきの食べ方、茹で方、ゆで時間は?旬や栄養価も知りたい!

 

おかひじきって、ご存知の方はまだまだ少ないと思われますが、実は私も最近まで知らない食材でした。

 

よくよく調べてみると栄養豊富で歯ごたえがよく、しかも美味しいので、まだ食べたことがない方には食べてみたくなる情報がたくさんです。

 

今回はそんなおかひじきのゆで方やゆで時間、食べ方、栄養や保存方法についてご紹介します。

 

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おかひじきとは?

 

おかひじきと聞くとご存じない方は海藻のひじきの仲間だと思う方もいるかもしれませんね。しかし、おかひじきは海藻ではなく、砂浜や砂礫地などに生息しているアカザ科オカヒジキ属の緑黄色野菜なんです。

 

葉の様子が海藻のひじきによく似ていることから、おかひじきと呼ばれています。「水松菜(みるな)」というかわいい名前で呼ぶこともあるそうです。そんなおかひじきは4月~5月半ばに旬の時期を迎えます。

 

しゃりしゃりとした食感が特徴でとても食べやすく、栄養豊富な野菜ですのでお子さんにもおすすめの食材です。

 

ちなみにおかひじきは害虫がつきにくい植物で、出回っているものの殆どが農薬を使用せずに育てられているのだそうですよ。農薬が気になる方も安心して食べられますね。

 

美味しいおかひじきの選び方は?

 

鮮度の良いおかひじきは緑色が鮮やかで濃く、葉先がイキイキとしていてのあるものが特徴です。

 

また茎が太いものは育ちすぎて固いものが多いので、なるべくくきが細めのものを選ぶと柔らかで美味しいおかひじきに出会える確率が上がりますよ。

 

おかひじきの食べ方、茹で方、ゆで時間は?

 

味にクセのないおかひじきにはいろんな食べ方があり、おひたしなどの和物やサラダにしたり、ツナやサーディンで味付けをしてパスタに絡めたり、または、天ぷらや味噌汁、炒め物にといろんな料理に使えます。中でも茹でて食べるのが一般的です。

 

ここでは、おかひじきの茹で方を見てみましょう。

1⃣ 鍋にたっぷりお湯を沸かし、塩をひとつまみ入れて沸騰させます。

2⃣ おかひじきを入れたら1~1分半程茹でます。ここで、天然もののおかひじきはアクが強めですので少々長めの2分~3分程茹でましょう。

3⃣ 茹で上がったら冷水にとり、しっかりと水気を切ってできあがりです。

 

葉が細いだけあって、ゆで時間も短めですね。茹で時間が長くなると食感が悪くなるので気を付けましょう。

 

おかひじきのアレンジレシピとして、ここではツナとマヨネーズ和えをご紹介します。

 

ツナとマヨネーズの油分がおかひじきのビタミンの吸収を促進してくれます。また、オイスターソースがアクセントになって、後をひく美味しさですよ。

 

おかひじきとツナのオイマヨ和え

1⃣ おかひじきを沸騰したお湯に塩ひとつまみ入れて1分半程茹でます。

2⃣ オイスターソース小さじ1、マヨネーズ大さじ1、すりごま大さじ1を合わせ、水気をしっかり切った1⃣のおかひじきとツナ缶1/2缶を和えます。

3⃣ 仕上げに白ごまをたっぷりかけたらできあがりです。

 

出典: https://cookpad.com/recipe/3282749

おかひじきとツナのオイマヨ和え

 

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おかひじきの栄養価は?

 

おかひじきは美味しいだけでなく栄養も豊富に含まれています。特に、美肌効果の高いビタミン類や骨を丈夫にしてくれるカルシウム類が多く含まれており、お肌が気になったり加齢とともに骨粗鬆症のリスクが高まる女性には見逃せない野菜です。

 

更には100gあたり17kcalととっても低カロリーでダイエット中の方でも安心して食べることができます。

 

ここで、おかひじきに含まれている栄養素とその効果を見てみましょう。

 

 カリウム

体内の水分量や浸透圧を調整し、体内の余分な塩分を排出してむくみを緩和したり、高血圧の予防をします。また、筋肉の働きを活性化する効果もあります。

 

✅ カルシウム

骨や歯となったり、出血した際に血を固める働きがあります。神経を鎮める効果もあります。

 

✅ ビタミンK

カルシウムが骨に吸収されるのを助ける働きをして骨粗鬆症を予防する効果があります。また、出血した際の血液凝固作用もあります。

 

✅ βカロテン

βカロテンは身体の中で必要なだけビタミンAに変わります。抗酸化作用があり、老化防止やがんの予防、生活習慣病の予防に効果があります。

 

また、皮膚や粘膜の保護健康状態の維持新陳代謝の促進などの働きをします。暗いところでは目の働きを助けてくれます。

 

⇒ 抗酸化作用とは?簡単にわかりやすくご紹介!活性酸素を抑えて健康な体を!

 

✅ ビタミンC

βカロテンと同じように、抗酸化作用があり、免疫力アップ風邪の予防老化防止がんを予防する働きがあります。

 

また、メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスの予防もして、コラーゲンの合成を促進し、新陳代謝を活性化して皮膚にハリをもたらすので、美肌効果も期待できます。

 

✅ 葉酸

細胞分裂やDNAの合成を助けます。また、悪性貧血を予防してくれます。ビタミンB12と共に鉄分の働きを助け正常な赤血球を作ります。妊娠中や妊娠を希望する女性には必須の栄養素です。

 

見た目はそれほどでもなさそうですが、実際はおかひじきには様々な栄養素が含まれて、がんの予防に始まり、様々な効果をもたらしてくれることがわかりますね。

 

食べ合わせとしては、おかひじきには脂溶性ビタミンが豊富に含まれているのでを使ってソテーしたり、オイルの入ったドレッシングで和えたりすると効率よく栄養を摂ることができておすすめです。

 

おかひじきの保存方法は?

 

おかひじきを保存する時は冷蔵庫で保存します。

 

冷蔵庫で保存するには?

おかひじきを保存する場合には、乾燥を避けるためラップで巻いて冷蔵庫のできれば、野菜室で保存して下さい。鮮度が落ちやすい野菜ですので、少なくとも3日程で食べきるのがおすすめです。

 

冷凍庫で保存はできる?

おかひじきはあまり冷凍保存には向いていません。なるべくならそのままで早めに食べてしまうのが美味しくいただけます。

 

ですが、どうしても新鮮なうちに食べきれないというときには、下茹でをしてから冷凍をします。通常よりも短めに、一分ほど茹でて冷水にとり、しっかりと水気を絞ったら、ジッパー付きの保存袋に入れて、平らにして冷凍します。

 

保存期間は2週間ほどで、長い間冷蔵庫で保存すると味も落ちてしまうので、なるべく早めに使い切ってしまいましょう。

 

まとめ

 

今回はおかひじきの茹で方や栄養、保存方法などについてご紹介しましたが、意外といろんな調理法で使いやすくて食べやすいことがおわかりいただけたと思います。

 

更には、栄養も豊富となると、これからは気をつけて探してみようと思った方も多いのではないでしょうか?

 

スーパーで見かけることも少ない食材だとは思いますが、おかひじきをご存知だった方もそうでなかった方も、是非、旬の季節には活用してみて下さい。

 

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