バナナは日本人に愛されている果物の一つ、戦前はとても貴重な食べ物だったなんて、想像もできないくらい今では当たり前のように食べていますね。
手を汚さないので、ちょっと小腹がすいたときや忙しい朝食の変わりに手軽に食べれたり、また、ヨーグルトに入れて食べたり、ケーキに入れて焼いたりしてもおいしいバナナ。
そんないろんな食べ方ができるバナナですが、普通は食卓などで、常温でおいてあるケースが多いと思いますが、きちんとしたバナナの保存法ってあるのでしょうか?
今回はバナナの保存法、冷蔵庫に入れて大丈夫なのか、冷凍保存は可能なのかという疑問について調べてみました。
バナナの保存、常温で大丈夫?
バナナって普通は食卓の上などにポンと置いてあって、気付いたらいつのまにか食べてしまっていたりして、特に「保存する」というイメージがありませんが、そもそも常温での保存で大丈夫なのでしょうか?
バナナは涼しいとき、特に冬は気温も低いので、常温で保存しても大丈夫です。保存期間は約1週間です。
ただ夏の暑い日になると熟するのも早いので、黒い斑点が発生してすぐに傷みだし、あっという間にジュクジュクになってしまいます。
★ 買ってから3日目で斑点発生です。(10月上旬です。)
そのバナナの傷む原因はバナナからでるエチレンガスです。
エチレンガスというのはバナナをそのままテーブルに置いたときに、テーブルに接触した部分がつぶれて、そこから出てきます。
ですので、ここ数年でよく目にするようになった、バナナをつらしておく保存方法が理にかなっているのですね。
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見た目もおしゃれでかわいいですね。
バナナは涼しい季節だと常温で保存が可能ということがわかりましたが、夏場の保存方法はどうすればいいのでしょうか?
夏場は冷蔵庫で保存がいい?
先ほどご紹介した通り、夏場は気温が高いので熟すのが早く、その分早く傷みます。
常温で置いておくと、購入時にきれいな黄色だったバナナもあっという間に黒い斑点が出てきて柔らかくなってしまいます。
ですので、夏場は冷蔵保存をおすすめします。
そこで冷蔵庫で保存する方法ですが、そのまま冷蔵庫に入れて保存してしまいそうですが、少しでも長持ちさせるには少し手間を加える必要があります。
ただ、手間といってもとても簡単ですので、ぜひ試してみてください。
1⃣ まず、バナナを1本ずつ、ビニール袋に入れて空気が中になるべく入らないようにきれいにくるみます。
2⃣ バナナが複数ある場合は、1本ずつくるんだバナナを、1つのビニール袋に数本まとめて入れます。
3⃣ これを冷蔵庫の野菜室かもしくは野菜室がない場合はなるべく、キンキンに冷えない場所に入れて保存します。
たったこれだけですが、バナナが長持ちします。長い場合は1ヶ月ほど持つそうです。
実はこの方法を知らなかったのですが、知ってからはバナナを慌てて食べる必要がなくなり、とても重宝しています。
朝食に、よくバナナと牛乳、小松菜などを入れてジュースを作るのですが、時々作るのが億劫で飲まないときがあると、特に夏はバナナがすぐに傷むので悩んでいました。
いつも「あ~、早く使わなきゃ…」と気になって、大袈裟ですが若干ストレスになっていたのが、この保存法のおかげでそれがなくなったのでほっとしています(笑)。
バナナは冷凍しても大丈夫?
バナナは冷凍保存も可能です。
冷凍する方法は、皮をむいて、サランラップにくるんで冷凍します。食べやすいように、1本丸ごとではなくて、いくつかに切ってから保存しておくのもいいですね。
子供のころは、暑いときにおやつ代わりにバナナを凍らして、カチカチのバナナを食べたりしました。
添加物も入っていないので、体にもいいですよね!
まとめ
今回はバナナの保存法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?冬場は特に気にすることもないかもしれませんが、やはり傷むのが早い夏場はこの方法を冷蔵庫や冷凍庫を活用したいですね。
傷んだからといって処分するのも、とてももったいないことですし、ちょっとした知識と手間だけでこれだけ、おいしさを保てるというのはありがたいです。
ぜひ、バナナの保存法、活用してみてください。