いちごの栄養と効能は?葉酸やビタミンCが多くて美肌効果も!

 

冬から春にかけて美味しくなるいちご。甘くて美味しいのでいくらでも食べられちゃいますよね。

 

いちごはビタミンCが豊富だとよく聞きますが、どのくらい豊富なのでしょうか。また、いちごを食べることによってどのような効果があるのでしょうか。

 

今回は、いちごの栄養と効果効能についてご紹介します。

 

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いちごの栄養は?

 

甘くておいしいだけで、もう十分幸せなのですが、いちごには栄養もたっぷり含まれているようです。主にどのような栄養が含まれているのか、見てみましょう。

 

✅ ビタミンCがたっぷり?

いちごにはビタミンCがたっぷり含まれているとよく聞きますが、いちごに含まれるビタミンCの量は100g中約60㎎で、実はレモンより多く果物の中でもトップレベルなんです。

 

人は、このビタミンCを体内で合成することが出来ないため、食事から摂取しなければなりません。

 

ビタミンCには抗酸化作用があり、体に悪影響を及ぼす体内に余分に発生した活性酸素を除去して免疫力を高め、ウイルスから体を守り、風邪の予防や老化防止、また、がんの予防にも効果があるとされています。他にも、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果的です。

 

そんなビタミンCが不足すると壊血病になる恐れがあります。これは毛細血管の結合組織が弱くなり、出血が止まらなくなる病気です。

 

成人が1日に必要なビタミンCの量は100㎎とされており、中くらいの大きさのいちごを7~8粒程度食べるだけで摂取することができます。さすが、いちご、ビタミンCの含有量が多いだけありますね。

 

また、ビタミンCは水溶性なので、加熱したりすると20~30%も減ってしまいます。洗いすぎても水と一緒に流れてしまうというデメリットもあります。

 

ですので、いちごのビタミンCを余すことなく摂取したいときは、生でさっと軽く洗って食べるのが一番です。

 

いちごのおいしい食べ方はこちらもご覧ください!

⇒ いちごのおいしい食べ方は?いちごは洗う?ブランデー、牛乳を使う食べ方も!

 

その他、ビタミンC以外にもいちごには沢山の栄養素が含まれています。

 

✅ ポリフェノール

いちごには、ポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれています。このアントシアニンはブルーベリーやアサイーなどに含まれていることでも有名ですね。

 

アントシアニンは、それこそブルーベリーでご存知の方も多いと思いますが、目の疲れや視力回復、毛細血管の活性化や保護、強化に有効とされています。

 

 カリウム

カリウムは利尿作用が高く、余分な水分を体外に排出して代謝を促したり、摂取しすぎたナトリウムを尿として体外に排出する働きがあります。また、血圧を安定させるので、高血圧の予防にも効果的です。

 

 キシリトール

キシリトールはガムや歯みがき粉に含まれるので、聞いたことがある方も多いと思いますが、虫歯を防ぎ、予防する働きがあります。

 

 葉酸

別名でビタミンM、ビタミンB9とも言い、赤血球を作る上で重要な栄養素です。貧血を予防する働きがあります。

 

また、葉酸は妊婦さんに必要な栄養素です。妊娠初期は、赤ちゃんの脳や脊髄が形成されるのですが、この時に葉酸を母親が十分に摂取することによって、先天性の病気の発祥リスクを軽減させることができると言われています。

 

妊婦さんや妊活中の方におすすめ、葉酸を多く含む食べ物は?こちらをぜひご覧ください。

⇒ 葉酸の多い食べ物や飲み物は?妊娠中や妊活中の方におすすめ食材18選!

 

✅ ペクチン(食物繊維)

腸内環境の改善を行ったり、便秘や下痢の改善にも有効です。また、いらなくなったコレステロールを体外へ排出する働きもあります。

 

✅ カルシウム

骨や歯を強くし、骨粗鬆症の予防になります。

 

ビタミンC以外にもポリフェノールや食物繊維など実に様々な栄養素が含まれていますね。おいしくて栄養もたっぷりで言うことなしですね。

 

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いちごの効果効能は?

 

いちごの栄養素を確認したところで、その効果も実に様々ありましたが、上記以外にもあるようです。見てみましょう。

 

✅ 美白、美肌、アンチエイジング効果

いちごにたっぷり含まれているビタミンCはしみの原因となるメラニン色素の抑制や肌にハリをもたらすコラーゲンの生成に必要不可欠です。いちごを食べることによって、シミやそばかすの予防になもなります。

 

また、いちごに含まれるポリフェノールのエラグ酸もビタミンCと同様の働きをするので、ダブルで美白・美肌効果が期待できます。

 

他にも、赤血球を作るために必要な葉酸や鉄分を含むため、貧血や冷え性の改善にも効果があります。

 

血液の状態や血行が整うことで肌にも栄養が行き渡り、ハリやキメが整ったり、ターンオーバーが活性化したりすることも期待できます。よって、くすみが気になる方にもおすすめです。

 

✅ 精神安定、疲労回復

ビタミンCには、ストレスを和らげるホルモン合成を促進させる効果があり、精神的ストレス疲労回復の効果があります。

 

また、ビタミンCは喫煙やストレスで減少してしまいます。いちごを食べることによってビタミンCを補いつつ、ストレスも抑えることが期待できます。

 

✅ むくみ、便秘、ダイエット

むくみや便秘によって体重が増えて困っている方も多いのではないでしょうか。そんな時、いちごを食べましょう。

 

カリウムやペクチンの働きによって、むくみや便秘の解消に繋がります。また、塩分の多いものを食べすぎたときにいちごを食べるのも良いです。

 

いちごはカロリーも低いので、食事の後にデザートとしていちごを食べるのも効果的ですね。

 

✅ 虫歯予防

あまり知られていませんが、いちごに含まれるキシリトールは100㎎当たり約350㎎で、フルーツの中でもかなり高いほうです。

 

いちごを食べた後に歯を磨くと、虫歯予防や歯槽膿漏の予防効果が高くなると言われています。また、口臭予防にもなるので、ぜひ試してみてください。

 

沢山の栄養素が含まれているいちごですが、鮮度が落ちると含有量も下がります。出来るだけ鮮度の良いいちごを選びたいですよね。

 

いちごの保存に関してはこちらもぜひご覧ください。

⇒ いちごの保存方法、冷蔵庫や冷凍庫で期間はどれくらい持つの?

 

鮮度の良いいちごの見分け方としては、下記のようなポイントがあります。

✓ いちご全体が赤く染まり、つぶつぶがくっきりしている

✓ 表面に傷がない

✓ ヘタが元気で青く反り返っている

 

ヘタの下の部分に裂け目があるものは完熟している証拠だそうですよ。いちご狩りに行く時は収穫の時に確認してみてくださいね。

 

より詳しい、おいしいいちごの選び方はこちらをぜひご覧ください。

⇒ おいしいいちごの選び方、見分け方は?一番甘いイチゴをいちご狩りで探すには?!

 

ちなみに、ダイエット目的以外でいちごを食べる人は練乳をかけて食べるといいですよ。脂質と一緒に摂取すると栄養素の吸収が2倍も3倍もアップするそうです。

 

まとめ

 

今回はいちごの栄養や効果についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?実はいろんな栄養や効果がぎっしり詰まっていることに驚かれた方も多いのではないでしょうか?

 

冬の寒い時期、風邪を引いたり、体がむくんだり、便秘になったり、血行が悪くなったりと、寒いといろいろと体の悩みが出てくると思います。

 

そんな時、体の強い見方になってくれるいちごを食べて、寒い季節も元気に乗り切りましょう!

 

いちごの人気の種類や品種は、こちら!

⇒ いちごの種類・いちごの種類・品種、人気のいちごの5大品種はどれ?栃木がやっぱり1位!

 

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