初夏になると桃がおいしい季節の始まりですね。
旬が6月~9月の桃は、そのほのかな甘いいい香りがたまらなく、嫌いという人はいない果物ではないかと思ってしまいます。
そんな桃はとっても柔らかいその実がすぐに傷んでしまうイメージがあり、取り扱いが難しい感じがしますよね。
そういえば、あんまり考えたことがなかったかもしれませんが、桃にも保存方法があるのでしょうか?
今回はそんな桃の保存方法や栄養、効果をご紹介したいと思います。
桃の保存方法ってあるの?
桃といえば、一般的にそのまま冷蔵庫にいれて保存しがちですよね。
ですが、実は桃には正しい保存方法があるのです。それは常温です。
桃を冷蔵庫で保存してしまうと、水分が抜けて甘みが飛んでしまうんだそうです。
以前テレビ番組で冷蔵庫に入れた時と常温で保存した時の違いを比較していたのですがその違いは明らかでした。
その保存方法ですが、常温でそのまま保存するのではなく、キッチンペーパーなどに包んで風通しの良いところに置いておきます。そうすることで持ちもよく、きれいな状態で保存でき、軽く1週間は保存できるのです。
また、冷えた桃を食べたいときには、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れておきます。
実はこの保存方法を知らずに、買ってすぐ無防備に冷蔵庫で保存していたのですが、あっという間においしい桃がシワシワで真っ黒になってしまい、一部黒ずんで傷んでしまって、甘いのを通り越しておいしくなくなったという経験が何度かありました。
すごくもったいないですよね。どうしてかわからなくて、悩んでいた時にこの方法を知りました。
最近の桃は決して安価ではないですから、どうせなら上手に保存しておいしくいただきたいですよね。
この保存法を知ってひどく感動したので、少しでも多くの方に知っていただきたいと思いご紹介しました。
桃の栄養や効果は?
桃は今では、高価なこともあって嗜好品のようなイメージがありますが、実は栄養も豊富で、その効果はバカにできません。
旬が夏の野菜などは食欲増進、夏バテ防止などの効果が見られますが、実は桃も例外ではありません。
夏バテや疲労回復に効果があるといわれるフルクトースという果糖を多く含み、食べたときに、歯に繊維が引っかかったりしますが、食物繊維が豊富で便秘解消にも効果があるとされています。
また、カリウムを多く含み高血圧予防にもいいとされています。
おいしいだけかと思ったら、栄養面、健康面でもこんなに効果があるなんて、旬の時期には、せっかくですからおいしい桃をもっとたくさん食べたいですね。(食べすぎはいけませんが…。)
余談ですが、桃の産地は?
桃は山梨県が1番の産地として有名ですが、実は和歌山県も産地として関西では知られています。
全国的にはあまり知られていませんが、実は和歌山県はフルーツ王国で年中おいしい果物がいただけます。
桃の旬の時期になると、JAや道の駅では、箱で比較的に安く買えるので、関西圏の方には、おすすめです。
まとめ
高価なイメージのある桃、買ってもすぐに傷んでしまい長持ちしないのが残念!と思っていましたが、この保存方法を知るとおいしくいただく期間が延びて、慌てずにゆっくり堪能して食べられそうですね。
また、おいしいのに栄養もたっぷりで夏バテ防止や高血圧防止などの効果もありますし、旬にはぜひとも、積極的にいただきたい果物ですね。
そのためにもこの保存方法が少しでも、みなさんのお役に立てればと思います。