ココナッツオイルをはじめとした最近のオイルブームで注目を集めたえごま油ですが、知人がえごま油を製造している仕事に携わっているのですが、ここ数年すごい人気で、常に在庫がないほどだそうです。改めてマスコミの影響ってすごいですね。

 

そんなえごま油は類まれにみる多様な効果が期待できるそうですが、いったいどんな効果があるのでしょうか?

 

今回はえごま油の栄養と効果、使い方、してはいけないこと、便秘に効果的になのか、おすすめの摂り方といったことについて調べてみました。

 

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えごま油とは

 

えごま油とは、まだまだご存知ではない方も多いかも知れませんが、シソ科のえごまの種から作った油です。

 

★こちらがえごまの種です。

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(画像引用:http://plus-max.com/tokusan/egoma.html)

 

その形は非常にシソと似ているえごまですが、味は全く異なりえごまも独特のクセのある味をしています。

 

韓国料理を食べに行くと焼き肉やサムギョプサルなどにサンチュ(レタスのような野菜です)と一緒によく出てくる野菜で、お肉を巻いて食べるととてもおいしいです。

 

韓国ではえごまの葉を「ケンニプ」というのですが、韓国の食卓によく出てくる「えごまの葉の醤油漬け」はとってもおいしくて、個人的には大好きでなのですが、ご飯を巻いて食べるクセになる味です。

 

韓国食材を売るお店で販売しているので、よかったら試してみてください。

 

そんなえごまの葉は、韓国では日本でいう人参や胡瓜と同じように一般的に流通している野菜ですが、日本ではやっと最近スーパーで見かけるようになりましたが、それもここ数年のことで、まだまだ珍しい野菜と言えますね。

 

えごま油の栄養は?

 

えごま油は、今となってはその効果が非常に注目されていますが、それまではほとんど日が当たることなく、ご存知なかった方も多いのではないでしょうか?

 

えごま油、多くの栄養素を含んでいますが、特徴的なのは必須脂肪酸の一つであるオメガ3系の油ということです。

 

オメガ3は体内で作ることができない現代人に不足している脂肪酸と言われています。

 

先ほどご紹介したえごま油に含まれるオメガ3の一つであるα―リノレン酸の含有量は目を見張るものがあります。

 

他の植物油と比較すると、

ごま油   0.3%

オリーブ油 0.6%

えごま油  60%

と圧倒的に多いことがわかります。

 

えごま油はたった小さじ1杯摂取するだけで、1日のオメガ3の摂取量取れます。

 

えごま油の効果は?

 

そんなオメガ3を豊富に含むえごま油を摂取することで、様々な効果が見られます。

 

血液の流れがよくなり動脈硬化を予防

美肌効果

老化予防

認知症の予防

肌荒れの改善

ダイエットの効能

といった効果が挙げられます。

 

ここ数年でえごま油が注目されている理由は、何と言っても認知症の予防ではないでしょうか?

 

高齢化社会に突入し、長生きはしても、身体や脳が思うように動かないとご自分もご家族も辛いですよね。

 

健康寿命を長くし楽しく生活するためには、心身ともに元気で長生きするのが一番ですし、だれもが望むことではないでしょうか。

 

 

そんな悩みも解決してくれるかもしれない!と期待できるえごま油、積極的に摂取したいと思う気持ちは皆さんやはり一緒ですよね!私も両親にすすめています。

 

★ こちらはある番組で紹介されていた島根県川本町の国産えごま油。大人気でほぼ売り切れ状態が続いているそうです。すごいですね!

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(画像引用:http://plus-max.com/tokusan/egoma.html)

 

えごま油でしてはいけないこととは?

 

えごま油にあることをするとせっかくの効果が薄れてしまい台無しとなってしまいます。

 

それは、熱することです。

 

オメガ3系の油は、他の油に比べて成分が壊れやすい性質があります。特に熱による劣化は100度以上で急速に進みます。

 

ですので、160度以上になるてんぷらやフライなどの揚げ物は絶対に禁止です。

 

また、えごま油はフレッシュジュースのような油で長期保存に向いていません

 

そのため、できるだけ酸化を防ぐために冷蔵庫で保存し、2か月以内に使い切りましょう。

 

市販で販売されているえごま油には様々なサイズのものがありますが、中には1回ごと使えるスティックタイプのものもありますので、開封して使い切れないと思う場合は、1回ごと使えるスティックタイプを使うのもいいですね。

 

私も以前、使ったことがありますが持ち運びに便利で、お昼や夕食のおかずに少しずつかけたり、入れたりしてとても使いやすく、食事に取り入れやすかったのでおすすめです!

 

自然なことですが、体にいいと聞くと何でも試してみたくなりますよね!

 

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えごま油は便秘に効果的?

 

えごま油に含まれるオメガ3脂肪酸のα―リノレン酸は認知症予防や美肌効果以外にも腸の働きを抑止し、悪玉菌コレステロール、老廃物を排出するという働きがあります。

 

老廃物が排出されると腸内環境が整うため、便秘が改善され効果的だとされています。

 

その人の体質によっても異なりますが、2~3日で体質が変わってくることもあるそうで、2日続けて飲んだだけで便通がよくなったという声もありますので、便秘に悩んでいらっしゃる方は試してみる価値はありそうですね。

 

摂取する上で大事なことは、少しずつ毎日摂取する事です。ただ、やはり油ですので取りすぎにはくれぐれも注意しましょう。

 

 

えごま油の使い方は?

 

えごま油は熱することがいけないということがわかりましたが、では、どんな使い方をすればいいのでしょうか?

 

おすすめはそのまま使うことですが、

・納豆

・カレー

・卵かけごはん

・食べる直前のお味噌汁

など、食事にでてくるもの、基本的になんにでもかけて食べることができるので取り入れやすいですね。

 

ほかにも、お酢や塩と一緒に手作りでドレッシングを作ってもいいですね。

 

 

まとめ

 

今回はえごま油について、栄養や効果、便秘にも効果的ということをご紹介しました。

 

特に、やはり認知症に効果的だということは、人はみな老いていきますので、すべての人にとってうれしい情報ではないかと思います。

 

ただ、健康オイルと言われるえごま油ですが、とはいってもやはり油ですので、過剰な摂取には気をつけて普段の食生活に取り入れていきたいですね。

 

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