マヨネーズとかケチャップとか、調味料ってうっかりすると賞味期限の概念がないのは私だけでしょうか。恥ずかしながらあまり期限を気にしたことがありませんでした。

 

どちらかというとマヨネーズは好きな方ですので定期的にサラダや和物などに使用し、使い切っていたのでそんなに長期間同じマヨネーズが冷蔵庫にあるという状態でもなかったのですが、それにしたって、と気になり、今回はマヨネーズの賞味期限や賞味期限切れはいつまで食べられるのか、未開封や開封済みについて調べてみました。

 

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マヨネーズの賞味期限とは?市販と手作りでは?

 

マヨネーズの賞味期限ってなんとなくそう簡単には腐らないし、長期間使わずに置いたものでなければ、特に表示を確認することなく使い切っているということも少なくはないかと思います。特に市販品だと安心感が強いですよね。

 

市販のマヨネーズは、チューブのものであれば未開封品で大体10ヶ月瓶詰めのもので12ヶ月ほどです。

 

開封をしたあとは1ヶ月ほどで食べきるのが理想的です。意識したことはありませんが、我が家では1ヶ月以上使っている気がします。

 

市販のマヨネーズは防腐剤など添加物が入っているから長持ちすると考える方もいるかもしれませんが、実はマヨネーズに防腐剤を使用することは禁じられています。では、どうしてそんなに長持ちするの?と逆に不安に思いますよね。

 

マヨネーズの原材料は卵、油、酢、塩が主であるというのは有名な話で、卵という非常にデリケートな食材を使っているのだから数ヶ月に及んで長持ちするというのはやっぱり不思議な気がしますよね。

 

それには酢と塩の力が大きく関わっているのです。酢と塩はそれぞれ単品でも大きな殺菌効果を持っています。この2つが組み合わさると更に強力な殺菌効果が生み出されるのです。また卵と油が上手く撹拌されて乳化している状態にあることで腐りにくい状態になっているんですね。

 

ちなみに手作りになるとそんなに長持ちしませんので注意が必要です。というのも市販品に比べて密閉状態が保たれておらず、作る過程でも空気や雑菌に触れている可能性が高く、しかも市販品ほど上手く乳化させられていないためです。

 

手作りマヨネーズは酢や塩の分量にも左右されますが大体1日~7日程度と考えたほうがよさそうです。

 

マヨネーズは腐るとどうなるの?

 

ではマヨネーズはどのような状態になっていたら注意が必要なんでしょうか。食べられない状態はどういったものなのか知っておくと処分するときの目安になりますね。

 

✖ 油が分離している

マヨネーズは分離すると油と黄色っぽい液体の2層に分かれます。こうなっていると油と卵の乳化状態は保たれておらず、マヨネーズが傷みはじめている、もしくは傷んでいると判断したほうが良さそうです。

 

✖ カビが生えている

目に見えてカビが生えているとなると、もう言うまでもありませんよね。口の部分からカビが生えることが多いようです。

 

特に封を切ったマヨネーズは常温で保管するとよくありません。夏場などでは、あっという間にこういった状態になってしまうことも考えられるので、開封したマヨネーズは冷蔵庫で保存をするようにしましょう。

 

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マヨネーズの賞味期限切れはいつまで大丈夫?

 

賞味期限は美味しく食べられることをメーカーが保証する期限です。ですので、多少過ぎたところで健康被害はあまりないと考えられます。では、どの程度大丈夫なものなのでしょうか。

 

未開封で賞味期限切れの場合は?

未開封のままストッカーで忘れられていたマヨネーズ。ほんの1,2ヶ月なら大丈夫かもしれませんが、しかし、1年、2年、中には3年と年単位で切れてしまうとさすがに危険ですね。

 

未開封のうちは品質はそこまで変わらないけれど、開封した途端にみるみる劣化するということもあるようですので、開封したら、腐っていないか状態を確認して、大丈夫そうであればその時だけ使い、残りは諦めるという方法もありかもしれません。

 

ただ、使う前の観察、確認は必ずおこないましょう。

 

開封後で賞味期限切れはいつまで大丈夫?

開封をしたマヨネーズは外気との接触がありますので未開封品のように数ヶ月と賞味期限を超えるのは悩ましいところです。とはいえここでいう賞味期限は「開封日から1ヶ月」ではなく、パッケージに記載されている方の賞味期限のお話です。

 

開封をしてから半年たったマヨネーズだけどパッケージ記載の期限は過ぎていないという場合には全く気にしないという方がほとんどではないでしょうか。逆に1ヶ月では到底使い切れないという声もあるほどですよね。

 

賞味期限切れ1ヶ月、2ヶ月でも腐っていないか確認をして、分離をしてきたり、カビが発生しそうなら処分をしたほうが無難ですね。半年ともなると、色が変わったりしていなくても処分したほうが体のためになります。

 

いずれの場合にも半年や1年、2年と年単位で期限を超えてしまうと食中毒菌からのリスクもあるので、諦めましょう。

 

数ヶ月超えていたというときも、マヨネーズ事態の保存状態ですとか環境に左右される部分が大きいので、実際に目で見たり臭いて、ちょっとおかしいなと思ったらもったいないですが諦めるのも大事です。

 

200円程のマヨネーズを諦めて食中毒にかからないのであれば安いものですね。

 

マヨネーズを大量に消費できる使い方は?

 

マヨネーズを買いだめして大量に使いたい、急いで使い切りたい時、サラダにかけるにしても限度がありますから、賞味期限の切れそうなマヨネーズがたくさんあるときには困りものですよね。

 

マヨネーズの消費にはどういった使い方があるのか見てみましょう?

 

✅ 炒め油の代わりに使う

炒め物をするときに、油の代わりにフライパンにマヨネーズを入れて熱するとなかなか便利なんですよ。お酢の酸味は好い加減で飛びますし、野菜炒めなんかでは程よいコクがプラスされます。

 

チャーハンに使うとご飯がパラパラになり美味しいですし、しかも見た目にはマヨネーズを使用しているとわかりにくいですのでマヨネーズが苦手という方にも抵抗なく食べてもらえます。

 

✅ 揚げ物の衣に加える

マヨネーズを天ぷらの衣に加えるとサクサクになります。唐揚げの衣に加えるとふんわり柔らかに仕上がります。これはマヨネーズに含まれているお酢や卵のなせる技なのではないかと思うのですが、是非こちらも試してみて下さい。

 

マヨネーズの捨て方は?

 

さて、もう食べられないと涙を飲んで諦めたマヨネーズですが、どうやって処分したら良いのでしょうか。排水口に流すのは詰まりを起こす可能性もありますし、環境に配慮すると良くありません。ですが、容器と中身は別々に処分した方がいいですよね。

 

マヨネーズの中身は新聞紙などに出して包み、ビニール袋に入れて生ゴミと一緒に捨てます。残った容器は自治体の決められた方法で処分をしてくださいね。

 

まとめ

 

今回はマヨネーズの賞味期限や賞味期限切れがいつまで食べられるのかについてご紹介しましたが、マヨネーズって開封をすると意外と長持ちしないものなんだなと驚いた方も多いのではないでしょうか?

 

多少なら過ぎても問題なく食せるようですが、やはり美味しく食べたいですから今後は少し意識して、おいしくて安全な期限内に使い切れるように小さいサイズのものを買うなど工夫するといいですね。

 

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