さくらんぼの保存方法、枝は?常温、冷蔵庫では?冷凍はカルピスで?保存期間は?

 

甘酸っぱくて、しゃりっとした歯ざわりが楽しくていくつでも食べられそうな気がしてしまうさくらんぼ。

 

高級なブランドとされる品種のものは「赤い宝石」とも呼ばれることもあり、良い品質のものは一箱1万円で販売されていたりしますよね。

 

それはともかく見た目が可愛く、一粒ドリンクに浮いているだけでちょっと嬉しいさくらんぼ。旬の頃になると、ちょっとお手頃になったりしてついつい手が伸びてしまいます。

 

せっかくのさくらんぼ、冷蔵庫で冷やしておこう!と、良かれと思って冷蔵庫に入れていませんか?

 

今回はさくらんぼの保存方法、冷蔵や冷凍庫で大丈夫なのか、保存期間やおいしいカルビスを使った食べ方についてご紹介します。

 

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さくらんぼの保存方法、常温や冷蔵庫では?保存期間は?

 

買ってきたさくらんぼ。デリケートな果物だからと大急ぎで冷蔵庫に入れたくなりますよね。実は、それってとてももったいないことをしているのです。

 

さくらんぼは5℃以下の低温の環境下では、果肉が固くなってしまう性質を持っています。食感が悪くなるのと同時に冷蔵庫内で乾燥が進み、水分や旨味が抜け、更には酸味も損なわれていき、なんとも味気ないさくらんぼになってしまうのです。

 

さくらんぼって、なんだかボヤけた味だなぁと思っていた方は、保存方法がまずかったのかもしれません。

 

では、どのように保存するのが良いのかというと、さくらんぼを新聞紙に包み、10℃くらいの冷暗所におくことです。食べる時に流水で冷やして食べるようにすると程よく冷え、甘みもしっかりと感じられる美味しいさくらんぼになりますよ。

 

ちょっと気温が高くて心配なんだけど、という場合にはやむを得ないので同じように新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室に入れて下さい。

 

そして常温・冷蔵どちらの場合にも、なるべく早く食べるようにします。さくらんぼは収穫後から時間が経つにつれ旨味がなくなっていきますので、買ってきたらすぐ、当日食べるくらいがちょうどいいのですがなかなかそうも言ってられませんよね。

 

冷蔵・常温で保存できる日数は2~3日くらいまでとなります。

 

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さくらんぼは冷凍できる?枝は?保存期間、解凍方法や食べ方は?

 

さくらんぼは意外ですが、実は冷凍できるんです。ですので、たくさんあってとても2~3日中には食べきれないという場合には、早めに判断をして冷凍保存をすると良いでしょう。

 

冷凍の仕方は、サッと洗い、水分を拭き取り、フリーザーバッグに平にして入れ、空気を抜き真空状態にし、冷凍庫で保管をします。

 

枝の部分はお好みで取っても取らなくても良いですが、取っておくと使いやすく食べやすいです。またカサが減るので冷凍庫内を圧迫しないというメリットもありますね。

 

ただ、冷凍をしたさくらんぼは細胞が破壊され、食感が損なわれます。従って完全に解凍をして元の生のさくらんぼのように食べようと思うと美味しくありません。

 

凍ったままの状態で食べるとシャーベットのようになり美味しく食べられます。夏にはサイダーに凍ったさくらんぼを浮かべてドリンクにするというのも涼しく見た目もかわいくて良いですね。

 

また、冷凍することで細胞が破壊されると果汁が多く出やすいので、それを利用してジャムにするという使い方もあります。生のものを使うよりも味わいあるジャムに仕上がるのでおすすめです。

 

冷凍保存できる期間は1~2ヶ月ほどとなります。

 

カルピスを使った冷凍方法って?

 

実はさくらんぼの冷凍というと話題になった方法があります。それに使用するのが大人から子供まで大人気の「カルピス」です。

 

作り方はとっても簡単!よく洗い水分を拭き取ったさくらんぼの枝を取り、タッパーなどの保存容器に入れてカルピスの原液を注ぎます。蓋をして冷凍庫に入れるだけでできあがりです。一晩凍らせたら食べることができますよ。

 

カルピスは糖度が高く、完全には凍結しないので程よいシャーベット状になります。さくらんぼはカルピスに漬け込むことで本来よりも甘酸っぱさが増し、ちょっとしたデザートになるんです。

 

また、製氷皿に一粒ずつさくらんぼを置いて、そこにカルピスを注いで作るという方法なら一粒ずつさくらんぼを取り出すことができて、便利です。

 

そのまま食べても良し、サイダーに浮かべるも良し、お好きな食べ方でお召し上がりください。キュンとした甘酸っぱさが暑い夏にはいくつでも食べられてしまう美味しさですよ。

 

実を取り出したあとのカルピスは、お水やサイダーで割って普通に飲むことができるので一石二鳥です。カルピスにもさくらんぼの風味がほんのりとついて、特別なカルピスになりますよ。

 

カルピスのカロリーが気になるという方は、カロリーオフタイプのものを選んでも良いですね。

 

こちらの保存期間は大体1ヶ月ほどになります。

 

まとめ

 

今回はサクランボの保存方法をご紹介しましたが、私も恥ずかしながらこれまでは買ってきたさくらんぼを大急ぎで冷蔵庫にしまっていました。

 

それがさくらんぼの美味しさを損ねているなんて考えもしませんでしたが、実はとってももったいないことをしていたんですね。

 

そして、さくらんぼのカルピス漬け、とっても気になりませんか?食べきれないさくらんぼをジャムやコンポートなんかに加工するのはハードルが高いなと思う方でも、カルピスに漬けて冷凍するだけなら簡単にできそうですよね。

 

暑い夏、お風呂上がりのアイスクリームの代わりにも活躍しそうなカルピス漬けの冷凍さくらんぼ、是非試してみて下さいね。

 

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