イタリアンレストランの前菜に飾られている緑の野菜。これってよく見かけるなぁと思いつつも名前を知らない葉っぱの正体は、ルッコラかもしれません。
ルッコラと聞くだけでなんだかオシャレな気がしてしまう庶民派な私ですが、実は家庭でも非常に手に入りやすく調理のしやすい野菜なんです。
しかも栄養豊富で美味しいとあれば早速買いに走りたくなっちゃいますよね。代表的なお料理はサラダですが、もちろんその他にも様々なお料理に変身可能。
今回はそんなルッコラの魅力、食べ方やレシピをご紹介しますね。
ルッコラの食べ方は生で?茎は食べられる?
ルッコラってよく耳にするかもしれませんが、サラダなんかに使用されている葉物野菜です。具体的にどのような形や色のものだったかと問われると言葉に詰まるかもしれません。
地中海沿岸が原産であるルッコラは見た目はほうれん草に似た葉や色をしています。胡麻のような香りがあり、ピリッとした辛味、ほんのりとした苦味が特徴です。
特にアクも無いので面倒な下処理も不要、洗って切ってお皿に盛るだけでサラダにできちゃう便利なお野菜とあれば主婦の方は気になりますよね。
本場イタリアではサラダやカルパッチョ、ピザに生のまま乗せて食べる食べ方が主流です。その他にサッとオイルで炒めたりオムレツに入れたり、おひたしにしたり、細かく刻んだものをご飯に混ぜたりしても美味しいんですよ。ピューレにしてポタージュスープやムースにするといった食べ方もできます。
気になる茎の部分ですが、生で食べるにはやや固くて食べにくいですが、火を通すならすべて食べることができます。
ルッコラにたくさん含まれるβカロテンは脂溶性ビタミンですのでオイルとの相性がバツグンです。オイル入りのドレッシングを使ったり油と一緒に調理することで栄養を効率的に摂取できますよ。
ルッコラはサラダがおすすめ!
何と言ってもやはりルッコラはサラダで食べるのが美味しいんです。しかもどんな食材との相性も良いので、様々なバリエーションで味わうことができるんですよね。ドレッシングのテイストを選ぶ楽しみもあります。
ポピュラーなのは生ハムと組み合わせた物やトマトやモッツァレラチーズを使ったイタリアンカラーのサラダですが、日本料理っぽく大根やシラス、鰹節を使ったりしてもよく合います。ステーキを乗せてガッツリとメーンになるサラダにするのもありですし、えびやたことも合うんです。
鮮やかなグリーンの色とひらひらっとした見た目がとっても美しく、食卓が華やかになりますね。
ルッコラのおすすめレシピ!
意外にもたくさん食べ方があるルッコラですが、中でも是非試していただきたいおすすめレシピをここではご紹介しますね。
ルッコラのサラダ
とにかくシンプルでルッコラのお味を味わう一皿です。ハムやチーズを添えればお酒のお供にもピッタリです。
1⃣ ルッコラを水洗いし、水気をしっかりと切ります。
2⃣ お皿に高く盛り、塩をパラパラっと振り、オリーブオイルを2周くらい回しかけ、レモン汁1/2個~1個分程絞ります。
3⃣ パルメザンチーズと胡椒を好きなだけかけます。
参考レシピ:https://cookpad.com/recipe/915187
ルッコラご飯
こんなルッコラの食べ方があったの!?と、意外に思うかもしれませんが、ルッコラご飯なんとも好相性でお箸が進みますよ。おむすびにしても美味しいんです。
1⃣ ルッコラ50gはみじん切りにし、塩少々を振り混ぜて10分置いておきます。
2⃣ 1⃣の水気を絞り、ごま油少々、塩少々を加え、混ぜます。味見をしてごま油は風味を感じるくらい、塩分はちょっとしょっぱいと感じるくらいが良いです。
3⃣ 温かいご飯2膳分に2⃣をさっと混ぜたらできあがりです。
参考レシピ:https://cookpad.com/recipe/2843556
生ハムとルッコラのレモンクリームパスタ
レモンの爽やかな酸味が効いたクリームソースとルッコラのほろ苦さ、生ハムの塩気がとっても美味しい一品です。パスタの上にフレッシュな生ハムやルッコラを飾るので見た目にも華やかでおもてなしにも◎です。
1⃣ フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、生クリーム100cc、牛乳80cc、顆粒コンソメ小さじ1、パルメザンチーズ大さじ2、レモン汁1/2個分を加え塩コショウで味を整えます。
2⃣ 茹でたパスタ200g分を1に加え、全体に絡め、二人分に分けてお皿に盛ります。
3⃣ 食べやすく切ったルッコラ1パックと半分に切った生ハム6枚を盛り付け、黒胡椒を振ったら出来上がりです。
参考レシピ:https://cookpad.com/recipe/2615799
まとめ
今回はルッコラの食べ方をご紹介しましたがいかがでしょうか。益々ルッコラが気になったのではないでしょうか?
実はルッコラはハーブの一種ということもあり非常に育ちやすい野菜で、家庭でも育てることだってできるんですよ。良い食育にもなりますし、お子さんがいる家庭では一緒に育ててみるのもいいですね。
ちなみにルッコラは色の濃いものが苦味が強く、薄い色のものは癖が少ないですので買うときにはお好みで選んでみてくださいね。