季節の変わり目の秋から冬や、乾燥する冬はとっても風邪をひきやすいですよね。
十分注意しているつもりでも、気温の変化に気づかなかったり、つい薄着をしてうっかり風邪をひいて、鼻水がでたり、熱がでてしまったりすることもありませんか?
私も最近はちゃんと薬を飲んだり、引き始めに食べ物や睡眠に気をつかうことで風邪をひかなくなったのですが、一時はすぐに体調を壊し、よく風邪をひいてのどが痛かったり、寒気がしたりと、辛い冬を送っていました。
今回は風邪の引き始めの対処法、おすすめの漢方薬や食べ物、お風呂に入っても大丈夫?などの疑問について自分の経験を交えてご紹介したいと思います。
風邪の引き始めの対処法
風邪の引き始めはみなさん、どのようにされていますか?特に何も対処せずにいると翌日、必ず悪化してしまいますよね。
風邪の引き始めはすぐに対処しておくと、次の日は必ず楽になりますので、ぜひおすすめの方法を試してみてください。
それは、
☑ 漢方薬を飲む
☑ バランスのいい食事をとる
☑ のどを温める、潤す
☑ お風呂に入って湯船につかる
☑ 暖かくしてぐっすり、しっかり寝る
です。
では、一つずつ見ていきましょう。
風邪の引き始めにおすすめは漢方薬!
私は、風邪の引き始めには風邪の薬ではなく、必ず葛根湯を飲んでいます。人によってその効き目は違うのかもしれませんが、葛根湯は風邪の引き始めには非常に効果がありますし、テレビなどでお医者さんがすすめているのをよく見ます。
風邪の引き始めに、体がだるく悪寒が走ったり、鼻水がでたり、のどが痛い場合など、「あ、風邪かも!?」と思ったらすぐに飲むようにしているのですが、不思議なくらい次の日朝起きたら治っています。
ですので、「引き始めかな?」と思ったらすぐに飲めるように、2,3個持ち歩いているのですが、この冬はみなさんもぜひ葛根湯を常備しておかれることをお勧めします。
そして、もし今、風邪の引き始めなら、できるだけ早めに飲んでおきましょう。
葛根湯は、風邪の引き始め以外にも効果的
葛根湯はそのパッケージにも書いてあるのですが、風邪の引き始め以外にも効果があります。
肩こりや頭痛にも効果的で、また意外ですが、歯痛にもいいそうです。
以前、お医者さんがあるテレビ番組で葛根湯は漢方なので、それほど気にせずに頭痛や肩こりの症状などにも飲んでもいいお薬といっていました。
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頭痛薬など普段、薬は全く飲まないほうですが、葛根湯だけは別で、その番組を見て以来は特に、風邪の引き始めだけでなく、肩が凝ったり頭痛の時など、ちょっと様子が変だなという時に葛根湯を服用していますが、やっぱり治る気がします。
ということで、あまり薬に頼りすぎるのもいけませんが、ちょっと気になるとき、特に風邪の引き始めに葛根湯はおすすめです。
風邪の引き始めの食べ物は?
風邪の引き始め、食欲がない時もあるかもしれませんが、そういうときほどむしろ、できるだけバランスよく、野菜をたっぷりとって、特にビタミン類や栄養のある食事を摂りましょう。
お味噌汁や魚、お肉と野菜の煮物など、たくさん食べれなくても、いくつかのおかずを少しずつ食べるのがバランスもよくおすすめです。
なかなか食事に気をつかうことも忙しくてできない!という方のために、手軽に買えたり作れる風邪におすすめの食べ物、飲み物をいくつかご紹介します。
✔ 温めたスポーツドリンクを飲む
ちょっと意外なおすすめです。スポーツドリンクは体液に近い成分で、弱っている体にいいそうですが、スポーツドリンクを温めることでさらに体が温まって血液の流れがよくなります。
温かさは手に触って温かいなと感じる程度、レンジで40秒ほど温めればOKです。飲むタイミングは朝起きたときに飲むのがベストです。
✔ おかゆをよく噛んで食べる
おかゆは胃への負担が少ないので、病気の時など食べるようにすすめられますが、風邪の時にも効果があります。
ただ、いくら水分を多く含んでいるおかゆでも飲み込んでは胃腸に負担がかかるので、よく噛んで食べるようにしましょう。
もし、なかなか噛めないというのであれば、からだをぽかぽかと温める効果がある生姜やネギ、ニンニクなどを少し添えて食べるといいですね。
✔ ねぎをたっぷり入れたおうどん
ねぎにはアリシンという成分が含まれているのですが、強力な殺菌効果があります。特に生で食べることでウイルスを退治してくれます。また疲労回復効果があるので、風邪で弱った体を癒してくれます。
おうどんは消化にもいいですし、また体をあたためるのでおすすめです。
✔ 卵酒
風邪の時に、卵酒というのは聞いたことがある方も多いと思いますが、実際に飲む習慣がある方は少ないのではないでしょうか?卵と日本酒とお砂糖があれば作れて、風邪の引き始めには効果抜群です。
たまごは栄養価が非常に高く、また、アルコールが体をぽかぽか温めてすぐに眠りを誘ってくれます。卵酒は寝る直前に飲みましょう。
卵酒に関する記事はこちらもチェックしてみてください。
⇒ 卵酒の風邪への効果、作り方は?薬と併用はだめだけど効き目抜群!
また、飲み物としてはハーブティーのレモングラスにも風邪の予防の効果もありますのでこちらもチェックしてみてください。
⇒ レモングラスの栄養や効能は?ハーブティーで風邪予防や美肌効果も!
のどを温める、潤す!
風邪の引き始めは、ぜひのども温めてあげましょう。
鼻風邪をひいていても、徐々に鼻からのどにくる場合もありますし、しっかりとのどを乾燥から防ぐことで、風邪の悪化を防ぐことができます。
また、のどが痛い場合は、首にタオルを巻くなどして温めて、乾燥を防ぎましょう。喉以外にも手首や足首も温めてあげると効果的です。
以前、せきが止まらないときの対処法の記事でご紹介したのですが、特に乾燥はせきなどの大敵ですので、
☑ 寝るときにマスクをする
☑ 常に水分を補給してのどを潤す
ことをおすすめします。
のどが痛い時や咳が止まらないときの対処法はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
⇒ せきが止まらないときの対処法は?3週間以上続く場合は呼吸器科系へ!
⇒ 喉にいい飲み物、喉にいい食べ物、喉にいいプロおすすめの飴をご紹介!
風邪の引き始めのお風呂は?
昔は、風邪の引き始めや引いたときにはお風呂に入らないほうがいいと言われていましたが、これは本当なのでしょうか?
お医者さんに聞くと、高熱の場合を除いては、逆にお風呂に入ったほうがいいそうです。
特に寒い冬は温かいお湯につかって身体を温めると、ぐっすり寝ることもできますし、疲れも取れて弱った体も持ち直します。
私は真夏でも必ず湯船につかるのですが、風邪をひいたときもお風呂に入っていますし、それで悪化したことは一度もありません。
シャワーだけでなく、温かいお湯につかって、体をリラックスさせてあげてくださいね。
また、湯船につかるときは、
☑ 肩が少しでるくらいまで、しっかりつかりましょう。
☑ お湯の温度はあまり熱くない程度、40度~42度くらいがおすすめです。
☑ 5~10分、いつもより少し長め、でものぼせないくらいにしっかり入りましょう。
☑ お風呂から出たら、しっかり髪を乾かして、早めにお布団に入りましょう
注意点は、お風呂から出た後は、湯冷めしないようにすぐに服を着て体を温めましょう。そして体がぽかぽかしているうちにお布団に入りましょう。
暖かくしてぐっすり、しっかり寝る!
これは基本ですが、体調が悪い時はいつでもよく寝ることが大事ですね。
風邪をひいたら特に体がだるくなり体力がなくなっているので、横になるとわかりますがすぐに眠りにつきますよね。
風邪かなと思ったら、寝ることでまた免疫力もアップしますので、いつもよりも早めにお布団に入ってぐっすり寝るようにしましょう。
また、風邪をひいているとお布団に入って汗をかく場合がありますが、そのままにしておくと汗で逆に体が冷たくなり風邪が悪化してしまうので、必ず起きて着替えをしましょう。
まとめ
風邪の引き始めの対処法、いかがでしたでしょうか?もし、今まさに風邪の引き始めという方は、食べ物などすぐに実行してみてください。
特に難しいことはありませんので、少し気を使ってあげるだけで次の日がとても楽になりますし、できれば、風邪を引いたときだけでなく、日ごろから心がけたいですね。
風邪をひくと1週間くらいは体がだるく、いつもの生活ができなくなってしまいますので、風邪の引き始めには、ぜひご自身またはご家族のために、早めに対処してあげてください。
この冬は、風邪をひかずに元気に冬を過ごせるといいですね。