しじみの入ったお味噌汁おいしいですよね。冬は特に温まって毎日でも食べたいですよね。そんなしじみも食べる前に下処理の砂抜きが必要です。砂抜きをせずにまたは、しっかりしないで食べてしまうと、砂を噛んでしまってすごく嫌な思いをしますよね。

 

今回は、そんなしじみのきちんとした砂抜きの手順、時間がないときの時短の方法や保存方法などについてご紹介します。

 

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しじみとあさりの違いは?

 

同じ二枚貝の中間として私たちの食卓におなじみのしじみあさり。あなたはちゃんと区別がつきますか?意外とこの2つの見分けができないという方が多いのですが、しじみとあさりは全く違う貝なんです。特徴を知れば簡単に区別ができるようになりますよ。

 

しじみの特徴は?

しじみはあさりよりも小さく貝殻の大きさは大体2~3cm程、市場に出回っているものは1~2cmのものが多いです。色は黒のものが多く、中には茶色い模様が貝の同心円状にあるものあります。そんなしじみは淡水域または汽水域に生息します。

 

あさりの特徴は?

あさりは大きさに個体差がかなりありますが、大きいもので貝殻が4cmにもなるものもあります。スーパーで見かけるものは2~3cmほどのものが多いと思われます。貝殻の色や模様は個体によって違いますが、黒や茶色などで筋の入っているものや幾何学模様をしているものが多いです。

 

下の画像は左がしじみで右があさりですね。比較すると大きさがかなり違うのがわかりますね。小さくてコロンとしたのがしじみで、しじみよりも貝の色が明るく、横に少し平べったいのがあさりと言えますね。

画像引用元

 

しじみの砂抜きの方法は?

 

貝の砂抜きってなんだか面倒で難しそうなイメージですか?でも、実際はそんなことありません。美味しいしじみを手に入れたなら、きちんと砂を抜いて美味しく食べたいですよね。もう食べた瞬間のガリッ!は懲り懲りです。

 

しじみの砂抜き方法

1⃣ ボウルに0.3%~1%の塩水を用意します。1リットルの水に対して塩3g~10gで、塩はできれば天然塩がおすすめです・

2⃣ しじみが重ならないようにザルに並べます。

3⃣ 1⃣のボウルに2⃣のザルを入れます。ザルの底がボウルの底につかないように、ボウルの縁に箸をかませるなどの工夫をしましょう。この時、しじみは塩水から出ないようにします。

4⃣ 夏は3~4時間、冬は4~5時間、涼しくて暗い場所に置いておきます。(貝の水を冷やしすぎると砂を吐かなくなってしまいますので、冷蔵庫でなくて大丈夫です。夏場で、あまりに暑い日などはエアコンで室温を下げるなど工夫をしてください。)長く置きすぎると貝に元気がなくなってしまいますので注意しましょう。

5⃣ 水から上げたしじみをバットなどに並べて、濡れ布巾をかけて3~6時間程涼しい場所に置いておきます。夏場は冷蔵庫に入れて下さい。置いておくことでしじみの旨味が増します。

 

しじみは淡水育ちのため砂抜きも真水を使用するという方法もあります。ですが、真水で砂抜きをすると浸透圧によってしじみの美味しい成分が外に出てしまうという節もあります。そのためこちらでは極少ない塩分で作った塩水を使用する方法をご紹介しています。

 

時間がない時の砂抜き方法は?

今すぐに、しじみを使いたい!という時にはどうしましょう?何時間もかけて砂抜きをしていては今日のお夕飯に間に合わなくなって大変ですよね。そういうときには、とっておきの時短テクがありますので、ご紹介します。

 

1⃣ 50℃くらいのお湯を用意し、しじみを10~20分程つけます。

2⃣ お湯の中でしじみをもみ洗いしてからお湯を捨てます。お湯が熱いので手袋をするなどして気を付けてくださいね。

3⃣ 再び流水で何度かもみ洗いを繰り返したら砂抜きの完成です。

 

貝の口が数ミリ開いていれば砂を吐き出している証拠です。

 

時短の方法はかなり、時間を短縮することができますが、やはりじっくりと砂抜きをしたほうが味もおいしく仕上がりますので、通常は先にご紹介した方法で砂抜きをすることをおすすめします。

 

しじみと同じ、あさりも砂抜きが必要です。あさりの砂抜きはこちらもご覧ください。

⇒ あさりの砂抜き、時間はどれくらい?保存方法は冷蔵庫?冷凍庫?

 

ちなみに、お酒を飲んだ次の日、しじみのお味噌汁を飲むとキューっと身体に染み渡りますよね。「しじみは二日酔いに効く」とされているのはしじみに含まれているオルニチンというアミノ酸の働きによるところが大きいのです。

 

オルニチンは体内のアンモニアを解毒・分解してくれます。アンモニアが分解されることにより肝臓の機能が正常に戻ります。

 

その他にも、しじみにはカルシウム鉄分、ビタミンなど様々な栄養があの小さな一粒にぎゅっと詰まっています。お汁を頂いたら小さな貝の身も、しっかり食べておきたいですよね。それには、やはりしっかりと砂抜きをしておきたいですね。

 

あさりも栄養たっぷりで疲労回復にも効果的です。あさりの栄養に関してはこちらをご覧ください。

⇒ あさりの栄養成分は?二日酔いや疲労回復、妊婦さんにも効果的?

 

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しじみの保存方法は?

 

たくさんのしじみがある時、保存はどうすればいいのか悩みますよね。特に貝類ってなんだか足が早そうなイメージで、大急ぎで食べなくてはいけない気がしませんか?

 

ところが実は、しじみは冷蔵庫や冷凍庫での保存が可能なんです。なるべく早く調理して、食べきるに越したことはありませんが、どうしても一度に使い切れないときなどはご紹介する保存法を試してみて下さい。

 

しじみの冷蔵保存は?

砂抜きしたしじみを水から上げてフリーザーバッグに入れ、冷蔵庫で保存します。保存期間は夏季で3日程度冬季ですと1週間程になりますが、保存期間が長くなると味が落ちてしまうのでなるべく早く食べましょう。

 

しじみの冷凍保存は?

しじみは冷凍をすることで生のままよりもオルニチンという栄養価が8倍にも増加するということが実験でもわかっています。ですので、どうせ保存をするのであれば冷蔵よりも断然冷凍がおすすめです。

 

冷凍方法は冷蔵保存と同じく、砂抜きしたものをフリーザーバッグに入れます。そのうえから新聞紙で包み、冷凍庫へ入れます。こうすると一気に温度が下がらずしじみの旨味が増す-4℃くらいで凍らせることができるのです。

 

冷凍したしじみを食べるときには解凍せずに凍ったまま使用します。冷凍保存をすると保存期間は1ヶ月程となります。

 

また、冷蔵、冷凍共に、加熱した際に口の開かない貝は食べることが出来ませんので注意してくださいね。

 

まとめ

 

今回はしじみの砂抜きの方法と保存方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?しじみが冷蔵庫や冷凍庫で保存できるなんてちょっと意外ではないですか?

 

面倒だと思いがちな貝の砂抜きも、手順を心得ていれば簡単にできます。是非、砂抜きをしっかりして、しじみの美味しさを存分に引き出して味わい尽くして下さい。

 

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