夏になると食べたくなる、甘くてジューシーな桃。小さな子供からお年寄りにまで好まれる果物ですよね。

 

桃の香りと優しい甘さは気持ちをホッとさせてくれます。そんな桃にはどのような栄養や効果があるのでしょうか?

 

今回は、そんな桃の栄養と効能、皮や種、葉などの効果、効果的な摂取量や食べすぎるとどうなるといった疑問についてご紹介します。

 

スポンサーリンク

 

桃の栄養と効果効能は?

 

桃は、100gあたり40kcalで、糖質食物繊維を多く含んでいます。

 

90%が水分のため、栄養価はあまり高くありませんが、ビタミンE・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビタミンC・カリウム・マグネシウム・銅などを含みます。

 

桃の果肉には不足した体液を補って皮膚に潤いを与えてくれるため、肌を若々しく保ち、美容に良いとされています。では、桃の主な効果を見てみましょう。

 

便秘や下痢の解消・ダイエット効果

桃には豊富な食物繊維が含まれており、中でも、水溶性食物繊維であるペクチンが豊富です。ペクチンは、腸内の善玉菌である乳酸菌を増加させ、腸の調子を整える働きがあります。

 

ペクチンは腸内の有害物質と吸着して便の容積を増やし、腸のぜん動運動を促し、体外へ排出してくれます。

 

また、ペクチンには糖質や脂肪の吸収を抑える働きがあるので、ダイエット効果も期待できます。糖質の吸収が抑えられると、血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病予防にも効果的です。

 

さらには脂質の吸収が抑えられることで、コレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化の予防にも効果的です。

 

むくみ解消・高血圧予防

桃に含まれているカリウムは、体内でナトリウムと一緒に働きます。体内のナトリウム濃度が高くなると、体は濃度を下げようと水分を取り入れようとします。

 

この水分が細胞内に溜まるとむくみとして現れ、血管内に溜まると血液量の増加により血管の圧力が上がり高血圧を引き起こします。

 

カリウムはナトリウムを尿や汗から排出する働きがあるので、むくみを解消したり、高血圧を予防してくれます。

 

疲労回復効果

桃の主成分は果糖です。果糖は、体内ですぐにエネルギーに変換される性質を持っているため、胃腸への負担が少なく、体が疲れているときや弱っている時でも効率よく吸収されるので、疲労回復に効果があります。

 

また、ペクチンにより腸内環境が整うことで、摂取した栄養を無駄なく吸収することができるので、さらに疲労回復に効果が期待できます。

 

桃は皮や種、葉にも栄養や効能がある?

 

皮に栄養はある?

桃を食べるとき、ほとんどの方が皮を剥いて食べると思いますが、実は桃は皮ごと食べられます。

 

桃の皮にはカテキンと言う成分が含まれているのですが、これはお茶の成分としてよく知られていますよね。カテキンには、強い抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素の増加を防ぐ働きがあります。

 

これにより、健康な肌若々しい体を維持するのに役立ってくれます。

⇒ 抗酸化作用とは?簡単にわかりやすくご紹介!活性酸素を抑えて健康な体を!

 

また、カテキンには抗菌・殺菌作用もありますが、カテキンは、細菌やウイルスから体を守り、感染症を予防する効果があります。ピロリ菌からも体を守ってくれるので、胃がんの予防にも効果的です。

 

また、この抗菌・殺菌作用は口の中の細菌の増殖も抑えてくれるため、口の中を清潔に保ち、虫歯や口臭を予防してくれます。

 

皮には薄い毛のようなものが生えていますが、洗うと簡単に取れますし、皮ごと食べた方がより甘く感じられて美味しいですよ。

 

種には効果がある?

桃の種の中を割ると、桃仁(とうにん)と呼ばれる種が入っているのですが、乾燥させて加工してから婦人病の漢方薬としてよく使われています。

 

血液の循環を良くする働きがあり、生理不順や生理痛、便秘、肩こり、高血圧、脳梗塞などの予防に効果があるとされています。

 

ただし、そのままでは食べることはできず効果が強いため、安易に口にすることはやめましょう。特に妊娠中、妊婦さんには禁忌とされています。

 

桃の葉の効能は?

桃の葉にはタンニンが含まれています。食べることは出来ませんが、乾燥させたものをお風呂に入れると汗疹や湿疹に効果的です。

 

そのため、桃の葉は入浴剤の成分として良く使われています。

 

スポンサーリンク

 

桃の効果的な食べ方、摂取量は?食べすぎると?

 

便秘症の人むくみやすい人に桃は特におすすめなのですが、特に朝食に桃を食べると良いでしょう。

 

桃に含まれるカリウムとペクチンが働いてくれるだけでなく、桃の約90%を占める水分が体の中の老廃物を掻き立てて排出してくれるので、朝からスッキリすることができますよ。

 

ただし、この場合、必ず生のものを食べてください。生のままが一番栄養がありますし、生の酵素を取り入れることでその効果を得ることが出来るのです。

 

そしてカットすると、そこから酸化が始まってしまうのでなるべく食べる直前にカットしましょう。前述のとおり、桃は皮ごと食べることができるので、きれいに洗って水分をしっかり拭いた桃を丸かじりして食べるのもおすすめです。

 

ただ、桃には果糖がたくさん含まれているので、食べ過ぎるとカロリー過多になり肥満に繋がることもあります。おいしくてついつい食べすぎてしまいがちですが、1日に1個までにしましょう。

 

また、桃はアレルギーを起こす可能性もあります。アレルギーは軽いものから重いものまでありますが、重くなると呼吸困難やじんましん、唇の荒れなどの症状を起こすアナフィラキシーショックを起こすこともあるので、小さなお子さんや赤ちゃんは注意が必要です。

 

桃を子供に初めてあげる場合は、少し加熱して潰したものを少量ずつあげるようにして、あげた後は30分~40分程度様子を見るようにしてください。

 

もし何か異変があった場合は、軽い症状でも病院に行くことをおすすめします。

 

まとめ

 

一口に桃と言っても市場ではたくさんの種類の桃が売られていますよね。白桃・黄桃だけでなく、甘さが強いものや少し酸味のあるもの、柔らかいものや固めのものなど、その特徴は様々です。

 

ものによっては高価な桃もありますが、是非ご自分のお好みの桃を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

朝食に桃なんて少し贅沢な感じもしますが、特に生の桃は旬の季節にしか味わえないので、旬の時期には桃を食べてスッキリした毎日を送るのもいいですよね。

 

スポンサーリンク