野菜の中でも人気のさつまいも、秋は特に旬ですのでおいしい季節ですよね。
最近では、夏でもスーパーで石焼き芋を売っていたりしてびっくりしたのですが、そのいい香りに誘惑されて食べたくなる方も多いのではないでしょうか?
さつまいもはおなかにたまり、ケーキやスイーツを食べるよりもカロリーも抑えられるし、食物繊維も豊富でダイエットにももってこいの食材です。
今回はそんなサツマイモの栄養やカロリー、保存方法や簡単なレシピ、サツマイモの種類をご紹介したいと思います。
さつまいもの栄養、カロリーは?
さつまいもは、食物繊維がとても豊富で腸の運動を促進するため、便秘にいいとされています。また、腸をきれいにする効果もあるとされています。
他にも、さつまいもに含まれるビタミンEはガン予防効果や抗酸化効果があり、またビタミンCは免疫力効果をアップし、美肌に効果的ですので、女性にとってもおすすめの食材です。
また、海外では高カロリーでじゃがいものように主食としても食べられていますが、そのカロリーは100g当たり、約130kclです。
ご飯は100gで168kcl、お茶碗1杯 160gで269kclカロリーですので、ご飯の代わりにさつまいもに置き換えるとカロリーを抑えることができますね。
ただ、栄養のバランスも大事ですので、さつまいもだけ摂取するのではなく、いろんな食材と一緒に摂りたいですね。
さつまいもの保存方法ってあるの?
さつまいもの保存方法といえば、買ってきてそのまま放置しておけばよさそうなものですよね。
でも、その方法であっているのでしょうか?
夏と冬で保存方法は変わる?
さつまいもの適温は13℃から15℃とされ、冷暗所を好みます。ですので、冬場の場合は新聞紙にくるんで冷暗所に保存しておきます。
ただ、夏場の常温は、暑すぎて保存に適していないため、新聞紙に包んで、冷蔵庫の中で保存します。
このときの保存期間は1か月、長い時で3か月ほど保存が可能です。
実は、収穫直後のさつまいもは甘くないそうで、しばらく放置しておくことで、乾燥が進み水分が蒸発し、甘味が増すのだそうです。
ですので、スーパーに売っているさつまいもは収穫してから1か月くらい放置されたものだそうですよ。
冷凍保存は可能?
さつまいもの冷凍保存てあまり聞いたことがないのですが、可能でしょうか?
実は、さつまいもも冷凍保存が可能です。
ただ、生で保存してしまうと、品質が落ちてしまうので、茹でて保存します。
では、その冷凍保存の方法をご紹介します。
- さつまいもをきれいに水洗いし、3~4㎝の輪切りにし、それをいちょう切りにします。
- 切ったさつまいもは10分ほど水にさらし、灰汁をとります。
- 鍋に水とさつまいもを入れて、柔らかくなるまでゆでます。
- ゆであがったら、ざるに移し、そのまま覚まします。
- 完全に覚めたら、ジップロックなどに入れて、空気が入らないようにして冷蔵庫で保存します。
冷凍したさつまいもはそのまま、または半解凍にして必ず過熱してから、お料理に使います。
お味噌汁やさつまいもの甘露煮などにも利用できます。
さつまいもの種類は?
品種改良をかさねて、今やいろんな種類のあるサツマイモですが、それぞれ、食べ方によって選ぶことができます。
種類としては、数えるときりがないですが、有名なものでは鳴門金時や紅あずま、紅はるか、安納芋がありますね。
安納芋はどちらかというととても水分を多く含み、甘みも強くねっとりしているのがその特徴です。
安納芋は焼き芋にするのが適しています。最近では、スーパーなどで安納芋の焼き芋をよく見かけますが、お値段も1本300円ほどと少々高めな気がします。
また、蒸していただくには、鳴門金時や紅はるかがお勧めです。
以前、こだわりの野菜を提供するお店で食べたさつまいもがとてもおいしかったので、店員さんに品種を聞いたところ、「宮崎産の紅はるか」でした。
あまりにものおいしさに、早速家に帰ってネットで注文して食べましたが、ほんとにおいしかったです。
それまでさつまいもの品種はほとんど知らなかったのですが、どうぜならおいしいものを食べたいと思い、以降気にかけるようになりました。
ちなみに紅はるかを焼き芋にして食べてみたのですが、あまりにも「蜜」が多すぎて、焼いている途中で蜜がどんどん流れ出し、焼き芋には適していないのだなと思いました。
紅はるかは蒸して食べることがおすすめです。
皆さんも、ぜひ紅はるか、蒸し芋で試してみてください。
まとめ
さつまいもの保存方法、冷暗所で保存すれば長持ちすることがわかりましたね。
できれば旬のおいしい季節に買っておいて、食べたいときに焼いたり、蒸したりしておいしく食べたいですね。
また、種類によっても食べ方も異なり、焼き芋が好きだったり、蒸し芋が好きだったり、好みによって選べるというのもわかりましたね。
旬のものは栄養がたっぷりですし、またお子さんのおやつとしてもとてもヘルシーなのでぜひ、まんべんなく食生活に取り入れていきたいですね。