セロリの栄養と効能、効果は葉と茎は違う?香りにも効果が!食べ方は?

 

以前、便秘薬のCMでセロリが使われていた記憶があるのですが、健康野菜とは知っているけど、その独特な香りが苦手で、食べづらいという先入観を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、そんなセロリの栄養や効能、香りや葉の効果、食べすぎるとどんな症状があるのか、また、おいしくて簡単なセロリの浅漬けのレシピをご紹介します。

 

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セロリの栄養は?

 

セロリは夏の野菜のようなイメージがありますが、実は旬が11月から5月の野菜です。ただ、年中出回っていて季節を問わず食べることができます。

 

 

 

西欧では香味野菜としてもよく使われていて、肉や魚の臭いを消す役割もしてハーブのように使われています。

 

そんなセロリは栄養の宝庫ともいえる野菜です。その栄養成分と効果を見てみましょう。

 

ビタミンA  - 免疫力を高める

ビタミン B1 - 血行を促進する効果、冷え性の改善

ビタミンE - 血行促進効果、冷え性の改善、免疫アップ

ビタミンK  - 出血時に血液を固めて止血する働きをする 

ビタミンC - 肌のシミ対策や美肌・美容効果

ビタミンU - 胃酸の分泌を抑え、胃腸粘膜を修復する働き

カリウム - 心臓機能や筋肉機能を調整、むくみや血圧上昇を抑える

食物繊維 - 整腸作用と便秘の解消に効果、デトックスや美容の効果も

葉酸 - 妊娠初期や妊娠中の母体、妊婦や胎児に必要とされる  

 

セロリにはビタミンを筆頭にあらゆる栄養素が含まれ、その栄養に伴う効果や効用も目を見張るものがありますよね。

 

こんな素敵な栄養満点の野菜、これまで食べなかったのが悔やまれるくらいです。

 

あまり食べ慣れないパセリにも栄養がたっぷりです。パセリの栄養はこちらをご覧ください。

⇒ パセリの栄養と効能、茎にも効果?加熱もOKで食べすぎは?高血圧や妊娠中にもおすすめ!

 

セロリの香りにはある効果が!

 

また、セロリはなんといってもその独特な香りが特徴の野菜ですが、その特徴的な香りには、「アピイン」「セネリン」という成分が含まれています。

 

アピインとセネリンにはリラックス効果、精神を落ち着かせる効果があり、不眠の改善やイライラを落ち着かせたり、鎮痛効果もあります。

 

リラックスできるということで、意外ですが、アロマオイルにもセロリの精油があるのです。

 

確かに、セロリの下準備をして、包丁で切っていると何とも言えないセロリの香りとはまた違った、いい香りがしてきます。次回、セロリを切るときにちょっと気にかけてみてください。

 

少しリラックスしたいなというときには、セロリをスープにして飲むのも効果的です。

 

ただ、逆にこの香りが苦手な方が多いのも事実です。セロリの香りや苦みは加熱することで抑えられるので、そういった方は、加熱して食べるのがおすすめです。

 

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セロリは茎よりも葉に栄養が!

 

セロリの葉は茎よりも独特のにおいと苦みがあるので、食べづらいという方も多いですよね。

 

中には葉っぱの部分は捨てる方もいるそうですが、食べる部分は茎だけでなく葉も食べれるので、もったいないです!ただ、葉の部分は食べ方を気を付けないとおいしくなくて嫌になってしまうことがあります。

 

私は、いちど何も知らずに、そのまま生でサラダにして食べたのですが、苦いのなんのって使い方を間違えたと思いました。

 

葉の食べ方は、てんぷらにしたり、細かく刻んでごま油で炒めたり、保存食にもなる佃煮にするのがおすすめです。

 

そんな葉の部分はよりも栄養素を多く含んでいて、特に抗酸化作用のあるカロチンが茎の2倍多く含まれています。ですので、葉も捨てずに積極的に食べたいですね。

 

 

ちなみに新鮮なセロリの選び方、見分け方は次のような特徴のあるものを選びましょう。

✔ 葉にハリがある

✔ 色が鮮やかなグリーンのもの

✔ 茎が肉厚なもの

 

セロリの保存方法はご存知ですか?冷凍もできるセロリの保存方法はこちらをご覧ください。

⇒ セロリの保存方法、冷蔵庫、冷凍庫で期間は?葉や茎は別?カットしたら?

 

セロリは食べ過ぎると?

 

セロリは食べすぎると、カリウムが多く含まれるので、尿管結石になってしまう可能性があります。

 

また、体を冷やす効果があるので、体が冷えて胃腸の働きが鈍ってしまうこともあります。

 

いずれにしても、何でも食べすぎはいけませんので、適量を摂取するようにしましょう。

 

 

簡単おいしい!セロリの浅漬けレシピ

 

栄養満点のセロリ、生でも、揚げたり炒めたりといろんな調理法で使えて結構便利なんです。

 

セロリを使った料理やおいしい食べ方には、きんぴらや煮込みスープ、豚肉と一緒に中華風の炒め物、パスタ、酢漬けやマリネ、生で食べるには野菜スティックやジュース、スムージーにしたりといろいろあります。

 

意外とお漬物もおいしくて人気で、ここでは母が作ってくれて大好きになったクセになる1品、セロリの簡単浅漬けレシピをご紹介します。

 

 

野菜嫌いの弟や子供たちでさえもおいしいと目が輝いていたのが非常に印象的でした。セロリが大量にあるときにもおすすめのレシピです。

 

セロリの簡単浅漬けレシピの材料

セロリ 150g 茎部分

★こぶだし 小さじ1

★砂糖  小さじ1/2

★酢   小さじ1

★塩   小さじ1/2

 

1⃣ セロリはきれいに洗って筋を取り、斜めに切って食べやすい大きさに切ります。

2⃣ ビニール袋に調味料(★印)をいれて混ぜます。

3⃣ 切ったセロリをビニール袋にいれて水分が出るまでもみます。

4⃣ 水分が出てきたら、冷蔵庫に30分ほど入れて、冷やしていただきます。

 

★ セロリの浅漬けです。
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こぶ出汁で味がついているので、塩分はお好みで加減してくださいね。私は砂糖を入れないで作っています。とても簡単で、作って冷蔵庫で30分ほど寝かすと食べられます。日持ちは冷蔵庫で2-3日です。

 

シャキシャキして食べやすく、セロリのクセのある香りが全く気にならず、逆においしく感じられ、いつまでも食べていられる味です。

 

セロリはちょっと‥と思われる方にもおすすめできる味で、お弁当のおかずにもぴったりですので、是非、試してみてください。

 

まとめ

 

今回は、栄養満点のセロリの栄養と効果やおいしくて簡単な浅漬けレシピをご紹介しました。栄養価や効果を知ったからには、セロリも是非食生活に取り入れたいですね。

 

いろんな使い方もできて意外と食べやすいセロリ、健康な体作りに旬の時期には特に摂取してみてくださいね。

 

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