みんな大好きないちご、嫌いな人を探すのが難しいのではと思うくらいいちごは人気のフルーツですね。最近は、そのまま食べてもおいしい甘いいちごが手に入りますが、できればよりおいしく甘くして食べたいですよね。
いちごは食べる前に洗うのか?へたはいつ取るの?食べる時のいちごの向きや牛乳やブランデーを使った食べ方など、今回はいちごのおいしい食べ方について調べてみました。
いちごのおいしい食べ方まとめ!
おいしいいちごの食べ方、みなさんは工夫して食べていますか?いつも何も考えずに、ちょっと酸っぱいなと思っても私はそのまま食べてしまっているのですが、どうせならおいしいいちごは、よりおいしく、ちょっと酸っぱかったりするいちごは甘くして、よりおいしく食べたほうがいいですよね?
では、早速いちごのおいしい食べ方を見てみましょう。
いちごは即日または、できるだけ早めに食べよう!
いちごは傷むのが非常に早いため、購入したらすぐに食べるのがおすすめです。もしその日が無理であれば、傷む前に早く食べきってしまいましょう。また、いちごは出荷してから4日経過するとその甘さは出荷時と比べて30%も落ちるそうです。
「追熟」をご存知の方も多いと思いますが、「追熟」とは果物を熟れさせるために、一定期間置いておくことを言います。
バナナやキウイなどが青かったり、硬かったりして、まだ食べるのには早いことがありますよね。それをしばらく置いておくことで、熟れさせておいしくすることを「追熟」と言いますが、いちごにはこの追熟がありません。
いちごは置いておくと甘くなるわけではなく、傷むだけなので早く食べたほうがいいんです。
いちごは洗う?洗わない?
最近は、いちごを無農薬で栽培している農家も多いので、できれば洗わずにそのまま食べるほうがいいそうです。いちご狩りに行った方はご存知かもしれませんが、そう言えば取ったいちごは洗わずに食べますね。
なぜ洗わない方がいいかと言うと、いちごを洗ってしまうと水分を含んでしまい、せっかくのいちごの繊細な甘さが半減して、おいしさが損なわれてしまうからです。
もし、どうしても気になるという場合は、次のようにしてみてください。
✅ 食べる直前に軽く洗って、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭きとってから食べる
✅ 水で濡らして固めに絞ったキッチンペーパーでさっと拭いてから食べる
こうすることで、いちごの甘味をしっかり味わうことができますよ。
また洗うときは、へたを取ってから洗ってしまうと、その部分から甘さが損なわれてしまうので、へたを付けたまま洗い、食べる直前に取りましょう。
おいしいいちごの選び方・見分け方はご存知ですか?おいしいイチゴの選び方はこちらをご覧ください。
⇒ いちごの種類・品種、人気は?おいしいいちごの選び方はへたをチェック!
「へた」は手で取って食べよう!
へたは包丁でカットせずに、手で取って食べるのがおすすめです。これも、へたを大胆に切り落としてしまうと、そこからおいしさが損なわれるからです。
もし、来客時など、手でちぎると見た目もよくないし…というときは、包丁の「あご」と呼ばれる先端ではない柄に近い角の部分で、へたの部分をぐるりとえぐるように切るときれいに取れ、硬くて比較的味のないへた部分も取れておいしくなります。
ちなみに、最近ではいちごのへた取りというのがあるようです。
いちごのへた取りAMAZON販売サイトはこちら⇒chef’n イチゴのヘタとり CF-0298
いちごは「へた」部分から食べよう!
いちごはどこから食べたらいいのかなんて、あまり考えたことがない方も多いですよね。私もそうですが、先端のとがったところから食べるのが食べやすくそれが普通な感じがします。ですが、実は先端から食べてしまうと、せっかくのいちごの甘さを十分味わえないんです。
と言うのは、先のとがったほうが糖度が高く、甘味が強いのですが、それに比べてへたの部分は糖度が低いです。
先に先端から食べてしまうと、最後には甘味を感じなくなってしまいますが、逆に酸味が強いへたから甘味が強い先端に向かって食べていくことで、最後に口の中いっぱいにいちごの甘さが広がるんです。
例えば、酸っぱいものを先に食べてから、それほど甘くないものを食べると、異常に甘く感じることがありますよね。これと同じ現象ですね。もちろん、いちごは甘い品種もたくさんありますから、より甘さを味わえておいしく食べられるということですね。
私もへたからの食べる方法を知ってからは、へたから食べていますが、ほんとにおいしく食べられますよ!ぜひ試してみてくださいね。
食べる前に、冷蔵庫から出しておこう!
いちごは冷蔵庫で保存するのが基本ですが、あまり冷やしすぎると、逆に甘味を感じにくくなってしまいます。ですので、食べる前の30分から1時間ほど前に冷蔵庫から出して食べると甘味をより味わえます。
食べたいと思ったら、すぐに食べないと気がすまない!とか、食べる前に出しておくなんて忘れてしまいそう!と言う方も、おいしく食べるためにぜひ試してみてくださいね。
いちごの正しい保存法はご存知ですか?いちごの保存はこちらをご覧ください。
⇒ いちごの保存は常温、冷蔵庫で長持ちする?冷凍保存や保存期間は?
いちごをブランデーやはちみつに漬けて食べる!
作家で、画家、ファッションデザイナーでもありマルチな才能で活躍された中原淳一さんの著書「幸せな食卓」の中で、「一番簡単で、もっともいちごの性質にかなったいただき方」として紹介されているアレンジレシピ「苺のコクテイル」。
⇒ 中原淳一の幸せな食卓―昭和を彩る料理と歳時記 (集英社be文庫)
「コクテイル」は今でいう「カクテル」ですが、当時はとても珍しい食べ物・飲み物だったんでしょうね。
「苺のコクテイル」その作り方は、
1⃣ ブランデーとはちみつを同じ量混ぜます。
2⃣ へたを取ったいちごを1⃣に入れて、30分~1時間ほど冷蔵庫で冷やします。
3⃣ 冷蔵庫から取り出して、レモン汁をかけて食べます。
以前、あるツイートをきっかけに有名になったそうですが、「半信半疑でやってみたら、信じられないくらいおいしいくて驚愕した」など、絶賛する人が続出したそうです。
ブランデーが入るのでお子さんは味わえない大人の味ですが、試してみる価値ありますよね!
いちごを牛乳でつぶして食べる!
ちょっと酸っぱめのいちごに遭遇したら、お皿にいちごと牛乳と砂糖を入れていちごをつぶして食べます。少し懐かしい食べ方ですが、昔は現在のように甘味のあるおいしいいちごばかりではなかったので、いちごを甘くしてこの方法で食べていました。
いちごをつぶす専用のスプーンもあったくらいですから、かつては国民的ないちごの食べ方だったと言えるのではないでしょうか?
いちごを練乳で食べる!
いちごに練乳をかけて食べる方法は人気で定番ですよね。去年、いちご狩りに行ったときに、小学生の女の子が練乳を持参していちごを食べていたのには驚きましたが、今は普通にいちご狩りに持っていくようですね。
いちご狩りに練乳を持参するなんて考えもしなかったのですが、いちご狩りの会場でも練乳を500円くらいで販売していたのには驚きました。
最近は甘いイチゴも多いですし、カロリーが気になって大人になってからはほとんど食べたことがないのですが、確かに練乳はいちごとは相性抜群でおいしいですよね。
ちなみに練乳のカロリーは大さじ1杯あたりで66Kcal、ご飯のお茶碗半分弱、やっぱりちょっと高めです。が、今年は久しぶりに練乳で味わってみようと思います。
最後に、いちごをトっピングしてフルーチェ!
ちょっと酸っぱいイチゴがあったら、かわいい大きさにカットしてフルーチェやケーキのトッピング、アイスクリームのアクセントなどに添えるのもいいですね。
ここでは、混ぜるだけで簡単なフルーチェをご紹介します。味も懐かしくて、見た目もかわいくないですか?
【材料】
ハウス フルーチェ<いちご> 1箱 200g
牛乳 200ml 1カップ
いちご 12個
参考レシピ: http://cookpad.com/recipe/3585396
いちごはビタミンCがたっぷりで栄養も豊富です。いちごの栄養や効果はこちらをご覧ください。
⇒ いちごの栄養と効能は?葉酸やビタミンCが多くて美肌効果も!
まとめ
今回はおいしいイチゴの食べ方をご紹介しましたが、へたから食べたり、洗わずに食べるなど、ちょっとした食べ方の工夫でおいしく食べられそうですよね。
いつもよりおいしくいちごを食べるために、まだ試したことがない方法があれば、今シーズンはぜひ試してみてくださいね。