アボカドの保存は冷凍、冷蔵?食べごろの見分け方や早める方法は?

 

サラダやディップなどに大活躍のアボカド、お寿司やサンドイッチ、バーガーに挟んで食べてもおいしいですし、ディップも人気ですよね。

 

そんなアボカドは常温で保存するイメージがありますがそれでいいのでしょうか?また、切ったアボカドは、どのように保存すればいいのか?食べごろなども外から見るだけではわかりづらいですよね?

 

今回は常温、冷蔵、冷凍庫でのアボカドの保存方法食べごろの見分け方、熟し方などについてまとめてみました。

 

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アボカドは森のバター

 

アボカドは中南米原産で「森のバター」と呼ばれるほど、濃厚でねっとりとした食感です。ちなみにアボカドは野菜、果物?どっち?と思いますが、木に実がなる「果物」です。

 

最近では、日本国内でも栽培され国産物も一年中手に入るアボカドですが、どのスーパーにも陳列されるほど、かなり一般的な果物になった感じがします。

 

ただ、外食では食べても、まだまだ使ったことがないという方も実は多いのではないでしょうか?何を隠そう私もアボカドを使う際、今でも毎回手こずっています。

 

アボカドは脂肪が多く含まれる果物で、野菜や果物にしてはカロリーが高く、

1個140g(可食部)で約260キロカロリー

100gで約190キロカロリーです。

 

アボカド1個を丸ごと食べることはなかなかないかもしれませんが、ケーキ1個分ほどのカロリーですね。その半分も130キロカロリーとやはり少し高めです。

 

ただ、悪玉コレステロールを下げたり、ビタミン、カリウムなどのミネラルや食物繊維が豊富で「食べる美容液」と呼ばれるほど、アボカドは栄養価の高い果物でもあります。

 

アボカドの栄養や効果効能はこちらをご覧ください。

⇒ アボカドの栄養や効果効能は?食べすぎはどうなるの?白内障や認知症にも効果的な森のバター!

 

アボカドの選び方、見分け方は?

 

アボカドの保存方法をご紹介する前に、まずはおいしいアボカドの選び方や食べごろの見分け方を見ておきましょう。

 

アボカドを選ぶときのポイントは、

✔ 皮の色が黒い

✔ 固さがある

✔ つやがある

✔ 大きくてずっしりしたもの

です。

 

外から見た感じではアボカドが食べごろなのかよくわかりませんよね。触ってみて柔らかいとなんとなく食べごろかなという感じで切っている方も多いと思います。

 

食べごろのアボカドは、皮の色が黒く少し弾力があって、へたを軽く押すとペコとへこみます。これが熟している証拠です。生で食べれるのでワサビ醤油で刺身にして食べるのもおいしいですよね。

 

逆に食べどきを過ぎて熟しすぎのものは、へたを押したときにボコッと陥没します。そうすると傷んでいて、腐っていることもあります。

 

アボカドは傷み具合がひどい時や腐ると、中が全体的に茶色、黒色になっています。少しの場合は、その部分だけ取り除いて食べることはできますが、味も落ちているのであまりおいしくないです。

 

皮が青い緑色ところどころ緑のアボカドは、まだ熟してないので、熟成を待つ必要があります。ですので、しばらく常温で置いておきましょう。

 

アボカドの保存は常温、冷蔵庫?

 

アボカドは、通常、常温での保存で大丈夫です。というのも、熟れてないアボカドを冷蔵してしまうと熟すのが遅くなってしまいます。また、アボカドは低温が苦手な果物です。

 

ですので、すぐ食べたいものやもう少し熟れさせたい場合は常温で置いておきます。常温で保存して、色を見て食べごろをみます。熟すまでは常温で保管して、食べる前に冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

 

また、熟したアボカドを常温で保存するのもいいのですが、早く傷んでしまいます。ですので、熟したらなるべく冷蔵庫で保存しましょう。

 

熟したものは賞味期限は短いですが、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると2~3日は日持ちします。

 

切ったアボカドの保存方法は?

アボカドを半分などに切った場合の保存法は、種がついている方種がついている状態で保存します。空気があたらないように、ラップできちんと包んで冷蔵庫で保存します。切ってしまうと傷むのが早いので、1~2日以内に食べきるようにしましょう。

 

アボカドの変色を防ぐには?

また、アボカドはバナナと同じで皮を向くと酸化して色が変色し、黒ずんでしまいます。変色してももちろん食べられるのですが、色が悪くて気になりますよね。

 

この変色を防止するにはレモン汁を使います。レモン汁を切り口に塗っておけば色止めできます。

 

また、他にも変色しない方法は、密閉容器に種を取り除いたアボカドと、切った玉ねぎを一緒に入れておくと、アボカドの変色を防ぐことがでぎます。たまねぎの臭いが気になりますが、臭いは消えていくのでアボカドは気にせず使えますよ。ちなみにアボカドディップの変色もこの方法で色止めできます。

 

また、アボカドは半分にカットした時に黒い筋や黒い斑点があることがありますが、これも害はなく食べることができます。筋は口にすると気になるかもしれないので、濾してディップなどにして食べるといいですよ。

 

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アボカドは冷凍できる?

 

アボカドは冷凍保存も可能です。冷凍の方法はいくつかあります。

 

まずは、まるごと保存です。アボカドをそのまま密閉袋に入れて冷凍保存します。使い方は自然解凍か、冷蔵庫で1分ほど加熱して柔らかくしてサラダなどに使えます。丸ごと冷凍できると、お買い得の時に買っておけば助かりますね。

 

次は、カットして保存です。種を取って皮を向いたものを好きな大きさにスライスして、空気に触れないようにラップに包んで、密閉袋に入れて保存します。

 

または、皮を剥いたアボカドをつぶしペースト状にして、ラップに包んで冷凍することも可能です。

 

皮を剥いて、空気に触れないようにラップに包めばどんな形でも冷凍できます。すぐに冷凍することで、色も変色せずきれいな緑色のままで保存が可能です。

 

また、アボカドディップは冷蔵庫で保存しても日持ちはしないですが、冷凍保存は可能で、同じようにラップに小分けにして包み冷凍します。

 

解凍方法は解凍せずに凍ったまま、または半解凍や自然解凍で使えます。使い方はディップやサラダなどにつかえます。

 

保存期間は約1ヶ月と長持ちするので、半分使ってしばらく食べなかったりするときは冷蔵庫よりも冷凍庫に保存しておいた方がよさそうですね。

 

かたいアボカドの食べ方、早く食べごろにするには?

 

お料理に使おうと思って買ったアボカド、せっかく買ったのにまだ青いし硬い、熟れていないなんてことありますよね。

 

そんなアボカドが固いとき、追熟、食べごろを早める、アボカドを柔らかくする方法がいくつかあります。

 

✅ アボカドをりんごと一緒に袋に入れておく

✅ バナナと一緒に袋に入れておく

✅ 新聞紙で包んで1日放置しておく

✅ 電子レンジで加熱する

 

りんごはエチレンガスという、野菜や果物を早く熟れさせるガスを出しています。このガスによってアボカドが柔らかくなり早く熟れますキウイを早く食べたいときや、渋柿の渋を抜くときにも使えますよ。

⇒ 渋柿を甘くする方法、りんごや焼酎などお酒で意外と簡単!5つの方法をご紹介!

 

ただ、このエチレンガスはいいようにも使えるのですが、ジャガイモの芽が出てきたり、他の野菜や果物を傷めることもあるので、りんごを保存するときは、必ずナイロン袋に入れて密封して保存しましょう。

 

電子レンジを使う方法は、アボカドを半分に切って、切り口を下にしてお皿に並べ、600wの電子レンジで1分ほど加熱します。この方法は、味の質が落ちてしまうのであまりおすすめではありませんが、急いでいてどうしても必要な時に使えます。

 

アボカドの基本的な切り方は?

 

アボカドの切り方、ご存知の方も多いと思いますがおさらいしておきましょう。

 

1⃣ アボカドは実の真ん中に大きな種があるので、種に沿ってぐるっと一周、包丁で切り込みを入れます。

2⃣ 両手でアボカドを持って切れ目の部分を前後にねじると、二つに分かれ真ん中に種が残ります。

あとは使う大きさに切って食べたり、スプーンですくって果実を取り出します。

 

こちらはアボカドの保存の仕方や切り方をまとめた動画です。動画だとわかりやすいので、参考までにぜひご覧ください。

【動画: アボカドの切り方と保存テク】 

 

まとめ

 

今回はアボカドの保存方法や食べごろや選び方についてご紹介しましたが、アボカドは冷凍保存すると長期保存ができることもわかりましたね。

 

アボカドも使い慣れていないと、食べごろなど特にわかりづらいですが、アボカドについての便利な保存法も知っていただけたと思いますので、ぜひお料理に多いに活用してみてください。

 

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