春はおいしいいちごの季節ですね。昔は酸っぱくて練乳や砂糖をかけて食べていましたが、最近ではそんな必要もない甘くておいしいいちごの種類や品種がたくさんあります。

 

ここ数年、大粒のいちごが人気の傾向にあるようですが、人気のブランドと言えば「あまおう」に始まって、「とちおとめ」、「紅ほっぺ」などですが、最近のいちごの代表的な品種、種類はどういったものがあるのでしょうか?

 

今回はいちごの産地やいちごの品種、種類について調べてみました。

 

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いちごは世代交代が早い!

 

いちごとはバラ科の多年草の一種ヨーロッパの石器時代の遺跡から野生のいちごの種が出土したことで、その当時から食べられていたのではと言われているほど、いちごの歴史は古いです。

 

いちごの由来は、18世紀にオランダで野生のいちごを栽培に適したように品種改良し、日本には江戸時代の終わりオランダの貿易船によって運ばれたそうです。

 

かつては、「とよのか」「女峰(にょほう)」という品種が主に流通していましたが、最近では「とちおとめ」「あまおう」、「紅ほっぺ」が主流になっています。いちごの名前にはかわいいのが多いですよね。

 

いちごは10~20年で世代交代し、交配され、どんどん新しい品種が誕生しています。世代が大人から子供へ、まるで人間の世界のようです。

 

そんないちごは栄養満点としても知られていますが、特にビタミンCが豊富に含まれて、大人は1日に100㎎のビタミンCが必要なのですが、いちごを7粒ほど食べると摂取できてしまうほどです。

 

そのビタミンCは免疫効果を高め、老化の予防、健康維持の役割を果たしたり、コラーゲンの合成を促し、美容効果も期待できる頼もしい栄養素です。

 

気になるいちごの栄養や効果効能は、こちらをご覧ください。

⇒ いちごの栄養と効能は?葉酸やビタミンCが多くて美肌効果も!

 

最近はいちごもブランド化されどんどんと高価になってしまい、果物なのに手軽に変えなくなってきていますが、子供もお年寄りも、食べると笑顔で幸せになれる果物のうちのひとつと言えますね。

 

いちごの産地は?

 

いちごの産地で思い浮かぶのは、栃木県福岡県ですが、日本国内の都道府県別のいちごの生産量の順位は次のようになっています。

 

1位 栃木県 16%

2位 福岡県 11%

3位 熊本県 7%

4位 静岡県 7%

5位 長崎県 7%

栃木県が圧倒的1位を誇っていますね。(2013年データ)

 

ご存知の通り、「とち」がつくいちごのブランドは栃木県で生産され、「とちおとめ」「女峰(にょほう)」「スカイベリー」が有名です。2位は「あまおう」の福岡県、3位の熊本県は「とよのか」が有名な品種です。

 

九州ではいちごが育ちやすいのか5位内に長崎県も入っていて、九州だけで日本国内の25%、1/4の生産量を占めています。

 

ちなみに、ちょっとした豆知識。いちごはメロンなどと一緒に果物ではなく野菜に分類されています。春のイメージのあるいちごですが、旬の時期は冬から春にかけて、品種や産地によって収穫時期やタイミングが異なります。

 

ハウス栽培は12月~3月、露地栽培は4~6月初旬までが旬とされ、一番おいしいいちごが食べられるのは、1月から3月の初めだと言われていますが、路地物の4月から5月もおいしいと言われています。

 

いちごは洗って食べる?どこから食べるの?いちごのおいしい食べ方は?そんな疑問の解決には、こちらをご覧ください。

⇒ おいしいイチゴの食べ方まとめ!いちごは洗う?ブランデー、牛乳を使う食べ方も!

 

 

いちごの品種、種類は?

 

現在、日本には100種類ほどあると言われているいちごの品種ですが、日本国内で流通している代表的ないちご、今回は12の品種を調べてみました。あなたがご存知の品種はいくつあるでしょう?

 

とちおとめ

国内生産量1位、生産地は約8割が栃木県。

生まれ/栃木生まれ、1996年に登録品種

旬/11月~5月

交配/「とよのか」と「女峰」を交配したものに「栃の峰」を交配

味の特徴/甘味が強く酸味が少ない、9~15度の高い糖度とさわやかな後味が特徴でシーズンを通して安定したおいしさ

特徴/大粒の縦長円錐形で、堅くて日持ちがよい

 

あまおう

赤くて丸い、大きい、うまいの4つ揃ったいちごでそれぞれの頭文字から「あまおう」と名付けられた福岡を代表するいちごのブランド

生まれ/福岡生まれ、2005年に「福岡S6号」と言う名前で品種登録 

旬/12月~5月

味の特徴/甘いだけでなく甘酸っぱさもあるバランスのとれた味

特徴/重さが1個40gにもなる円錐形、大粒なのが特徴。大人気ブランドの「とよのか」の後継品種として、ほぼ100%福岡県で作られている

 

紅ほっぺ

大粒で甘い章姫と実が小さいけど香りと酸味のバランスがいいさちのかを交配

生まれ/静岡生まれ、2002年に品種登録

旬/1月下旬から5月上旬

交配/「章姫」と「さちのか」

味の特徴/糖度が平均12~13で高く、ジューシーでコクと香りが特徴

特徴/粒が大きく、鮮やかな紅色、中まで赤いのが特徴でぎっしりと旨味が詰まっている

 

さちのか

全国の作付け面積がトップクラスの人気の品種

生まれ/長崎生まれ、2000年に品種登録

旬/11月下旬~4月中旬

交配/「とよのか」と「アイベリー」の交配

味の特徴/糖度が安定して甘味が強く、酸味が少ない香りのよいいちご

特徴/サイズは10g~20gほどで、果肉が堅めで日持ちがする品種。ワインレッドに近い色で、色が濃いのは天然色素のアントシアニンを多く含むため 

 

さがほのか

「とよのか」に代わって現在、佐賀県では95%以上の作付き面積で西日本中心に作られている、主流品種の一つ

生まれ/佐賀生まれ、2001年に品種登録

旬/12月下旬~4月中旬

交配/「大錦」と「とよのか」を交配

味の特徴/糖度が高く酸味が少ない上品な味、香りもよい

特徴/円錐形で粒のそろいがよく、果実は比較的大きめ。中の果肉が白いのが特徴、日持ちがよく、高湿期でも品質は安定 している

 

以上、これまでご紹介した「とちおとめ」、「あまおう」、「紅ほっぺ」、「さちのか」、「さがほのか」がいちごの5大品種でおすすめです。この5品種だけでなんと全生産量の8割近くを占めているそうで、圧倒的な人気を誇っています。

 

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あきひめ(章姫)

静岡県をはじめ東日本を中心に栽培されている

生まれ/静岡生まれ、1992年に品種登録

旬/12月上旬~3月上旬

交配/「久能早生」と「女峰」の交配

味の特徴/糖度が高く酸味が少ないみずみずしい甘さが特徴

特徴/果実は大粒でつやがありきれいな紅色、すらりとした細長い形が特徴で口当たりがやわらかい

 

もういっこ

すっきりとした甘みで「もういっこ」食べたくなるということから命名

生まれ/宮城生まれ、2008年品種登録

旬/12月~5月

交配/病害抵抗性を持つ宮城県オリジナル母体と「さちのか」を交配して作られた

味の特徴/糖度と酸味のバランスがよく、果肉はややかため

特徴/1粒30g以上のものが多く、大粒の円錐形で果皮はきれいな赤色、固くて日持ちがよく病気につよい品種

 

ひのしずく

熊本県の特産で正式な品種名は「熊研い548」

生まれ/熊本生まれ、2006年品種登録

旬/12月下旬~4月中旬

交配/「さちのか」と「栃の峰」、「久留米54号」と「栃の峰」の交配

味の特徴/糖度が高く、酸味はやや少ない。さらに香りが高く、食味のバランスに優れている

特徴/平均果重は18gで、つやがあって美しく、果皮はやややわらかめ

 

 

アイベリー

見た目も味もよいいちごで愛知県生まれの「愛」からアイベリーと名づけられた

生まれ/愛知生まれ、1983年に品種登録

旬/12月上旬~3月下旬

交配/非公開

味の特徴/甘さと酸味のバランスがよく、濃厚な味わいで香りもよい

特徴/果皮は濃い赤色粒が大きいのが特徴で大きいものは50g以上。贈答用の高級いちごとして人気がある。栽培が難しく、現在は生産量も少なくなっている。

 

スカイベリー

比較的に新しい品種で、「大きさ、美しさ、おいしさ」の全てが大空に届くような素晴らしいいちごという意味が込められ、栃木県にある百名山の一つ「皇海山」(すかいさん)にもちなんでいる

生まれ/栃木生まれ、2014年に「栃木i27号」として品種登録

旬/12月~4月下旬

交配/「00-24-1」×「栃木20号」の交配

味の特徴/甘味と酸味のバランスがよく、まろやか。なめらかでジューシーな食感と独特の芳香

特徴/きれいな円錐形で、色鮮やかで光沢があり、サイズが大きいのが特徴で収穫されたものの2/3がなんと3Lサイズだそう

 

かおりの

「上品な香り」に由来し「かおりの」と命名された

生まれ/三重生まれ、2008年に品種登録

味の特徴/酸味が少なくさわやかでさっぱりした甘み上品な香りが特徴。

特徴/果実は大きく、縦長の円錐形で不揃いのものが多い。つややかで明るい橙赤色。

 

ももいちご

「ももいちご」は徳島県の登録商標で、徳島県産は愛称の「ももいちご」、奈良県産などは品種名の「あかねっ娘」で流通

生まれ/愛知生まれ、1994年に品種登録

旬/12月~4月下旬

交配/「(アイベリー×宝交早生)×とよのか」と「アイベリー×宝交早生」

味の特徴/糖度は高く酸味は少なめ、香りはよく甘い。

特徴/丸みのある円錐形で大粒が多く、果肉は柔らかく、果汁が多い。果皮は鮮やかな紅色。

 

いちごの品種、ご存知なのはいくつありましたか?個人的には大ぶりで甘い「あまおう」が一番好きなのですが、勝手にあまおうとは「あまい王様」の略かと思っていました。頭文字をとっていたなんて素敵なネーミングですね。

 

まだ食べたことがない銘柄も最近では産地直送で買えたりするので、お取り寄せなどしていちごの季節に食べてみたいと思います。お土産やギフトにも喜ばれそうですね。

 

また、数年前から白いいちごも流通していて、品種には「初恋の香り」「淡雪」「パールホワイト」などがあります。15粒~18粒で2500~3000円と高級いちごでスーパーではあまり見かけませんね。通販では販売しているようですので、販売時期はチェックしてみてもいいですね。

 

こちらはおいしいいちごができるまでをご紹介した動画です。苗から大事に育てられる様子をご覧ください。

【動画:おいしい苺ができるまで】

 

まとめ

 

今回は、いちごの品種、種類についてご紹介しましたが、まだ、食べたことがない種類はありましたか?

 

ご紹介したのは、流通の多い品種でしたので、これ以外にもまだまだ多くの品種が存在します。探すのが大変そうですが、一度全品種を制覇してみたいですね。贈り物や贈答にも

 

ぜひ、この冬はブランドを気にしながら、食べ比べてみてください。

 

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