ブロッコリーの保存方法は冷蔵と冷凍、長持ちは茹でてから?保存期間、常温では?

 

年中手に入りあまり季節感のないブロッコリーですが、実は旬は冬です。旬の時期はどんな野菜でもちょっぴりお値段が安くなるので、ついついブロッコリーも買い過ぎてしまうことがありませんか?

 

そんなブロッコリー、冷蔵、冷凍とどのように保存すれば少しでも長持ちするのでしょうか?

 

今回はブロッコリーの保存方法、冷蔵庫や冷凍庫での保存期間やおいしいブロッコリーの選び方、おすすめレシピをご紹介します。

 

スポンサーリンク
 

 

ブロッコリーの保存方法は?

 

ブロッコリーの適温は0℃から5℃で、常温での保存は向きません。もともと日持ちがしない野菜で早いと購入してから3,4日で傷んできてしまいます。ですので、購入後は冷蔵庫に保管して、できれば早いうちに使い切ってしまうのがおすすめです。

 

冷蔵庫での保存法は?

 

ブロッコリーは、生のまま、または茹でてから冷蔵庫で保存することが可能です。

 

生のまま冷蔵庫で保存する場合は、

洗わずにそのままビニール袋に入れて密閉し、できれば野菜室で、可能であれば立てた状態で保存しましょう。

 

生で保存すると、保存期間は3~4日です。

 

茹でて保存する場合は、

ブロッコリーを小房に切って洗います。沸騰したお湯にブロッコリーを入れて、2分半ほど茹でて、ザルに挙げて水気をしっかり切ります。冷めたら密封容器に入れて、冷蔵庫で保存します。

 

1~2日なら茹でておいてもおいしくいただけますが、時間が経つと臭いがしてくるので早めに食べるのがおすすめです。茹でておけば、そのままお肉料理に添えたり、パスタやシチュー、カレーなどの煮物に入れて使えるので便利ですよ。

 

ブロッコリーは生で保存しておくと、すぐに黄色くなって、味が変わっておいしくなくなってしまいます。ですので、黄色くなる前に、茹でてから保存しておくと、少しは変色を気にすることなくおいしく食べれますよ。

 

私も色が変わりそうだなと思ったら、とりあえずすぐに茹でるようにしています。

 

冷凍する場合は?

 

ブロッコリーは冷凍保存が可能です。ブロッコリーは前述のとおり、傷むのが早いですし、新鮮なうちに食べるのがやはりおいしいですので、もし、おいしいうちに食べきれない場合は、早めに冷凍保存してしまいましょう。

 

購入したばかりのブロッコリーを冷凍保存することで、1ヶ月は保存できるようになります。ここでは、私が実際に行っているブロッコリーの冷凍保存の方法をご紹介します。

 

【ブロッコリーの冷凍保存方法】

1⃣ ブロッコリーを洗い、小房に分けます。

2⃣ 濡れた状態で耐熱皿に並べ、サランラップをふわりとかけたら30秒から1分ほど電子レンジで加熱します。冷凍保存する際は、冷凍前にブロッコリーに水分を豊富に含ませておくことがポイントです!

3⃣ 冷めたら水気をしっかり切って密閉袋に入れます。

※このとき、ブロッコリーが重ならないよう平らに並べて、内部の空気をしっかり抜き取って封をするのが長持ちさせる秘訣です。

4⃣ 3⃣をアルミホイルで包む、もしくは、金属製のトレイに乗せて冷凍庫へ入れます。

 

電子レンジで加熱した後に冷凍保存することで、ブロッコリーに含まれる栄養素を逃さずに保存することができますが、火が通り過ぎて歯ごたえが無くなってしまうことも多々ありますので、加熱時間には十分気を付けてくださいね。

 

冷凍したものは解凍してしまうと、水分がたくさん出ておいしくなくなってしまいますので、凍ったまま調理に使うようにしましょう。

 

もちろん、電子レンジではなく、お鍋やフライパンで茹でて冷凍することも可能です。茹でてから冷凍保存する場合は、少し硬めに茹でて冷凍したほうが、食べるときに柔らかすぎずおいしく食べられますよ。

⇒ ブロッコリーのゆで方、フライパンやレンジで簡単、栄養たっぷりに!

 

スポンサーリンク

 

新鮮でおいしいブロッコリーの選び方・見分け方は?

 

ブロッコリーを購入するときに、あなたはどこを見て選んでいますか?

 

ブロッコリーは安い時には、1株100円ほどで販売していることもあれば、高騰すると300円近くするときもあります。値段の差が激しいですが、できるだけ新鮮なものを選んでおいしく食べたいですね。

 

ここではおいしいブロッコリーの選び方を伝授したいと思います。

 

次のようなものがおすすめの新鮮でおいしいブロッコリーです。

☑ できるだけ緑が濃いもの、または紫色になったものもおすすめ

☑ 蕾が小さく、粒がそろっていてぎっしりとつまっている

☑ 全体的に固く引き締まっている 

☑ 中央の部分が盛り上がっている

☑  切り口が新しくみずみずしいもの

 

先ほどから何度かお話ししたように表面が黄色く変色しているものは古くなっています。ときどき、黄色がかったものが売られていることがありますが、これは鮮度が落ちているということですので避けたほうがいいですね。

 

また、ブロッコリー自体が固くて引き締まっているものは鮮度が高い証拠です。逆に、柔らかく力がないものは避けましょう。

 

また、株もどちらかというと大きいものがおすすめです。逆に小さいものは、完全に育つ前に収穫されている可能性があります。大きいものは十分育っていることが多いので、大きいものを選びましょう。

 

他にも、まれにお店によっては茎がカットされているものがありますが、茎があるほうが日持ちがしますので、茎がついているものを選びましょう。また、ブロッコリーは傷みやすいので、茎がしっかりしているものもおすすめです。

 

後は、全体的に黒ずんでいないものや茎に空洞や巣が入っていないか確かめるといいですね。

 

近くのスーパーなどで買ったブロッコリーは、流通で時間がかかったりするせいか、結構傷むのが早いような気がします。地場産を売っている道の駅などで購入すると、とっても新鮮で冷蔵庫で1週間以上、時には2週間ほど持つことがあります。ちょっとした発見です。

 

ですので、産地直送のきれいなブロッコリーを見つけたら、鮮度も高いのでなるべく購入するようにしています。鮮度のいいものは何でもおいしいですよね。

 

栄養価がとっても高くお医者さんもおすすめするブロッコリー、栄養についてはこちらもご覧ください。

⇒ ブロッコリーの栄養、効能や効果は?お医者さんもおすすめの野菜!

 

ブロッコリーにそっくりなロマネスコ、ご存知ですか?ロマネスコの食べ方はこちらをご覧ください。

⇒ ロマネスコの食べ方は?茹で方、保存方法は冷凍もできる?

 

まとめ

 

今回はブロッコリーの保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ブロッコリーは栄養価も高く、スープやサラダに使ったりと使い勝手もよく、とても重宝する野菜です。

 

また、食物繊維も豊富で整腸作用もありますし、美肌効果があるといわれるビタミンCもたっぷりで、また風邪の予防も期待できます。

 

冷蔵庫に常備しておきたいブロッコリー、上手に保存して美味しく健康に食生活に活用していきたいですね。

 

スポンサーリンク