サタデープラスやためしてガッテンでも紹介され、お酢と玉ねぎの健康効果を一緒に得ることができ、ダイエット効果もあるので一躍話題にもなった「酢玉ねぎ」。

 

2週間以上続けると体にいい変化が起きるなんて結果報告もありますね。

 

今回は、そんな気になる酢玉ねぎの作り方や食べ方、その効果をご紹介します。

 

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酢玉ねぎとは?

 

酢玉ねぎとは、その名の通り、玉ねぎとお酢を合わせたものです。

 

お酢には中性脂肪を減らして代謝を高め、血流を促進したり血管を拡張する作用や疲労回復、食後の血糖値の上昇を穏やかにする効果があります。

 

玉ねぎには血液をサラサラにして血流を改善したり、老廃物を排出してむくみを解消してくれたり、動脈硬化を防いだりする働きがあります。

 

お酢と玉ねぎを合わせることで、それぞれを別々に摂取するよりも、効果が上がるのですね。

 

前述のテレビ番組、ためしてガッテンでは「酢玉ねぎ」、サタデープラスでは「氷酢玉ねぎ」として紹介され、少し作り方は違いますが、もたらしてくれる効果はほぼ同じです。

 

玉葱の詳しい栄養や効果はこちらをご覧ください。

⇒ 玉ねぎの栄養と効能は?水にさらす食べ方は効果がある?

酢玉ねぎの作り方、保存方法、保存期間は?

 

酢玉ねぎの作り方は、3通りありますので、それぞれご自分の嗜好にあったものを選んで作ってみてください。

 

ためしてガッテン流・酢玉ねぎ

 

*材料*

・玉ねぎ…中1個(約200g)

・お酢…大さじ5(醸造酢なら何でもOK)

・塩…少々

・蜂蜜…大さじ1.5~2(お好みで)

 

*作り方*

1⃣ 玉ねぎは皮を剝いて、軽く洗い水気はしっかり拭いておきます。

2⃣ 薄くスライスし、15分以上そのまま置いて空気にさらします。水にはさらさないようにしてください。

3⃣ 保存容器に空気にさらした玉ねぎとお酢、蜂蜜と塩を入れます。

4⃣ 冷蔵庫に一晩置けばできあがりです。2日~3日置くと味が馴染んで食べ頃になります。

 

*保存方法・保存期間*

保管は、冷蔵庫に入れて保存します。保存期間は1週間~10日間ですが、水分量の多い新玉ねぎを使った場合は傷みやすくなる場合もあるので早めに食べ切りましょう。

 

サタデープラス流・氷酢玉ねぎ

*材料*

玉ねぎ…大2個(約500g)

お酢…150ml(栄養素が多く味がまろやかになる黒酢をおすすめしています)

蜂蜜…100g

 

*作り方*

1⃣ 玉ねぎの皮を剥き、洗ったら水気を拭いて4等分にします。

2⃣ ミキサーに玉ねぎとお酢、蜂蜜を入れて撹拌させます。

3⃣ 冷蔵保存するなら保存容器に、冷凍保存するなら製氷皿に入れ、一晩置けば出来上がりです。

 

*保存方法・保存期間*

冷蔵庫に入れた場合、保存期間は1週間です。冷凍庫で凍らせた場合、保存期間は2ヵ月と日持ちします。

 

砂糖(蜂蜜)を使用しない場合

甘みは苦手、または必要ないと言う方は、砂糖やはちみつなしのこちらをどうぞ。

 

*材料*

・玉ねぎ…2個

・塩…玉ねぎの重さに対して1%

・お酢…玉ねぎがひたひたになる程度(りんご酢にすると砂糖が無くても食べやすいです。)

 

*作り方*

1⃣ 玉ねぎを軽く洗い水気を拭いて、薄くスライスします。

2⃣ スライスした玉ねぎを密封できる容器に入れ、塩を全体に振りかけます。

3⃣ 玉ねぎが漬かるまでお酢を注ぎます。

4⃣ 密封して約2時間冷蔵庫に置けば出来上がりです。

 

*保存方法・保存期間*

冷蔵庫に入れて保存します。保存期間は1週間~10日間です。

 

どれも作り方はシンプルですね。材料さえあれば簡単にできてしまいます。

 

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酢玉ねぎの効果効能は?

 

酢玉ねぎは、お酢と玉ねぎの効果が一緒に取れると言うだけで、酢玉ねぎにしたからと言って新たな効果が得られるわけではありません。しかし、お酢だけ、玉ねぎだけで摂取するよりは確実に良い効果が得られます。

 

実際に、10日間酢玉ねぎを試した人は、次のような効果が得られたと言います。

 

✔ はっきりと分かるほど体の疲労感が無くなった。

✔ 頭がスッキリし、首の疲れが緩和された。

✔ 脂性だった皮膚がさらりとするようになった。

✔ 便秘が解消した。

✔ 血管年齢が-10歳、-17歳になった。

✔ 血糖値が正常値になった。

✔ ウエストがスッキリした。

✔ 145-90だった血圧が120-80に下がった。(※期間不明)

✔ 耳鳴りが消えた。(※2週間)

 

個人差はありますが、これだけでも酢玉ねぎにはすごい効果があることが分かりますね。1日、2日食べたからと言ってすぐに効果が出るわけではありません。続けることが大切ですね。

 

さわやかなレモン酢も簡単に作れて、おいしく食べられますよ。

⇒ レモン酢の効果、飲み方や量、作り方レシピは?ダイエットや美肌、高血圧にも効果的!

 

酢玉ねぎの食べ方、使い方、1日の摂取量は?

 

酢玉ねぎは体に嬉しい効果をもたらしてくれますが、摂取しすぎると、口臭がきつくなったり、胃が荒れたりします。ですので、適当な摂取量を知っておく必要がありますね。

 

1日の摂取量は、

〇 酢玉ねぎの場合は、玉ねぎ部分50g程度浸けた酢大さじ1~2程度です。

〇 氷酢玉ねぎの場合は、1日3ブロック(75g程度)です。

 

酢玉ねぎの食べ方、使い方は、とっても簡単、普通の食事にプラスするだけです。

 

ドレッシングの代わりにサラダにかけたり、酢の物に和えたり、南蛮酢として利用できます。また、納豆に混ぜると、さっぱりしていつもと違う納豆を楽しめます。

 

または、氷酢玉ねぎの方が用途の幅は広がるかもしれません。凍ったままお味噌汁に入れたり、カレーに入れたり、インスタントラーメンに入れても良いですし、マヨネーズと卵と混ぜてタルタルソースを作ったり、冷奴に乗せたり、スムージーに混ぜてもいいですね。

 

また、玉ねぎを生のまま食べるのが苦手、お酢の酸味が苦手と言う方は、加熱して使用しましょう。

 

ハンバーグや餃子のネタに混ぜたりソースにしたり、酢豚の調味料として入れても良いですね。生の鶏肉や豚肉に揉み込んでから焼くと、お肉が柔らかく仕上がります。

 

ただ、加熱することで、玉ねぎの成分である血液サラサラ効果を持つ硫化アリルが失われてしまいます。が、加熱することで、玉ねぎの硫化プロピルと言う成分がトリスルフィドという成分に変わり、これには中性脂肪やコレステロールを低下させる働きがあります。

 

さらに長時間加熱するとトリスルフィドがパセインと言う成分に変わり、成分が凝縮されるため効率よく摂取できるようになるのです。

 

お酢は加熱によって味は変わりますが、酢酸は壊れないのでいろんな食べ方で摂取できますね。

 

まとめ

 

生のままでも加熱しても体に良い効果をもたらしてくれる酢玉ねぎ。酢玉ねぎをそのまま口にするのではなく、いつもの食事にプラスするだけで良いので、飽きることなく続けることが出来そうですね。

 

いろいろな料理に混ぜたり食べ物に乗せたりして、お好みの食べ方を見つけてくださいね。

 

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