中華料理でよく使われるシャキシャキとした歯ごたえが美味しいチンゲン菜。アクが少なく下ゆでが要らないので、調理も簡単で助かりますよね。

 

チンゲン菜は、クセが無いので様々な料理に使え、軸の部分は加熱してもカサがあまり変わらないので料理のかさ増しとしても使えます。

 

そんな大活躍のチンゲン菜ですが、安いときに購入して冷蔵庫に入れておいたら、シナシナになっていたり、葉の部分が黄色くなったりしてしまったことはありませんか?せっかく買ってきたのに、そんな状態だと使うのもためらってしまいますね。

 

そうならないためにも今回は、チンゲン菜の保存方法、冷蔵や冷凍、解凍方法や保存期間、チンゲン菜の選び方や保存食をご紹介します。

 

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ちんげん菜の常温や冷蔵庫での保存方法、保存期間は?

 

ちんげん菜は鮮度が落ちやすい野菜なので、常温での保存はおすすめしません。また、ちんげん菜は乾燥に弱いので、保存の際は乾燥しないように注意しましょう。

 

もし、傷んでいる部分があれば、そこは取り除き、水気を丁寧に拭いてから新聞紙で筒状に包み、霧吹きで新聞紙に水を吹きかけ軽く湿らせます。ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。

 

が付いているとそこから傷んでくるので、水分は丁寧に拭き取りましょう。収穫前の育った状態、立てて保存することで、日持ちさせることが出来ます。

 

冷蔵庫での保存期間は4日~5日です。

 

カットした青梗菜は日持ちしないので、ポリ袋や保存用容器に入れ、1日~2日で使い切ったほうが良いでしょう。

 

青梗菜は冷凍できる?

 

チンゲン菜も小松菜などと同じように冷凍保存は、生のままでも茹でてからでもできます。

 

青梗菜を生のまま冷凍保存する方法

青梗菜はよく洗ってから食べやすい大きさにカットし、水気を丁寧に拭きとります。フリーザーバッグに入れ、中の空気をしっかり抜いてから冷凍庫で保存します。

 

保存期間は2~3週間程度です。使うときは凍ったまま炒め物や煮物などに使えますよ。

 

茹でたチンゲン菜の冷凍の仕方

チンゲン菜をよく洗い、沸騰した鍋に軸の部分から順に硬めに茹でて氷水に浸けます。冷めたらしっかりと水気を絞り、食べやすい大きさにカットし、フリーザーバッグに入れ、中の空気をしっかり抜いてから冷凍庫で保存します。

 

出来るだけ早く冷凍させた方が美味しいまま保存できるので、冷凍庫に急速冷凍モードがある場合は、それを使うと良いですね。

 

ポイントは、水気をしっかり絞る、凍りやすいように平たくして保存することです。

 

茹でる際、茹で水に少々の塩を入れて、チンゲン菜に下味を付けておくと、調理したときにチンゲン菜に少し味が付いているので水っぽくなるのを防ぐことが出来ます。

 

解凍方法は、凍ったまま調理可能です。調理法によっては、電子レンジで加熱して解凍してもかまいません。使い方は炒め物や煮物の最後にそのまま投入できます。

 

チンゲン菜の特徴は何と言ってもあの鮮やかな緑と食感です。出来るだけ綺麗な色で、食感もあまり損なわずに保存するためには、茹でてから冷凍保存することをおすすめします。

 

おいしいチンゲン菜の選び方は?

 

青梗菜を選ぶにはどのあたりを見ていますか?

 

青梗菜は葉の色が淡い緑色ピンとハリのあるもの、根元部分はみずみずしく切り口が綺麗で変色していないもの、葉が肉厚で、付け根の部分がふっくら丸く厚いものを選びましょう。

 

緑色が濃すぎるものは成長しすぎていて硬い可能性があり、黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちています。

 

また、全体的に肉厚なものの方が甘くて美味しいとされています。これらのことを踏まえてお買い物時には選んでみてください。

 

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チンゲン菜の保存食レシピは?

 

チンゲン菜を使った料理には、厚揚げと一緒に煮物にしたり、スープにしたりといろんなお料理があります。

 

ここまでチンゲン菜の保存法を紹介してきましたが、量が多すぎて冷蔵庫や冷凍庫に入りきらない時、冷凍するために下茹でするのはめんどくさいと言う時は、作り置きレシピでチンゲン菜を新鮮なまま調理してしまいましょう。

 

あと1品足りないときに便利ですし、お弁当のおかずや毎日の食事の栄養バランスを整えるのにも活躍してくれます。

 

チンゲン菜のお浸し

・チンゲン菜…2株

・水…500~600cc

・ごま油(茹でる用)…小さじ1

・塩…小さじ1

・醤油…小さじ1~2

・ごま油(味付け用)…小さじ1

・鰹節…適量

 

1⃣ チンゲン菜を洗い、縦半分に切ります。

2⃣ 鍋に水を入れ、沸騰したら茹でる用のごま油と塩を入れます。

3⃣ チンゲン菜の根元を先にお湯に浸けて茹で、その後葉の部分も茹でます。

4⃣ 好みの硬さに茹で上がったらザルに上げ、しっかりと水気を切ります。

5⃣ ごま油と醤油で味付けし、鰹節を乗せてできあがり。

 

茹でる時にごま油を入れることでチンゲン菜がツヤツヤに仕上がります。人参やえのき、もやしなどと一緒にしても美味しいですよ。

 

出典: https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1910002582/

 

チンゲン菜とツナの煮物

・チンゲン菜…1株

・ツナ…80g1缶

・油揚げ…1枚(無くても良い)

・酒…大さじ1

・みりん…小さじ1

・醤油…小さじ1~2

・出汁…100ml

 

1⃣ 油揚げは、沸騰させたお湯にひとくぐりさせ油抜きをし、1cmの厚さに切ります。

2⃣ チンゲン菜をよく洗い、好みの大きさに切ります。

3⃣ 材料を全て鍋に入れ、弱火で5~10分加熱し、その後冷まして味を染み込ませたら出来上がりです。

 

煮る時間を短くして歯ごたえを残しても良いですし、くたくたに煮てもまた別の美味しさが味わえます。

 

ツナ缶の油の中にも旨味が詰まっているので、丸ごと入れることでコクがアップしますが、油が気になる場合は油を切ってから入れてくださいね。

 

出典: https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1180000978/

 

どちらの料理も冷蔵庫で保存し、3日~4日日持ちしますが、なるべく早めに食べきりましょう。

 

まとめ

 

9月から12月までの秋から冬にかけてが美味しいとされるチンゲン菜。旬の時期は安く購入も出来ますし、たくさん食べたいですよね。

 

食べごたえがあって、使い勝手もいいので、購入したら傷まないようにきちんと保存してあげてくださいね。

 

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