いちごの保存は常温、冷蔵庫で長持ちする?冷凍保存や保存期間は?

 

春はおいしいいちごの季節ですね。とっても繊細ないちごはすぐに傷んでしまうイメージがありますが、保存方法によっては、少しでも長持ちさせることはできるのでしょうか?

 

今回はイチゴの保存方法や保存期間、常温や冷蔵庫、冷凍庫での方法についてまとめてみました。

 

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いちごは常温で保存できる?

 

あまくておいしいいちごは果物として子供から大人まで愛されていますが、実は、農林水産省ではいちごやメロンを「果実的野菜」に分類しているのをご存知ですか?

 

ちょっと余談になりましたが、いちごはとってもデリケートな食べ物で、ご存知のとおり、果皮がとっても柔らかくいちご同士がぶつかっても傷むほどです。

 

いちごはの旬は品種や地域によりますが、主に12月後半から2月の寒い冬の時期なので、気温の低い場所で保存することが大事です。

 

ちょっと暖房の入ったような部屋に置いておくとカビがきて傷むのもとても早いです。私も何度かやってしまったことがありますが、常温で置いてもいいのはせいぜい半日ほどです。

 

また、室内の気温の低い3~5℃までの寒い場所なら大丈夫ですが、あまり寒くなりすぎてもいけないので、できれば冷蔵庫で保存するのがベストです。

 

いちごはおいしいだけでなく、ビタミンCや食物繊維などの栄養や効果効能があります。いちごの栄養や効能はこちらをご覧ください。

⇒ いちごの栄養と効能は?葉酸やビタミンCが多くて美肌効果も!

 

いちごの冷蔵庫での保存方法は?

 

冷蔵庫で保存するのが好ましいいちごですが、買ってきたパックごとそのまま冷蔵庫に入れることが多いですよね。

 

ただパックのまま冷蔵庫に入れてしまうと、実はよくない点があります。

✖ いちごは乾燥に弱い

✖ いちご同士がぶつかってそこから傷んでしまう

ですので、いちごが傷まないように一手間加えて保存することをおすすめします。

 

次のようなことに注意して冷蔵庫で保存してください。

✅ お皿に入れ替えて、へたを下にしてラップをかけて保存する

✅ 乾燥させない

いちごのへたを下に向けて、いちごがくっつかないようにお皿などに並べて、直接冷気があたらず、乾燥しないようにラップをして保存します。

 

すると少し長持ちさせることができます。大きさが合えば、卵が入っているプラスチックケースにラップをひいて1個ずつ保存するのもいいですね。

 

 水洗いしない

洗って食べずにいたいちごを、後で見たら黒ずんでいたということはないですか?その理由はいちごを洗うことで雑菌が繁殖しやすくなってしまうからです。こんなことを避けるためにも保存する時は洗わないでおきましょう。

 

✅ へたはとらない

また、いちごを保存する場合、へたは取らずにそのまま冷蔵庫で保存します。へたを先に取ってしまうとそこから傷んでしまうからです。

 

photo by 暮らしにいいこと

 

✅ 野菜室で保存しない

 

温度が低い場所で保存することで、カビや細菌の繁殖を防ぐことができます。そのため、冷蔵庫の中でも温度が低い、野菜室ではないところで保存しましょう。

 

冷蔵庫でのいちごの賞味期限はよく持っても1週間くらいですので、なるべく早めに食べたほうがおいしく味わえます。

 

ちなみに、いちごの食べ方ですが、いちごは洗わずに食べるのがおすすめです。その理由は水洗いをしてしまうといちごが水っぽくなってしまい、せっかくの甘さが半減してしまうからです。

 

もし洗うにしても、いちごの洗い方も大事で、ビタミンCの流出水っぽくなるのを防ぐため、また、へたはつけたままで、食べる直前に洗います。洗ったら、水気はしっかり拭いてから食べましょう。

 

こちらでは、他にもいちごのおいしい食べ方をご紹介しています。ぜひご覧ください。

⇒ いちごのおいしい食べ方は!いちごは洗う?ブランデー、牛乳を使う食べ方も!

 

ちなみにいちごが腐ると、

☒ 黒ずんでくる、黒カビが生える

☒ 果肉に張りがなくふにゃふにゃしている

です。

 

もったいない話ですが、冷蔵庫にパックのまま保存し、食べるのを忘れていて見たら、いちごのほとんどが腐っていたことが何度かあります。おいしく食べるためにちゃんと保存することは大事ですね。

 

また、不思議ですが、傷んだいちごがよみがえる方法がありますので、ご紹介しておきますね。

 

いちごは出荷時が一番ピークの甘い状態で、それから日が経つにつれて甘さが落ちてしまいます。ですので、買ってきたらどんどん傷んでいき、3日もすると、黒っぽくなってきたり、表面がブヨブヨしてきます。

 

傷みすぎてしまったいちごや、白く変色した部分は戻りませんが、傷んでしまったいちごは、水ではなく50度のお湯に2分ほどつけるだけで、黒ずんだりシワシワになった部分がピンと張ってきれいになりますので、一度試してみてください!

 

いちごには、とちおとめあまおうなどいろんな品種がありますが、どれだけご存知ですか?いちごの種類や品種はこちらをご覧ください。

⇒ いちごの種類・品種、人気の5大品種は?栃木がやっぱり一位!

 

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いちごは冷凍保存ができる?

 

いちごは冷凍できないと思っている方も多いと思いますが、実は冷凍保存が可能です。

 

いちごの冷凍保存法は次の二つの方法があります。

✅ 水で洗わずそのまま保存

✅ 水で洗って、水気をふいて砂糖をまぶして保存

 

まず一つ目は、一つずつへたを取って、ビニール袋や密閉容器などにいれてしっかり閉じて冷凍庫で保存します。ビニール袋だといちごの形がつぶれてしまうので、形崩れしない容器で保存するのがおすすめです。

 

このときに1時間ほど冷凍して、一旦取り出して、いちごがくっつかないようにバラして、再度冷凍庫に入れるとひっつくことなく冷凍することができます。

 

二つ目は冷凍するときに、いちごに砂糖をまぶして、保存容器や袋などにいれて冷凍庫に入れます。砂糖をまぶしておくことで、いちごがくっつきにくくなります。

 

食べるときは、半解凍すればそのまま食べられますし、牛乳やヨーグルトなどと一緒にミキサーにかけてスムージーとして飲んでもいいですね。

 

どちらも冷凍保存は1か月ほど可能ですが、長く保存すると味も落ちてしまうの、なるべく早く使い切ってしまいましょう。

 

また、おいしいイチゴの選び方、見分け方はいちごの種やへたをチェエクです!

⇒ おいしいいちごのおいしいいちごの選び方、見分け方は?いちご狩りで一番甘いいちごを探すには?!

 

まとめ

 

いちごもきちんと保存してあげると長持ちしてくれるのがわかりましたね。いちごはとてもデリケートで、水と乾燥にはとても弱いです。冷蔵庫に保存したら、できるだけ早くおいしいうちに食べてしまいましょう。

 

また、食べきれないようでしたら早めに冷凍保存して、ジャムやお菓子などに使いましょう。

 

他の果物の保存法もぜひチェックしてみてくださいね。

レモンの保存 ⇒ レモンの保存は冷凍も、はちみつレモンや塩レモンで保存もおすすめ!

りんごの保存 ⇒ リンゴの保存、冷凍や常温での方法は?切ったあとの保存、変色防止は?

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