白くて丸い根に長い葉っぱが付いたかぶ。かぶを買うと葉の部分もついてくることが多いので、根だけを食べるという方は少ないのではないでしょうか?葉の部分も何かと美味しく食べられるし彩りにも良いので重宝するんですよね。

 

だけど根の部分に比べて葉の部分はたくさん付いていて、なかなか一度の食事では食べきれないですよね。残ったものをそのまま無駄にするのももったいない。ではどのように保存をするのが一番無駄なく長持ちさせられるのでしょうか。

 

今回はかぶの葉の保存方法や保存期間、おすすめかぶの葉の保存食レシピをご紹介します。

 

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かぶの葉の保存方法、保存期間は?

 

実は栄養価がとっても高いかぶの葉、美肌効果のあるビタミンCや免疫力アップのβカロテン、疲労回復効果のあるビタミンB群に骨を丈夫にするカルシウムや葉酸など、実は根の部分よりも身体に良い効果がたくさんあるんですよ。

 

そんなかぶの葉を無駄にしないためにも、葉付きのかぶを買ってきたらなるべく早く根と葉を切り離します。これは根の部分の栄養分や水分が葉に持っていかれないようにするためです。

 

根の部分と切り離したかぶの葉を冷蔵庫で保存する場合には、乾燥から守るために湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存します。

 

この方法でも葉はすぐに萎びてしまいますので遅くとも2~3日中には使い切るようにしましょう。

 

かぶの葉は少しアクがあるのでそのまま食べるとちょっと苦味があります。ですので食べる際には茹でるか塩もみをすると美味しく食べられますよ。

 

刻んだものを塩もみにして保存容器に入れて冷蔵しておいても冷奴に乗せたり菜飯にしたり餃子の具にしたりとさっと使えて便利です。

 

このようにカットしても日持ちはしないので、なるべく早めに消費するようにしてくださいね。

 

かぶの葉は冷凍できる?

かぶの葉の消費期限は短く、すぐに食べないのであれば冷凍保存がおすすめです。なるべくなら新鮮なうちに冷凍してしまって下さいね。

 

かぶの葉は生のまま冷凍できる?

かぶの葉は、生のままでも冷凍保存が可能です。保存方法は、かぶの葉をよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら食べやすい大きさに切り分け、フリーザーバッグに入れて冷凍します。

 

茎の部分は小口切りに、葉の部分はざく切りにといったふうに部位で切り分けて、別々に保存しておくと使いやすいですよ。

 

かぶの葉を茹でてから冷凍保存

かぶの葉は茹でてから保存も可能です。

 

保存の仕方は、沸騰したお湯に塩を少々入れ、かぶの葉がサッと色が鮮やかになるくらいに固茹でします。水に取り、粗熱が取れたら水気をよく絞り、使いやすい大きさに切り分けてフリーザーバッグに入れて冷凍します。

 

使い方は、凍ったまま鍋に入れて使います。お味噌汁の具材や煮物の彩りに使いやすいですよ。保存期間はおよそ1ヶ月ほどになります。

 

かぶ自体の冷凍保存はできる?

ちなみに、かぶの根の部分については、冷凍をするとかなり柔らかくなってしまいますのであまりむきません。どうしてもという場合には下茹でなどはせず生のままいちょう切りなどにして水分を拭き取ってフリーザーバッグに入れて冷凍します。

 

使うときには生の時と同じように、水から茹でて汁物などに使います。1ヶ月くらいは保存ができます。

 

ニラの保存方法はご存知ですか?ニラも保存方法次第で長持ちしますよ!

⇒ ニラの保存方法、保存期間は?カットしたものや冷凍は?腐るとどうなる?

 

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かぶの葉のおすすめ保存食レシピ

 

かぶの葉は漬物やふりかけにして保存をすることもできます。それほど長期の保存はできませんが作っておくと常備菜として便利ですよ。

 

かぶの葉のふりかけ

かぶの葉のふりかけは、ちりめんじゃこやごまと一緒にすることで、カルシウムも一緒に摂れて栄養満天です。しかも美味しく食べられるので普段野菜が進まない子供さんにもおすすめです。冷奴に乗せたりおにぎりに混ぜ込んだりしても良いですね。

 

1⃣ かぶの葉(小かぶ2個分)は沸騰したお湯に塩ひとつまみを入れて1分茹で粗熱が取れたら水気を絞って細かく刻みます。

2⃣ ごま油大さじ1を熱したフライパンに1⃣を入れ5分程炒めて水分を飛ばします。ちりめんじゃこ20g、鰹節の小袋1パックを入れて1分炒めます。

3⃣ 醤油大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ1を加えて水分がなくなるまで炒め、最後にごま大さじ1を加えます。

 

ちょっと炒めるだけでぜいたくな一品になりますね。保存容器に入れて冷蔵すると一週間ほどは保存ができます。

 

かぶの葉の漬物

かぶの葉はお漬物にしても美味しいんですよ。まるで野沢菜漬けのような味わいでご飯がすすみます。

 

1⃣ かぶの葉3~5個分はよく洗い、漬け込む容器に入る長さに切ります。

2⃣ ボウルにかぶの葉と塩大さじ1/2を入れ揉み込んで10分ほどおきます。

3⃣ 2⃣がしんなりしたら水洗いして塩気を流し、よく絞ります。煮切り味醂大さじ2、醤油大さじ2、酢大さじ1を合わせた漬け込み液に漬けて半日以上おきます。

 

液に漬けたまま保存し、食べる量だけ取り出して切り分けます。冷蔵保存で1週間保存可能です。

 

まとめ

 

根の部分がメインになりがちなかぶですが、葉の部分も美味しく栄養豊富ですのでしっかりと無駄なく食べたいですよね。

 

冷凍保存をしておいたかぶの葉はちょっと食卓に彩りが足りないなという時にかなり使えます。刻んだものを卵焼きに加えたり、煮物に添えたり、汁物の具にしたり。また、かぶの煮物に加えてもきれいです。

 

ふりかけや漬物にしておくことでおかずが足りないときの一品になりますし、正に主婦の救世主です。便利に使って美味しく栄養を摂れるかぶの葉。最後まで無駄なく食べ尽したいですね。

 

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