甘酒の保存方法、容器や期間は?冷凍すれば手作り酒粕・米麹甘酒も長持ち!

 

健康や美容にいいと人気の甘酒ブームで、最近は甘酒をご家庭で手作りして飲む方も増えていますよね。私も甘酒は大好きで毎冬、生姜をたっぷり入れて飲んでいますが、風邪をほとんどひかないなど健康に良い効果がみられます。

 

今回は、そんな米麹や酒粕で手作りした自家製甘酒の保存方法や保存期間、保存容器を調べてみました。

 

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甘酒の保存方法、冷蔵庫では?

 

甘酒を作って、その日に飲まないときはどのように保存しましょう?私は、酒粕、米麹どちらの甘酒も作りますが、酒粕のほうが溶かすだけで簡単に作れるので酒粕で作った甘酒をよく飲んでいます。

 

酒粕で作る甘酒の保存法は?

 

酒粕で甘酒を作った場合、保存容器はきちんとふたが閉まる、プラスチックかガラスの容器を使うことをおすすめします。

 

冷蔵庫で保存すると1週間は日持ちがします。以前、試した時は10日ほど大丈夫でした。ただ、あまり長く保存してしまうと、日数が経てば経つほど酸っぱくなっておいしくなくなってしまうので、1週間を目安に使い切ることをおすすめします。

 

甘酒を作る酒粕も保存期間が気になりませんか?酒粕の保存法や賞味期限はこちらをご覧ください。

⇒ 酒粕の保存酒粕の保存方法はや賞味期限は?黄色やピンク色でも心配ない!?

 

米麹で作る甘酒の保存法は?

 

米麹で作る甘酒は酵母が生きているので、常温での保存は厳しいです。冷蔵庫での保存期間は酒粕で作る甘酒と同じように1週間程度です。

 

もう少し長持ちさせたいという場合は、できあがった甘酒を「火入れ」しておきます。火入れすることで、少し長持ちさせることができます。

 

「火入れ」とは加熱するということですが、米麹で作った甘酒は発酵はさせていますが、火を通して作っていませんよね。ですので、加熱して殺菌しておくということです。ちなみに酒粕で作る甘酒は沸騰したお湯に溶かして作るので火を通していますね。

 

甘酒は栄養がたっぷりで、雑菌にとっても栄養満点で腐りやすいです。それを防止するために、火入れをします。

 

また、火入れをすることで次のような5つの効果があります。

✔ 甘味が増す

✔ 香りがよくなる

✔ 保存期間が長くなる

✔ 酸っぱくなるのを防ぐ

✔ 殺菌する

 

ちょっと火にかけることで、おいしくなって、保存期間が長くなるならやっておかないわけにはいきませんね。

 

こうして火入れをすることで、1週間しか持たなかった甘酒が、2週間から1か月は保存ができます。もちろん、1週間以内に使い切る場合は火入れの必要はありませんよ。

 

では、その火入れの方法をご紹介します。甘酒はできあがったらすぐに加熱しておきます。

1⃣ 甘酒を鍋に入れて、中火でゆっくり加熱します。

2⃣ 鍋の底がぶくっとひと煮立ちしだしたら火を止めます。沸騰前の70くらいで止めておきます。

 

沸騰するまで加熱しすぎないのがコツです。これでしばらく置いて、冷めたら容器に入れて冷蔵庫で保存します。

 

保存容器は、ペットボトルを使われる方も多いと思いますが、ペットボトルなどは中身もきれいに洗うのが難しく細菌も繁殖しやすいので、酒粕、米麹、どちらの手作り甘酒もプラスチック、できれば密閉できるガラスの容器に入れて保存します。ガラスの容器は煮沸消毒しておくと、より安心です。

 

ただ、やはり日数が経過すると、米麹の甘酒もどんどん酸っぱくなってくるので、早めに飲んだほうがおいしく飲めます。

 

火入れした甘酒は冷蔵庫で保存することで保存期限は1ヶ月と長くなります。

 

甘酒もいいですが、小豆を煮て、ぜんざいもいかかですか?その日の内に簡単にできる小豆の煮方はこちらです。

⇒ 小豆の煮方は簡単!おいしいぜんざいや煮小豆を時短で作ろう!

 

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甘酒の冷凍保存方法は?

 

米麹で作った甘酒も酒粕で作った甘酒も冷凍保存が可能です。ですので、ちょっと多めに作っても安心して冷凍しておけますね。

 

どちらで作った甘酒も保存の仕方は同じです。

 

甘酒を飲む分量、または使う分量ずつ使いやすいように小分けにして、密閉袋や容器に入れて冷凍保存します。

 

または、製氷機に入れて凍らせ、固まったら、ジップロックなどにまとめて移し入れておきます。

 

冷凍したものを飲むときは加熱せずに自然解凍するか、冷蔵庫でゆっくり解凍してから、加熱します。そうすると、もとのおいしさで飲むことができます。

 

冷凍庫に保存すると3ヶ月はおいしく飲めるので、1週間以内に使いきれないと思った場合は、早めに冷凍したほうがいいですね。

 

ただやはり、冷凍保存しても日数が経過するほどに酸っぱさが出てきてしまいます。

 

できれば一度に大量に作らず、1週間分くらいで飲める量を目安に作ることが、おいしく飲むコツかもしれませんね。

 

甘酒で飲まない時は、私は朝に飲むジュースにバナナやリンゴと一緒に入れて飲んでいます。使うのは50mlほどと少量ですが、おいしいですし、お肌もつやつやで体調もよく、おすすめです。

 

酒粕は甘酒以外にも、かす汁などにして使うのもおすすめです。酒粕の効果効能はこちらをご覧ください。

⇒ 酒粕の栄養と効果効能は?肌も腸内環境もきれいにするまさに飲む点滴!

 

まとめ

 

今回は手作り甘酒の保存法や保存期限についてご紹介しましたが、甘酒は腐りやすいものでもないので、酒粕、米麹、どちらで作った甘酒も1週間くらいなら冷蔵庫で日持ちすることがわかりましたね。

 

米麹で作る甘酒は、特に手間がかかるので少量ずつ作るのも面倒だと思います。冷凍する前提なら多めに作って保存しておくと便利ですね。

 

夏の季語でもある甘酒は夏バテの予防にも効果的ですので、できれば年中摂取しておきたいですね。ぜひ、この保存方法を活用して、甘酒をおいしく飲んでください。

 

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