春はわらびやウド、こごみにタラの芽など山菜のおいしい季節ですね。

 

タラの芽は天ぷらにするとすごくおいしいのですが、ご自分で調理をしたことがないという方も多いのではないでしょうか?実は私もそうでした。簡単に調理できそうですが、初めてだとちょっと不安ですよね。

 

と言うことで、今回は春の山菜、タラの芽の栄養や下処理、食べ方、保存方法などについて調べてみました。

 

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タラの芽とは?

 

春の訪れを知らせてくれて、山菜の代表格でもあるタラの芽は、「山菜の王様」と呼ばれています。

 

「タラの芽」というくらいですから、なんですが、そもそもたらの芽って何?と思う方もきっと多いですよね。日本の山に自生する「タラの木」の若芽で、詳しくは、ウコギ科の落葉低木のタラの木の若芽 です。

 

タラの芽の木はこちら、タラの芽は下の画像のようになっているんですね。

画像引用

 

ちなみにタラの芽に似てる春の山菜、こしあぶらも人気です。

⇒ こしあぶらの食べ方や下処理は?保存方法は冷凍や塩漬けもOK!天ぷらが絶品の山菜!

 

タラの芽は「芽」ですので、この「芽」の部分を摘んで食べるのですが、全部取ってしまうと、次の年には芽が出てこなくなってしまい、木が枯れてしまいます。

 

ですので、自然に自生しているものを摘む場合の取り方は、少し残すのがマナーとして行われています。もし、山菜採りで見つけたとき、特に大きすぎるものや小さくて食べられないものは収穫せずにおいておきましょう。

 

最近は、タラの芽の栽培物も増えてきていて、天然のものは桜のころに新芽がでて、4月から6月上旬ごろまでがですが、ハウス栽培のものはもう少し早い1月~3月くらいに出回ります。特に春一番の時期のタラの芽は食べ頃で柔らかくてもっちりした食感でおいしいので人気です。

 

独特の香りと味はほろ苦さが特徴で、春の珍味として人気のタラの芽は、それほどクセもなく食べやすくて、天ぷらや和えものにして食べられます。また、その香りがうどに似ているので「うどもどき」とも呼ばれています。

 

日本では食用や腎臓病や胃腸病などの治癒に薬用として昔から食べられてきました。また韓国や中国でも同じように薬用としても食べられています。

 

タラの芽はこれから芽吹いていくという新芽ですので、そこにエネルギーがぎっしりと詰まっている分、栄養も豊富です。主なものとしては、βカロテンやビタミンC、E、カルシウム、カリウムなどが含まれています。

 

その効果を見てみると、βカロテンやビタミンCには抗酸化作用があり、体の老化を防ぎ動脈硬化、脳溢血、糖尿病などの生活習慣病の予防、また、がんの抑制など、実に多くの効果効能が期待できます。

 

⇒ 抗酸化作用とは?簡単にわかりやすくご紹介!活性酸素を抑えて健康な体を!

 

カリウムは体内の余分なナトリウムや塩分を排出して血圧を低下させるので、高血圧の予防むくみの解消にも効果的です。

 

マグネシウムやカルシウムは骨や歯を作るのに不可欠な栄養素で、骨粗しょう症の予防にも効果があります。

 

また、タラの芽には葉酸も含まれ、妊婦には必要な栄養素で、特に赤ちゃんの体作りには欠かせませないため、妊娠中や妊娠を希望する女性にはおすすめの食材です。

 

⇒ 葉酸の多い食べ物や飲み物は?妊娠中や妊活中の方におすすめ食材18選!

 

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タラの芽の下処理は?

 

タラの芽の下ごしらえは、難しいものではありません。

 

調理する前には、根元が固くなっていたり、また、「はかま」と呼ばれる赤茶色になっている部分があれば切り落とします。はかまの中にはが入っていることがあるので、はかまを取ったらしっかりと洗います。

 

また、タラの芽にはとげがありますが、見た目ほど固くないのでこれは処理をする必要はありません。茹でたり、揚げたりすると柔らかくて気になりませんよ。

 

タラの芽にはアクが含まれているので若干苦みがあります。ただそれほど強くないので、あく抜きの下茹では不要です。

 

同じく山菜のこごみもアクが少ないので、下茹での必要がありません。下茹でがないと、そのまま調理ができて便利ですね。

⇒ こごみの食べ方、下処理の方法は?こごみはやっぱり天ぷらにしたら最高!

 

こちらは、タラの芽を採るところから、下処理、てんぷらにするまでの作り方をわかりやすく紹介している動画です。よかったら参考にしてみてください。

【動画: 山菜採り~タラの芽編】

 

おいしいタラの芽の選び方は?

 

新鮮でおいしいタラの芽を選ぶには、次の事に注意しましょう。

 

✔ 長さは5㎝ほどでふっくらとしたもの

✔ 新鮮でみずみずしいもの、ハリがあるもの

✔ きれいな緑色のもの

 

タラの芽は大きくなりすぎるとえぐみや苦みが強くなります。ですので、もし苦いのが苦手な方やお子さんは、小さめの芽が出る前の蕾の状態のものがおすすめです。あまり小さすぎると味がないのでおすすめしません。

 

逆にその苦みがほしい!と言う方には、少し芽の開いたものが、タラの風味を味わえるのでおすすめです。

 

タラの芽の保存方法は?

 

タラの芽を保存する場合は、新聞紙に包んで、さらに穴を数か所開けたビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。山菜は新鮮さが大事で、日数が経つとアクも強くなってきます。早く食べたほうが風味もいいですので、できるだけ早い消費をおすすめします。 

 

比較的傷むのが早く、冷蔵庫での保存期間は2~3日です。

 

また、タラの芽は風味は劣ってしまいますが、冷凍保存も可能です。冷凍する場合は、沸騰したお湯で、固めに1分ほど茹でて水でさっとさらします。しっかり水気を切って、密閉袋などに入れて、空気をしっかり抜いて冷凍保存します。

 

保存期間は約1ヶ月で、冷凍したものは、半解凍で和え物や塩漬けに使えますよ。

 

タラの芽のおいしい食べ方は?

 

タラの芽もこごみと同じく天ぷらがおいしくて人気ですが、素揚げや炒め物、塩漬けや茹でたものはパスタに和えるなど、いろんな調理法で使えます。

 

炒めるときは香りと食感を生かすために、加熱のし過ぎには気を付けましょう。また、お浸しにする場合は、さっと短めに1分半ほどゆでて食べると、香りや歯ごたえも楽しめます。茹でたものはお味噌で和えてもいいですね。

 

また、電子レンジで加熱して(500w、30秒ほど)、めんつゆをかけてかつお節を添えても、タラの芽の独特の味を楽しめます。

 

天ぷらにするには、衣は軽くつけて、かりっと揚げて食べるのがおすすめです。おいしくいただくには、ぜひてんぷらの油にもこだわってみてください。

 

天ぷらのおいしい揚げ方はご存知ですか?

⇒ 天ぷらの作り方、基本やコツは?衣の小麦粉の割合、サクサクの揚げ方は?

 

まとめ

 

今回は春の山菜、タラの芽の下処理や食べ方、保存方法や栄養についてご紹介しましたが、下処理も簡単でいろんな料理に使えるタラの芽、天ぷらだけでなく意外と使い方がありますね。

 

春にしか食べられないタラの芽、旬は1年に1度しかありませんので、その時期にはぜひ食べておきたいですね。

 

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